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参議院選挙

2004-07-11 | 政治経済
今日、参院選の投票そして開票結果がはっきりする。今現在どうやら「民主党の大躍進、自民敗北」というのが大方のテレビの意見だ。さらには「小泉総理の責任論浮上」などと煽っている。

前から思っていたのだけれど、確かに小泉総理には国政運営には下手なところがある、国家元首として頼りないところもある、でもだからといって彼に変われる総理が現在いるとは思えないのだ。
誰が総理でも現在の経済不況は変わらないと思う、もちろん今までの首相のように問題先送り的な経済政策を採れば別だが。年金問題はこれはもうどうしようもないだろうに。誰がすっきり改革できるというのだ?外交問題も頼りないなりに精一杯やってくれてるんじゃないかな?拉致被害者は少しずつ帰ってきているのだから。

小泉首相を否定するのは改革の痛みに耐えられないということか。問題先送りとわかっていても今がつらいのよりいいということか?
ここで小泉を否定してしまったら今までの改革の痛みが水の泡じゃないのかな?

っていうか、正直言ってぼくも政治の詳しいところはよく分からないよ、わからないけどね、でも小泉さんが改革を掲げて始めたことの結果がどうなるのか?それを見たいのだ!あるいはとんでもない悪政なのかもしれない、よりひどいことになるのかもしれない、それでも一度始めたことを中途半端に打ち切って元の木阿弥に戻していいのかな?

マスコミが言うとおりに心を動かしていて、それで本当にいい国になるのか?こんなにしょっちゅう国家元首が交代する国でいいのか?

ところで今回鈴木宗男の選挙活動を見ていてちょっと引っかかった。犯罪は犯罪として裁かれなくてはならないけど、もしかしてああいうタイプの政治家はどうしても必要なんじゃないかということを感じてしまった。それはもう良い悪いの範疇を超えたところでの話として。