美術館の休館日となる月曜日と火曜日の午前中は、田んぼの雑草取りをしています。お相手は主にホタルイと稲もどきです。これまで、稲の表通りは手押しの除草機でそれなりに駆除したのですが、稲と稲との間に繁茂したホタルイは手で取るよりほかありません。そうしないと、稲に当たる日差しを遮ってしまうだけでなく、稲刈りの時に稲にごっそりと纏わりついてしまい、脱穀に際しても、ホタルイの種がお米に混じってしまうからです。
そんなわけで今年はホタルイに難儀しているのですが、稲もどきもどうしてどうして、6月初めに草取りのために田んぼに入っておよそ一ヵ月半、初めの頃はなかなか見分けのつかなかった稲もどきが正体をあらわにし、予想以上に繁茂していることがわかったのです。そろそろ茎の中に実を潜める頃にも拘らず、稲もどきは背丈ばかりが伸びて茎も平べったく実がついていないこと一目瞭然でした。十年前ならば、何が何でもと頑張るのですが、残念ながら時間も体力も応じきれそうにないのが正直なところです。続きは来週にすることにします。
それにしてもいつものことながら思います。農薬や殺虫剤、化学肥料が普及していない頃のお百姓さんは偉かった、と。
そんなわけで今年はホタルイに難儀しているのですが、稲もどきもどうしてどうして、6月初めに草取りのために田んぼに入っておよそ一ヵ月半、初めの頃はなかなか見分けのつかなかった稲もどきが正体をあらわにし、予想以上に繁茂していることがわかったのです。そろそろ茎の中に実を潜める頃にも拘らず、稲もどきは背丈ばかりが伸びて茎も平べったく実がついていないこと一目瞭然でした。十年前ならば、何が何でもと頑張るのですが、残念ながら時間も体力も応じきれそうにないのが正直なところです。続きは来週にすることにします。
それにしてもいつものことながら思います。農薬や殺虫剤、化学肥料が普及していない頃のお百姓さんは偉かった、と。