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大「朝日新聞」の噓くささ? は続く

2022-02-08 09:40:21 | 日記
お断りしておきますが、このタイトルを取り上げたのは、マスコミが「よいしょ」する石原さんや安倍さん達から指示されたということではありません。ただ大『朝日」が「左翼」的? なのかどうかは知りませんが、はっきりしているのは、「煮えたかどうだか」分からない論調に見慣れている読者諸兄にとって、何かと物議をかもす人気スターのお二人が言ったとしても不思議でないと思うかもしれません。

何十年前のことになるのでしょうか、小生が、進歩派を任じてている大「朝日新聞」の嘘くささに気付いたのは、「朝日」の看板でもあった「天声人語」の記事でした。記事内容は、当時話題となっていたキャッチセールについてのことで、キャッチセールにひっかかる若者たちがいずれも高学歴だったということでしたが、問題は、天声人語氏が「どうして高学歴の優秀な若者がひっかかかるのか?」という疑問文にありました。確かに功利主義を土台に築かれた大学が一面損得のイロハを学生に植え付ける場となっていることは否定できませんが、余りにもあからさまな天声人語氏の教養に唖然とせざるを得なかったのです。なぜか? 天声人語氏の疑問の背後には、「高学歴でない若者ならば」という前提が見え見えに写っていたからです。教養は,場合によって本音を隠す蓑にもなりますが、単刀直入に言わせてもらうならば、彼は公然と「学歴差別」を全国紙を通じて喧伝したに他なりませんでした。
後日談は続きます。その記事が「天声人語」であったかどうかは定かではありませんが、大学受験生の「地方化」に反対する記事でした。掻い摘んで言えば、「少年よ大志を抱け!」の累です。地方にいてはうだつは上がらない、大東京に出てきなさい、と言うのです。もう何をかいわんや、です。下請け機関である『週刊朝日』の(大東亜戦争を煽った当時を振り返えさせられるような)毎年の受験戦争を煽る大学序列、進学校満載のベストセラーが、揺るぎない大『朝日新聞」の立ち位置を高らかに語っているのは周知の通りです。その影響たるや、例えば、乗数効果よろしく若者の政治離れを援護すること知ってか知らずか、今日的状況に「メス」を入れることはないのです。

残された人生の少なさを日々身をもって感じさせられている今日この頃、今更、日本のジャーナリズムの異常性を語る記者クラブすら改革できない大『朝日」の批判云々もない気がしていますが、さすが下請け「AERA」(2月14日)の「朝日」の編集委員藤生明氏の記事を読んで、余りの酷さに我慢できなかった、と言うのが正直なところです。死者に鞭打つほどに気概はありませんが、石原さんについて、「後世、どう評価するか」だというのです。それはないでしょ。寡聞ながら、朝日の解説委員の言説がいつも似たりよったりなのは理解しているつもりですが、「ヒットラー」で大騒ぎしている最中、根っから「差別主義者」、誰しもが潜在意識化にあるとはいえ、について、言論人の貴方が「後世、どう評価するか」、「逃げの一手」は、やはりないように思います。フジテレビのマスコミ人気スター反町さんに遠く及ばないどころか、旗幟鮮明をモットーとする? フジ・サンケイ、読売さんはほくそ笑んでいうることでしょう。かつて昔教壇に立っていた頃、ゼミの学生のレポートを見て、「味噌汁で顔を洗ってこい」と譬えで言ったのが思い出されますが、今だったら、「パワハラ」で大学を放逐されたかもしれませんが、小生にとっては、その類のレポートでした。

いずれにしても、天声人語氏以来、「朝日」の体質は変わっていないことを言いたかったのです。もちろんあのNHKですら裏番組には例外があるように、「朝日」にも多少散見しているようですが、貧しさと戦争と地方の劣化を多少知る世代取っては、やはり黙認してはいけないことでもあったのです。



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