あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の食~~豚は沖縄料理でこそ食べるべし~公設市場は旅人の昼食には是非!是非!

2009年08月02日 12時36分24秒 | Weblog
 那覇市市役所と沖縄県庁は小道を挟んで並立する。
その小道の並木道である。夏は木陰で涼しい。
南国でありながら、並木の木陰が沖縄では殆ど見かけることがない。不思議だ。
下の地図の交差点付近が灰色に塗られているところが県庁だ。




 旅の上手はとにかく食べた事がないものを好き嫌いを云わずに食べてみることだ。「その土地でしか食べることができないもの」「その土地で生まれて引き継がれてきたもの」は、先ず、食べてみよう。
食べてみて嫌いだったらそれから食べなければいい。食べもしないうちから、「きらいだ」なんだというのは実に勿体無い。

 全国的に有名になった「チャンプルー」。
「豆腐チャンプルー」「ゴーヤーチャンプルー」「フチャンプルー」「ソーメンチャンプルー」等々。
沖縄のこの暑さに堪え、エネルギーを補給する為だけでなく、弱り始めた食材の滅菌効果も大きいと思われる。
「食」には土地の風土や知恵が受け継がれ、いいものだけが残っている。
旅は食することにありと言われる所以でもあろう。

 沖縄では豚料理がとてもうまい。日本一だと思う。
元来、沖縄では豚料理は日常的には食べない。
いわゆる、正月などに出されるご馳走なのだ。一軒の家では、正月などには一頭つぶすという。いろいろな部位を塩けにして、必要なときに出して料理する。
捨てる部位などない。内臓から全て食べる。
 「ソーキそば」の肉など4時間以上も煮込む。
本土の脂がべとべとしたような豚料理は沖縄ではない。あるとすれば、まともに料理をしてないと思えばいい。とにかく、念入りに脂を抜く。
ミミガーは「耳」、中味は内臓とたくさんの豚料理がある。
馴れると牛よりあっさりしていて、臭みもなく美味い。

 公設市場内の2階の食堂街?では一度くらい味わってほしい。
美味い店もあれば、そうでない店もあるだろうが、先ず、庶民料理の店だ。
上手な食べ方は、ひとりが好きなものを一品づつ注文して、それをみんなで食べ合う事だ。
一皿は俺が注文したものと抱え込む食べ方は止した方がいい。
必ず、取り皿を人数分出してくれる。何枚追加しても嫌な顔は絶対しない。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿