石匠風間ブログ!

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八木橋おやじバンド大会

2006-07-24 | 音楽
昨日、遂に本番!おやじバンド大会に出演してきました。機材のセッティング、リハーサルなどのため朝8:30の集合。
集合場所熊谷寺に行くともうほかのバンドはそろっていてぼくらが最後だった。

ぼくたちカザマロックスはギター×1、ベース×1、ドラム×1&ボーカル×1という極めてシンプルなバンドなのでさほどセッティングというほどのものはないけど、ぼくがわがままで、自分のアンプを持ち込んだりしたから多少の設営にはなったか。

おやじバンド8組の中でうちらだけ浮いてたような気もした、というのも他のバンド意外とおとなしめというか、アダルトな雰囲気の人たちばかりだったから、いい歳こいてハードロックって場違いかなあ?とリハーサルしながら不安になった。

10:30ころ「もう開演待ちのお客が行列作ってるよ!」ってんで、驚いて見に行ったら、、、
驚いた!これはバンド演奏を聴くための列なのか?って疑問になるほど年齢層が高い!
気分は老人ホームの慰問。

ますます自分たちの演奏が場違いな気がしてきて、こりゃあお呼びでなかったかなあ?とさらに不安になった。

スケジュールどおり3バンド目、1:30ころ出番が回ってきた、ケーブルをつないで軽くチューニングを確認して相互の準備を確認して、いよいよ音を出す。
この瞬間!心臓が飛び出しそうな、ぴんと張り詰めた一瞬!そう、この瞬間のためにやってるんだ。

MCの紹介コメントは「おじいちゃんがた、少々うるさいのを我慢してください、へヴィメタルですから」
おいおい、へヴィメタではないのよ!まあこのギャラリーにとってはハードロックも経ヴィメタも大差ないか。

で、まあ演奏はそれなりにできたんじゃないかな。結構間違ったけど想定範囲内。3曲演り終えて、プロミュージシャンからコメントをもらう。おそらくおやじバンド相手なのでかなり甘いコメントなのだろう、とてもほめられた。控え室に行ってからも一緒にタバコ吸いながらいろいろ話してくれた。満足マンゾウ

素人の合間にプロの演奏=「ももかん」という美中年ギターデュオ、フォークギター2本で無茶苦茶いい音させてた。思わずCD買っちゃった、もちろんサインしてもらう。素人と玄人との絶対的な違い、それは無駄な音の無さだと思う。当たり前のようだけど難しい、弾くつもりでなくてもかすかに弦に手が当たってしまい無駄な音が出る。当たってもいいように使わない弦を確実にミュート(消音)しなくてはいけない。

あと当たり前なことだけど、やっぱり難しいリズムキープ。気をつけていても1曲通じてキープするのは至難だ。
だから、いつもプロのプレイを間近で聴くと畏敬の念を抱く。

で、最後は全バンドで「Hey Jude」を歌う。お約束だね。そんで審査なのかと思ったら、
「それでは皆さんまた来年お会いしましょ~」
あれ?審査無いんだ。ああ、だからコンテストでなくて大会なんだな。まあいいや、気持ちよかったから。とても楽しい経験をさせてくれたバンドのみんな、八木橋のスタッフ一同様、本当にありがとうございました。CIMG1135.jpg