「農文館2」の立ち上げが遅れたもう一つの原因は、添付したチラシの写真にもありました。写真の文字が読み取れるかどうか、心もとないのですが、康花の4冊目の本が来月7月に郷土出版社から発行されます。タイトルは表題通り『康花 あの頃のように』と言うものです。出版社の社長・編集長であり作家でもある神津良子さんが付けたものです。康花の才能を高く評価され、一人でも多くの方々に知ってもらえるお手伝いができたらと、康花の絵と詩作の出版を昨年の6月にお話いただいたのです。
昨年の6月いえば、晶文社から出る『美しい人』の他、9月の「康花美術館」開館のために時間に追われるような毎日を過ごしておりました。今年に入って漸く時間が取れるようになり、この本の編集に携われるようになったのです。言葉を裏返せば、又忙しくなってしまったと言うことです。
もう一つは、このチラシの目的である、本の出版に合わせ「康花 あの頃のように」を「康花美術館」でも企画したことでした。本の原稿の方は手元を離れ一段落しましたが、美術館の方はその準備の真っ最中です。
そんなわけで「農文館2」の立ち上げが遅れてしまったのですが、これからは出来る限り又お便りするよう努めるつもりです。
なお、康花は「農文館」発起人の一人です(と言うよりか発起人は小生と彼女二人でした)。その彼女の美術館と彼女の本に、是非一度眼に触れていただけたらと願っています。今回の企画展と本は、彼女が精神的肉体的に重い病を背負いながら,そしていつも死の崖っぷちにありながらも、その誘惑から立ち直るきっかけとなった彼女の「あの頃」の時代に基づいています。年間の自殺者が3万人を切ったそうですが、それでも世界有数であることに変わりありません。生と死を考える上でも、彼女の30年と8ヶ月の人生から生み出された作品が少しでもご参考になればと思っています。ご来館をお待ちしています。企画展は7月13日から10月14日までです。
昨年の6月いえば、晶文社から出る『美しい人』の他、9月の「康花美術館」開館のために時間に追われるような毎日を過ごしておりました。今年に入って漸く時間が取れるようになり、この本の編集に携われるようになったのです。言葉を裏返せば、又忙しくなってしまったと言うことです。
もう一つは、このチラシの目的である、本の出版に合わせ「康花 あの頃のように」を「康花美術館」でも企画したことでした。本の原稿の方は手元を離れ一段落しましたが、美術館の方はその準備の真っ最中です。
そんなわけで「農文館2」の立ち上げが遅れてしまったのですが、これからは出来る限り又お便りするよう努めるつもりです。
なお、康花は「農文館」発起人の一人です(と言うよりか発起人は小生と彼女二人でした)。その彼女の美術館と彼女の本に、是非一度眼に触れていただけたらと願っています。今回の企画展と本は、彼女が精神的肉体的に重い病を背負いながら,そしていつも死の崖っぷちにありながらも、その誘惑から立ち直るきっかけとなった彼女の「あの頃」の時代に基づいています。年間の自殺者が3万人を切ったそうですが、それでも世界有数であることに変わりありません。生と死を考える上でも、彼女の30年と8ヶ月の人生から生み出された作品が少しでもご参考になればと思っています。ご来館をお待ちしています。企画展は7月13日から10月14日までです。