あれやらこれやら いろいろ沖縄

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沖縄のイベント~第35回うらそえてだこ祭り~7月20日・21日・22日

2012年07月22日 14時21分35秒 | Weblog
 昨日(7/21)、16時過ぎ、近くの公園を談笑しながら4,5人の少女の一団に出くわした。
それぞれが祭りの衣装を纏っている。
前夜、屋富祖大通りで「てだこまつり前夜祭」があったことを思い出した。
そのうちのひとりをつかまえて、
「てだこまつりに行くの?もう始まるの?」
と訊ねるとそうだという。
急ぎ自宅に帰り、カメラを持って会場に向かった。
会場は浦添運動公園である。
会場に着いたころは17時を過ぎであった。
陽はまだ高かった。



 主会場である陸上競技場に大勢の人々が集まってきていた。
普段はトレーニングや散歩道になっている競技場の外周道路にはたくさんの屋台が並び、祭り気分一色。
小さな子供を連れた家族連れや幼な児の手を引く若い夫婦、おばあちゃんの姿が目立った。
こんなたくさんの子供がいるんだと驚いた。
なぜかおじいちゃんの姿は見かけなかった。





 外周道路の内側は観覧席になっている。
観覧席はがじゅまるなどの木々が西日を遮って日陰をつくっている。
1時間ほど前に降った通り雨のお陰で風が心地よかった。
トラックに敷かれた水色のシートには水溜りもある。
沖縄独特のスコールの後だ。晴れ渡っていた青空が瞬く間に黒い雨雲に覆われ、突然、大粒の雨が落ちてくる。
そして、30分もしないうちに雨は止み、何事もなかったように空は晴れる。これが沖縄の夏のスコールだ。





 出演する園児たちが会場の中心に向かって走って行く。
遠くには祭り衣装の若者の群れも見える。
このご夫人たちも参加者であろう。肌もあらわに妙齢のご婦人たちが花を添える。



 観覧席は出場を待つ園児たちの姿があって微笑ましい。
娘たちが幼い頃、一度も祭りには連れて行ったことがないなと、胸が痛む。



 アメリカ人の姿もあった。
帰途、会場から500mほど離れた場所に海兵隊と書かれたマイクロバスが停まっていた。これで来たんだなと合点がいった。
バスの周りでは数人のアメリカの若者が談笑していた。



 会場の遠方の高台に見えるのが浦添大公園の展望台である。
展望台から今夜(7/22)21時ごろから花火が打ち上げられる。
会場から徒歩10分くらいの距離だ。
祭りが終ったらこの展望台から夜景を見よう。
夜風にあたりながら見る景観は素晴らしい。
那覇市内からは路線バスがあるが、初めての人はタクシーがいいだろう。1,500円前後である。乗る前に確認すると良い。

 きょう(7/22)のプログラムはここをクリックすると詳しく見ることができる。
 
途中でカメラのバッテリーが切れて撮影できなかったのは残念だった。




スケールをひと目盛りづつ上げると地図は拡大する。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
夏祭り (mari)
2012-07-23 15:03:56
うらそえてだこ祭りとは変わった名称ですね
「てだこ」とはどんな意味なのですか?
盛大に行われた夏祭りにぎやかだったことでしょう!
花火の撮影もしたら良かったねぇ~
noratanの家の近くですか?
mariさんへ (noratam)
2012-07-23 15:45:13
 「てだこ」とは「太陽の子」という意味です。
琉球王朝が三山を統一したとき、王朝の首都は浦添市(浦添大公園)にありました。
その王、英祖王の父が太陽であったという伝説があり、その子供というところから「てだこ」という名になったらしいです。
太陽のことは方言で「ティーダ」といいます。

 わたしはとてもいい所に住んでいます。
運動公園までゆっくり歩いて15分。
公園の周りには市立美術館や図書館があります。
きょう運動公園をアップしました。

 いつもご覧いただいてありがとうございます。

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