これからHALを連れて、入笠へ行ってくる。里は昨夜から朝にかけて少し雪が降ったようだが、いつまでも残るような量ではない。長野県の北部には大雪警報が出てているが、南北に長い信州は、北と、南部のこの辺りとでは全く天気は違ってくる。そういうことは当然分かった上の予報のはずだが、時には疑わしく思うこともある。ともかく、前回から1週間が過ぎて、上ではその間に二度ばかり降雪があったはずだ。それなりの準備はして行く。スコップ、山靴、スノーシューズ、ストック、羽毛服、手袋、スパッツ等々。
昼少し前に牧場管理小屋着。天気は時折日が射すも荒れ気味、積雪約15センチ、気温マイナス5度。
芝平の県道が市道に変わる第1堰堤より先にきょう、車の通過した形跡はなかった。積雪は、さほど苦にならない程度。オオダオ(芝平峠)まで上がると、諏訪側から来たと思われる轍が「枯れ木の頭」と入笠方向へと両方向にあった。その轍も、焼合わせからは左の未舗装道路へと向かっていて、牧場方向には新雪がそのまま荒らされずに待っていてくれた。この辺りから雪は増えたが、雪に車輪を取られることもなく、ド(弩)日陰も問題なく通過できた。
新雪が降る前に通った車の轍がうっすらと何本か見えて、特に大きな曲がりでは何故こんなに進路を外すのかと訝しく思うようなものを多数目にした。雪道のカーブはハンドルの切り方を甘目にし、遅れ気味にと言ってもいいが、雪の抵抗と、ハンドルの遊びを利用すれば、それで車は比較的素直に進んでくれるものだが、これは言うほど簡単でなく、経験が要る。それはともかく、人気のない山の中の処女雪の上を、スキーで行くような爽快感を味わえたのは良かった。
これで雪がもう一降りあれば、それでもう、車で牧場まで行くことは困難になるだろう。来週末の入笠行はどうするか。もう少し様子を見ることにするが、オオダオか池の平まで車で行ければ、スキーに登場してもらうつもりだ。サテ、どうなるか。
小屋ではあまり長居せず、必要な点検を済ませて、まだ降り足りなそうな雪雲に見送られて帰ってきた。
かんとさん、了解、奥方とローマのバカンスをお楽しみあれ。
予約、2月の第1週(、土、日)、3名になりました。ともかく、入笠牧場へは行きます。募る、便乗者。後悔はさせない。
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