あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節 ~ 5月11日梅雨入り ~ 早々に「梅雨のズル休み」 仲宗根気象予報士

2020年05月13日 22時13分13秒 | Weblog
 5月11日(月)沖縄は平年より2日遅く梅雨入りした。
梅雨入りした11日夜は八重山地方は大雨、石垣島では12日朝、1時間126mmの観測史上最大の雨量を観測した。
又、本島にも大雨洪水警報も出されたが、昼過ぎには落ち着いてきた。

 梅雨入りの放送を知ったのは琉球朝日放送(QAB)18時15分からの報道番組「Qプラス」。
この番組の気象予報士は仲宗根朋美さん。
「こんにちは。2週間ぶりにスタジオに戻ってきました。また今日からこの時間、お天気お伝えします。カンバックとともに、梅雨も一緒に連れてきた感じになっっていますが、今日から沖縄は梅雨入りしました。それにしてもむし暑いですよね。家の中はさらにジメジメして・・・」(番組のホームページから)
飾りっ気のない平易な言葉と明るい屈託のない口調が一日の疲れを吹き飛ばしてくれる。
わたしは彼女の大のフアンである。
その彼女がこの直後、
「明日の午後からは曇りとなり、梅雨のズル休みとなります。・・・・・」
「梅雨の中休み」は聞くが、「梅雨のズル休み」は初めて。
久しぶりの登場で仲宗根節を聴き、笑いがこみ上げてきた。
梅雨に入ったばかりで、もう中休みするから、梅雨がズル休みか。
彼女は一切注釈を加えず、淡々と続けていく。
それが可笑しくって、一晩中思い出しては笑った。

 梅雨に入れば梅雨明けが気になるのが人情。
沖縄の言い伝えによれば「糸満ハーリーの鉦が鳴ると梅雨が開ける」と言われている。
「糸満ハーリー」は旧暦5月4日。
過去にも、概ね、糸満ハーリー前後には梅雨が開けている。
ところが、今年は旧暦閏年で4月が2回ある。暦をめくる。
1回目の旧暦4月1日は4月23日、旧暦4月30日は5月22日だ。
2回目の旧暦4月1日は5月23日、旧暦4月29日(2回目は29日まで)は6月20日。
そうすると、旧暦5月1日は6月21日となり、糸満ハーリーの鉦が鳴る旧暦5月4日は6月24日となる。
旧暦と対比してみるのは楽しいものだ。
さて、実際に梅雨明けとなるのはいつだろうか。


 今年の5月3日から始まる那覇ハーリーは「新型コロナウイルス」のため中止となった。
2016年の画像がある。
当日は小雨模様で降ったり止んだりであったが、遂には土砂降りとなり、途中であったが引き上げた。
その後。大会は続行されたかどうか定かでない。




 会場のデイゴの花が咲き始めていた。
近年、見かけることが少なくなった。



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