青木一香展を観てきました。会場はかつてたびたび訪れた場所でもありました。こんもりと茂った林を抜け、建物の入り口を開けると、ロビーの奥から強烈なインパクトで目に迫ってきたのは、紛れもない青木一香さんの作品たちでした。強烈なインパクトと言っても、それは心をかき乱したり不安に陥れたりするようなものではなく、日頃忘れ失いかけていた何かを思い起こさせずに入られないという意味での強いインパクトでした。しかも太古の被造物である大理石に取り囲まれた空間の中で、墨を基調とした黒い作品たちは、それに応えるかのように、恐らくこれまで以上に深く静かにそのことを語っているようにも思えました。
会期期間は、今日と明日の二日間、是非とも観に行っていただきたい作品たちです。大理石で敷き詰められた床に置かれたこれらの作品たちの前に立って、人はきっと黒い色彩が語る何かを感じ得るに違いありません。
会期期間は、今日と明日の二日間、是非とも観に行っていただきたい作品たちです。大理石で敷き詰められた床に置かれたこれらの作品たちの前に立って、人はきっと黒い色彩が語る何かを感じ得るに違いありません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます