今年は稲もどき=ヒエに代わってオモダカが充満していますが、稲の方もそれなりに負けじと頑張っています。ところが一昨日、田んぼの周辺の草刈りをしていたところ、数か所稲の倒伏している箇所が目に入りました。田んぼに入ってみれば、倒れた稲の根元に鋭く残された足跡は確かに動物のもの。
昼時、地区の秋祭りの集会でイノシシの出没が話題となり、我が家の田んぼがイノシシにやられていないことが取り上げられ、多少満足感と安心感を抱いていたところでした。米作りをして丸19年、その間近隣の田んぼはイノシシの侵入被害から、電気柵が徐々に取り付けられ、今や地区で電気柵をしていないのは我が家の田んぼだけになってしまっていました。
現場を目撃したわけでないことと、イノシシ特有の“泥遊び”の形跡がないので、イノシシだと断定できませんが、電気柵のしていない唯一の我が家の田んぼに侵入してきた可能性は否定できません。昨年のヒエに続いて今年もか、との思いも抱きながら一昨日、昨日の二日間、倒伏した稲の内再生できそうなものの修復にあたりました。
歳重ね、顔よりも心に刻む皺多き、モンテーニュの『エセー』の一言を自問しつつ。
昼時、地区の秋祭りの集会でイノシシの出没が話題となり、我が家の田んぼがイノシシにやられていないことが取り上げられ、多少満足感と安心感を抱いていたところでした。米作りをして丸19年、その間近隣の田んぼはイノシシの侵入被害から、電気柵が徐々に取り付けられ、今や地区で電気柵をしていないのは我が家の田んぼだけになってしまっていました。
現場を目撃したわけでないことと、イノシシ特有の“泥遊び”の形跡がないので、イノシシだと断定できませんが、電気柵のしていない唯一の我が家の田んぼに侵入してきた可能性は否定できません。昨年のヒエに続いて今年もか、との思いも抱きながら一昨日、昨日の二日間、倒伏した稲の内再生できそうなものの修復にあたりました。
歳重ね、顔よりも心に刻む皺多き、モンテーニュの『エセー』の一言を自問しつつ。