石匠風間ブログ!

読書、音楽、雑学

子供・市民のためにやるバンド

2002-04-21 | 音楽
先日ビッグタートルで深谷青年会議所主催の福祉祭り「ウエルフェスタ」が開催され、その中でほんの2曲ほど演奏してきました。
この祭りは主に福祉施設の人たちを招待して様々なイベントに参加してもらい市民の交流を深めるという意義深いものです。

そして、保育園児たちの歌う「おさかな天国」を後ろのトラックの上で伴奏し、皆に歌ってもらうべく「明日があるさ」を熱演してきたというわけです。2曲とも主催者側の依頼曲で、頼まれたとき若干の戸惑いはありました。何せ普段演奏しているのが「ヴァンヘイレン」ですから。
でも、みんな楽しそうに歌っている様子に結構満足感を覚えました。

アマチュアバンドをやっている人はきっと同じような迷いを感じると思います。つまり「自分たちのやりたい音楽OR人にウケル音楽」というバンドの方向性の問題。逆に言えば、「人に受けるために聞いてもらうために演奏するのか自己満足でよいから誰も聞いてくれなくてよいから演奏したいのか」です。
ぼくの「ベスト」は、洋楽ハードロックで3人編成バンドでインストロメンタル(歌なし)、これじゃ受けないよね(涙)。

まあ、やりたい音楽が万人受けすれば一番いいのだけれど、それは稀なケース。おそらくバンドマンはこの両方向のバランスを考えながら選曲していることと思います。プロだってライブのとき自分のレパートリーの中からヒット曲を欠かさないしね。(プロのライブレパートリーはスポンサーやプロデューサーが決めるらしい)

ぼくの場合は「KAZAMAロックス」で万人受け路線を目指し、「KAZAMAキングス」でやりたい音楽のみを追求するという恵まれた環境を持っていますが。それでも、「KAZAMA万人受けロックス」の中でもいまはユーミンをやってるけど、もっと子供向きの曲にすべきかなと贅沢な悩みを持ってたりします。

一度保育園児30人くらいをボーカルにしてアニメソングや童謡だけをやるバンドを組んでみたいです。