昨日の午後、松本市立美術館の市民講座で銅版画の講義指導をされている多摩美術大学教授の渡辺達正先生にお会いしてきました。先生は、康花が大学院生の頃の指導教授で、2009年5月に東京で開催した「康花展」にも来て頂きました。その折、康花の銅版画の原版が大学にいくつか残されているのではないかと、お調べいただいておりましが、結局その後見つからなかった、とのことでした。ところが今回、久方振りにお会いして、大判の原版が見つかったとのお話を頂いたのです。
銅版画の原版は少し残っているだけで、ほとんどが見当たっていないので、今回のお話は最大級の朗報でした。加えて先生は、もし小作品の原版があれば増刷に力を貸して下さるとも言ってくれました。原版も含めて版画作品の方も、整理ができたら特別企画の形で展示できたらと思っています。これも先生の発見とご好意がなければ実現できないことで、この場を借りて心より御礼申し上げます。
ちなみに康花の作品は、鉛筆、木炭、水彩、アクリル、テンペラ、油彩、木版、銅板によるものがありますが、特に銅板は彼女の美意識、哲学を最も表現できる手段であったようです。
銅版画の原版は少し残っているだけで、ほとんどが見当たっていないので、今回のお話は最大級の朗報でした。加えて先生は、もし小作品の原版があれば増刷に力を貸して下さるとも言ってくれました。原版も含めて版画作品の方も、整理ができたら特別企画の形で展示できたらと思っています。これも先生の発見とご好意がなければ実現できないことで、この場を借りて心より御礼申し上げます。
ちなみに康花の作品は、鉛筆、木炭、水彩、アクリル、テンペラ、油彩、木版、銅板によるものがありますが、特に銅板は彼女の美意識、哲学を最も表現できる手段であったようです。