農文館2

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「戦争を忘れない」展・ご案内

2015-07-12 10:56:25 | 日記
暑中お見舞い申し上げます

戦後70年、戦争を多少知る者として、今日ほど戦争を語り継ぐことが
求められている時はないように感じています。
当康花美術館が松本に開設されてこの9月で丸3年になります。
この度「満蒙開拓平和記念館」(長野県阿智村)と
報道写真家・中村梧郎氏のご協力を得て、以下のような
特別企画「戦争を忘れない」展を開くこととしました。
こちらにお越しの折にはぜひご来館下さいますようご案内
申し上げますとともに、ご友人、知人の方がたのも周知して
頂ければ幸いです。       不一
           2015年 7月12日  須藤正親
―――――

戦後七十年特別企画―7月15日~12月27日
「戦争を忘れない」展

第一部 日中戦争
 満蒙開拓の人たちの証言―
「満蒙開拓平和記念館」資料提供
第二部 ベトナム戦争終結四十年
 映像たちが語る枯葉剤が残したもの―
報道写真家・中村梧郎氏資料提供
第三部 青年画家康花が思い描いた戦争
 私が観た戦争映画・デッサン「黒い絵」と
 「ブリキの太鼓」「悪夢」「最果て」他
日時 7月15日~12月27日
場所 松本市北深志2丁目 康花美術館
 休館日 月曜、火曜 入館料500円
 http://yasukamuseum.web.fc2.com
 TEL/FAX0263-31-0320

草取り、有難うございました

2015-07-03 10:21:05 | 日記
前略 

 6月30日火曜日、新幹線車内で71歳の男性が焼身自殺した日の午前中、田んぼの土手と周囲の草刈りをしました。草刈り機ではなく手刈りでしたので、他所様と違い、草刈りをしたのかどうかあまり目立ちませんでしたが、それでもやったことに満足はしていました。

 翌7月1日、7時少し前に家を出て、松本の美術館にいつもの通り出勤しました。歩き、バス、電車、歩きで、美術館に到着するのはこれも判で押したかのように丁度8時半です。ところが到着時間はいつもの通りだったのですが、美術館の前の風景がいつもの通りでなかったのです。美術館入口横の駐車場の芝生がきれいに整備されていたのです。きれいにといったのは、芝の間に生えるに任せていた雑草が、残らず取られ抜かれていたのです。さらに建物の周囲を見回れば、同じように雑草は抜き取られていました。

 かつて横須賀に住んでいた頃、娘の康花とハイキングコースとなっていた裏山を散歩していた折、ご高齢の男性が一人
黙々とゴミ拾いをしている姿を度々見て胸を打たれたことがありました。美術館の草取りをして下さった方が、ご近所の方だったのか、それとも幾度か来館されている“康花ファン”の方だったのかは分かりませんが、30年ほど前、小生の胸を打ったそのご高齢の男性が想い浮かびました。

 我田引水、ではありませんが、我が田にばかり目をとられ、来館される皆さんに気持ちよく過ごして頂くはずの美術館(の周辺)が、手抜きに、見苦しくなっていたということです。赤面するばかりです。きっと見るに見かねて草取りをしてくれたのでしょう。御礼を言うにも誰かもわからず、こんな形でしかお伝えできないことをお許し下さい。有難うございました。

 そして何よりも、貴方様のような方が、私どもの身近におられることを、改めてお教え下さったことに心より感謝申し上げます。                                               
                                                 不一
                                                 7月3日