農文館2

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

「康花 あの頃のように」ー自死に立ち向かって

2013-06-20 14:49:06 | 日記
 「農文館2」の立ち上げが遅れたもう一つの原因は、添付したチラシの写真にもありました。写真の文字が読み取れるかどうか、心もとないのですが、康花の4冊目の本が来月7月に郷土出版社から発行されます。タイトルは表題通り『康花 あの頃のように』と言うものです。出版社の社長・編集長であり作家でもある神津良子さんが付けたものです。康花の才能を高く評価され、一人でも多くの方々に知ってもらえるお手伝いができたらと、康花の絵と詩作の出版を昨年の6月にお話いただいたのです。

 昨年の6月いえば、晶文社から出る『美しい人』の他、9月の「康花美術館」開館のために時間に追われるような毎日を過ごしておりました。今年に入って漸く時間が取れるようになり、この本の編集に携われるようになったのです。言葉を裏返せば、又忙しくなってしまったと言うことです。
 もう一つは、このチラシの目的である、本の出版に合わせ「康花 あの頃のように」を「康花美術館」でも企画したことでした。本の原稿の方は手元を離れ一段落しましたが、美術館の方はその準備の真っ最中です。

 そんなわけで「農文館2」の立ち上げが遅れてしまったのですが、これからは出来る限り又お便りするよう努めるつもりです。

 なお、康花は「農文館」発起人の一人です(と言うよりか発起人は小生と彼女二人でした)。その彼女の美術館と彼女の本に、是非一度眼に触れていただけたらと願っています。今回の企画展と本は、彼女が精神的肉体的に重い病を背負いながら,そしていつも死の崖っぷちにありながらも、その誘惑から立ち直るきっかけとなった彼女の「あの頃」の時代に基づいています。年間の自殺者が3万人を切ったそうですが、それでも世界有数であることに変わりありません。生と死を考える上でも、彼女の30年と8ヶ月の人生から生み出された作品が少しでもご参考になればと思っています。ご来館をお待ちしています。企画展は7月13日から10月14日までです。


田んぼの除草

2013-06-20 09:24:06 | 日記
 今週の月曜日17日、田んぼの草取りを行いました。例年通り2条式と1条式の手押しの除草機です。昨年よりは10日余り遅れてからの除草でした。田んぼの水面を見る限り、雑草の生え具合が昨年ほどではなかったのが理由です。

 午前中4時間、午後2時間半で、取りあえず1反弱の田んぼの草取りは終えることができました。昨年は2度ほどの草取りでしたが、今年は1度だけで済みそうです。米ぬかを使っていた当時と比べると雲泥の隔たりのあるほどの省力化です。10年余り米ぬか除草に頼ってきましたが、気候土地柄によっては、この有機農法が普遍的でないことが分かりました。それにしても気がつくのが遅すぎました。歳を重ね、肉体の劣化を感じているこの頃、一緒に田んぼに入った天国の娘が知恵を授けてくれたのではないかと、思っています。

 一人田にて除草するも 青山緑風を運び 痩身に事の他優しき

「農文館」再開

2013-06-19 12:00:03 | 日記
「農文館」を再開いたします。ブログ「農文館」のパスワード変更手続きで、これまでまでの「農文館」に接続できなってしまいました。そのため、新たに「農文館2」を立ち上げ、これまで通り継続することにしましたのでよろしくお願いします。