入笠牧場その日その時

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       入笠牧場の星夜、その魅力と実力 (5)

2014年12月12日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

木星                                                     Photo by かんと氏
 
 失敗は続く。一昨日、12月9日の「すばる」の写真は、かんと氏の作品ではなくTBI氏の作品でした。かんと氏よりコメントをいただき判明。お二人にはまったく申し訳ないことをしてしまいました。まずここで、心からお詫びと訂正をさせていただきます。かんと氏の作品はGメ-ルで受け、TBI氏の作品はYhooメ-ルで受けていたにもかかわらず、対象とした星座が同じであったため、すっかり混同してしまいました。猛省。
 また、昨日投稿直前で、上記の訂正をやっていたら、いつの間にか自動保存が破棄されてしまったらしく消えてしまい、昨日は投稿を断念するはめに。

 今日の木星の写真に添えてくれたかんと氏の説明。「木星は200mm反射望遠鏡で撮りますが、先日は持っていなかったので、星雲を撮っていた85mm屈折望遠鏡で無理やり焦点距離を伸ばし撮影したものです。木星の左に写っている小さな点がガリレオ衛星で、左から「イオ」「ガニメダ」です。木星のほくろは衛星の影でイオかガニメダのどちらかです」
 なお、「ガリレオ衛星」とは、かのガリレオ・ガリレイが発見した木星を周回する4つの衛星の総称。

 昨日書いたことを再度思い返してみる。今月発売の「文芸春秋」新年号の特集は「戦後70年『70人の証言』」と題して、興味深い内容の発言が多数載っていた。就中、横田早紀江さんの言葉には特に心が動かされた。
 だんだんと残された時間が少なくなりつつある中、長年の念願であっためぐみさんとの再会を果たせないままに逝くことになってしまったら、愛娘の彼女にどんな言葉を残してやりたいかと聞かれて応えた言葉だ。
 中学1年という若さで拉致されて、北朝鮮という異国で味わったであろう辛い暮らしを母親としてまず慮り、家族や周囲が全力で救出の努力をしてきたがうまくいかないかもしれないと案じ、その上で、しかしそれそれでもめぐみさんは「立派に自分の役割をはたした」と称える。つまり、北朝鮮という国、拉致という非道、拉致被害者の救出の意味、日本という国に対する疑義、そういうもろもろのことを世界中に伝えるいう「役割」を、めぐみさんは若い身でしっかりと務めたのだと。その上で「大事な意味のある人生でしたよ、ご苦労様でしたね言ってあげたい」と、やさしくねぎらいの言葉をかけ、結んでいる。
 37年にもわたる長い間一途に、子を想う母親の気持ちを、横田早紀江さんこそが体現されたのだと思い、涕けた。

 昨日は雨だったが、気温はそれほど下がらなかった。恐らく上も雪にはならなかっただろう。

 山小屋「農協ハウス」の冬季営業に関しましては、11月17日のブログをご覧ください。また12月5日、9日のブログも参考にしてください。

 
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