新撰組!
2004-07-19 | 歴史
暑い日が続く。厳しい日差しのせいで黒人のように黒くなってしまった!しかも手と顔だけ。年取ったらぼろぼろお肌になるのかなあ?
久々にNHK大河ドラマにはまった。
昔は『黄金の日々』とか『徳川家康』とか『独眼流正宗』とか、一所懸命見てたものだ。今回の『新撰組』も期待はしてなかった、むしろ絶対つまらないだろうなとタかをくくっていた。
もともとぼくは新撰組が好きじゃなかった。新撰組関係の本をあえて読まずに来た。坂本龍馬フリークのぼくにとって佐幕派の急先鋒である新撰組はどうみても悪役だった。同じく白虎隊も嫌いだった。忠義の志士といはいえ時代を読めないマヌケたちだと決め付けていた。日本国の進化を阻害していたのだから国賊であると思ってた。
さらに、近藤勇に香取慎吾!このキャストは無いだろう!とドラマとして認めてなかった。まあ、今でも香取の近藤には違和感を感じるが、何度か見ているうちにそれも慣れてきたし、そんなことより君主に忠節を通そうとする生き方、彼らなりの武士道に徹する姿勢に強く惹かれた。
意見の合わないものを殺してしまうところなどはいささか問題のある集団だとも思う。自己顕示欲の異様な強さもどうかと思う。現実には忠節よりも自己顕示欲のほうが真実の動機なのかもしれない。三谷幸喜の脚本もところどころに笑いを入れようとしてるんだけど、イマイチ収まりの悪さを感じる。
そんな「新撰組」だが、それでも若者たちが世の中に対し真剣に考え行動する、その姿を見ていると心の底から震えてくる!フィクションと分かっていても。
昨日はクライマックスのひとつ『池田屋事件』、新撰組は浪士を殺しまくる。浪士は「おまんら間違うとるぞ!」と訴える。近藤勇は少しもひるむことなく「公儀に楯突けば何人たりとも斬る」と浪士を切り倒す。
待ち受けているのは破滅である、もしかしたら彼ら(新撰組)も薄々分かっていたのかもしれない。そんな風に考えるとなんだかとても切なくなる。
池田屋襲撃を知った坂本龍馬が「近藤!日本人同士で殺しあってる場合か?」と嘆くシーンはお約束ながらジインとしてしまった。
やっぱ、明治維新、最高!
久々にNHK大河ドラマにはまった。
昔は『黄金の日々』とか『徳川家康』とか『独眼流正宗』とか、一所懸命見てたものだ。今回の『新撰組』も期待はしてなかった、むしろ絶対つまらないだろうなとタかをくくっていた。
もともとぼくは新撰組が好きじゃなかった。新撰組関係の本をあえて読まずに来た。坂本龍馬フリークのぼくにとって佐幕派の急先鋒である新撰組はどうみても悪役だった。同じく白虎隊も嫌いだった。忠義の志士といはいえ時代を読めないマヌケたちだと決め付けていた。日本国の進化を阻害していたのだから国賊であると思ってた。
さらに、近藤勇に香取慎吾!このキャストは無いだろう!とドラマとして認めてなかった。まあ、今でも香取の近藤には違和感を感じるが、何度か見ているうちにそれも慣れてきたし、そんなことより君主に忠節を通そうとする生き方、彼らなりの武士道に徹する姿勢に強く惹かれた。
意見の合わないものを殺してしまうところなどはいささか問題のある集団だとも思う。自己顕示欲の異様な強さもどうかと思う。現実には忠節よりも自己顕示欲のほうが真実の動機なのかもしれない。三谷幸喜の脚本もところどころに笑いを入れようとしてるんだけど、イマイチ収まりの悪さを感じる。
そんな「新撰組」だが、それでも若者たちが世の中に対し真剣に考え行動する、その姿を見ていると心の底から震えてくる!フィクションと分かっていても。
昨日はクライマックスのひとつ『池田屋事件』、新撰組は浪士を殺しまくる。浪士は「おまんら間違うとるぞ!」と訴える。近藤勇は少しもひるむことなく「公儀に楯突けば何人たりとも斬る」と浪士を切り倒す。
待ち受けているのは破滅である、もしかしたら彼ら(新撰組)も薄々分かっていたのかもしれない。そんな風に考えるとなんだかとても切なくなる。
池田屋襲撃を知った坂本龍馬が「近藤!日本人同士で殺しあってる場合か?」と嘆くシーンはお約束ながらジインとしてしまった。
やっぱ、明治維新、最高!