入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

冬の入笠牧場、12月22、23、24日

2014年12月25日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など


 「冬の星座を眺めて」などと好きなことを書いて、またしても天候に味方してもらえず、長い雪道を6時間かけて登った。それでも雪雲の乱れ飛ぶ合間に、暗い森の梢の向こうに冬の輝く星々を見ることができた。苦労が報われたという気にもなれたが、この味わいは魔性を孕み禁断ゆえ、お勧めはできない。仮によほど天候に確信が持てたとしても、夜間行動を伴う冬山の6時間の雪道である。この時期の雪は、スノーシュー(ズ)を履いていても踝まで潜るモナカ状で、足にくる。歩き方にも工夫が要る。


    雪に埋もれた軽トラック

 翌日23日は良い天気で、2名ほどの来訪者のお相手をした他は、漫然として過ごした。他にも「遊びに行きたい」という℡があったが、不慣れな雪道に難渋してか、このグループは途中で断念すると連絡してきた。
 予約を受けていた富士東高校ワンダーフォーゲルの一行は、4時過ぎの到着だった。若い元気な登山者は、いつ見てもいい。静岡県は、高校生の冬の登山活動も認められているそうだ。ただし、許可を得るためにはそれなりの手続きが必要のようだ。




  24日朝7時過ぎ、元気に去っていく一行7名を見送る

 まあそれでも、月明かりや星明かりの中をあまり遠くへは行かぬようにして、近くの雪の森の中を歩いてみたらいい。そしたらきっと聞けるだろう、「洞穴の住人」や「NOMAD(=放浪者)」の囁きが。
 

 山小屋「農協ハウス」の冬季営業に関しましては、11月17日のブログをご覧ください。12月5日、9日のブログも参考にしてください。
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