あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の穏やかな大晦日 ~ 平成最後の大晦日よさらば

2019年01月01日 00時09分26秒 | Weblog
 「さらば」・・・この何十年も、いや一度も使ったことはなかったかもしれない。
毎年、年の暮れには「さようなら」と悲喜こもごも胸に抱いてそうつぶやいたものだった。
「さよなら」にはまた会えるという頼りないほど漠然としたかすかな期待がある。
「さらば」は特攻機に乗って出陣する者にこそ相応しい決別の悲哀があり、壮絶感がある。
今年の大晦日には、いつもと違って、愛おしさも加わった「さらば」を感じた。

 長い冬空と雨の日が続いた今年の12月。
寒さも真冬並みが続いた。
大晦日のきょうになって、久しぶりに穏やかな日となった。
きょうとて日中気温は18℃くらいであったろう。風があまりなく、時折、日も射した。




 道行く大人たちは冬服で急ぎ足に歩いているが、子供は元気である。
大声で駆けずり回っている。
子供はこうでなくちゃいけないと、子等の仕草に思わず笑う。


 11月には咲き始めるツワブキが今年は目にしない。
毎年見かける並木の根元にあるツワブキも、一輪の花さへ咲かない。
12月28日、ひと株の満開のツワブキをみつけた。


 同じ日、いつものスーパー前の店の前で白い花の咲く木をみつけた。
初めて見る花である。


 今夜は数年ぶりに紅白歌合戦を最後まで観た。
今どきの歌は・・・と聞く耳さへ持たなかったが、時代に取り残されていることを実感した。
明日からは「昭和」で生きていくことにした。

 さらば平成!

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