度々田んぼのイネモドキについてはお伝えしてきましたが、気温が多少下がり始めた先週半ば頃からイネモドキは一斉に実をつけ始め正体を露わにしてきました。根元を見ないと稲と見分けがつかなかった段階では、ある程度まで除去できると思っていたのが、それが全く見当違いであることが判明したのです。見渡せば田んぼのほぼ全域がイネモドキに覆われ,稲が日陰者にされていることが一目瞭然となってきました。更に加えて、これまで倒伏することのなかった稲が,背丈の高いイネモドキに煽られ重なって、4箇所約3メートル四方の範囲で倒伏していました。
今の体調を考えると,これはもう降参するしかない、と一瞬思いました。米作りを初めて18年、とうとう年貢の納め時のようにも思いました。でもしかし、されど18年、降参するにはちょっと待て、侵略されていない稲はまだ多少は残っている上、稲刈りまでには1ヶ月以上時間がある、無理せず、体調に合わせてイネモドキと付き合ってみよう、と思い改めました。一騎当千ならぬ四面楚歌、頼りなきか細き老骨一身を叱咤激励、やれるところまでやってみようと思っています。
それにしても18年、これほどのイネ科の雑草・イネモドキの大群に襲来されたのは初めてです。恐らく収穫は去年の半分ほどいけば良しといったところでしょうか。6月末から7月一杯、除草しなかった結果なのか、それとも酷暑続きの影響なのか、確かなことの一つは、除草剤を一切使っていないことだけでなく、未だ充分に熟知していないわが有機農法にあったような気がします。それこそ無駄な抵抗と知りながらも降参できない理由なのかもしれません。
確かなことはもう一つ、コスト=お金をベースにした現代合理主義の物差しで計れば、非効率的、非合理主義この上ないと言うことです。ちなみに月中から今日まで6回(6日)田んぼに入っていますが、山で言うと、1合目にきたのかな、の感じです。
今の体調を考えると,これはもう降参するしかない、と一瞬思いました。米作りを初めて18年、とうとう年貢の納め時のようにも思いました。でもしかし、されど18年、降参するにはちょっと待て、侵略されていない稲はまだ多少は残っている上、稲刈りまでには1ヶ月以上時間がある、無理せず、体調に合わせてイネモドキと付き合ってみよう、と思い改めました。一騎当千ならぬ四面楚歌、頼りなきか細き老骨一身を叱咤激励、やれるところまでやってみようと思っています。
それにしても18年、これほどのイネ科の雑草・イネモドキの大群に襲来されたのは初めてです。恐らく収穫は去年の半分ほどいけば良しといったところでしょうか。6月末から7月一杯、除草しなかった結果なのか、それとも酷暑続きの影響なのか、確かなことの一つは、除草剤を一切使っていないことだけでなく、未だ充分に熟知していないわが有機農法にあったような気がします。それこそ無駄な抵抗と知りながらも降参できない理由なのかもしれません。
確かなことはもう一つ、コスト=お金をベースにした現代合理主義の物差しで計れば、非効率的、非合理主義この上ないと言うことです。ちなみに月中から今日まで6回(6日)田んぼに入っていますが、山で言うと、1合目にきたのかな、の感じです。