あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の社会~2月3日は旧正月元日~消えてゆく旧暦の風習を見直してみよう

2011年02月03日 21時45分06秒 | Weblog

 今日は旧暦の正月1日である。
20数年前の沖縄では旧正月を祝ったものだ。
会社もお店も休みだった。
20数年前、着任間もない頃、旧正月をするという社員に首を傾げながら休暇を与えたことがあった。
最近、旧正月を祝う人が少なくなったらしい。
グローバル化か?
 それでも沖縄には旧暦で執り行われる行事がたくさんある。
糸満ハーリーは代表的なものだ。
今年は6月5日(日)に開催される。旧暦5月4日である。
糸満ハーリーが終ると梅雨が明けると言われている。
 7月7日の七夕。
記憶にある限り天の川を見た記憶がない。いつも雨か曇空だ。
今年の新暦の七夕は旧暦6月7日、日本中梅雨だ。
旧暦7月7日は8月6日になる。これなら晴れの日が多い。
この頃なら雨は少ない。

 写真は隣家の桜である。
筆者の記憶では開花が2週間ほど早い。年によってはもっと遅い。
今年は春は早いかなと思ったけれど、旧暦で考えれば納得がいく。
正月に桜が咲くのは当たり前だ。
正月だから春というのではない、
正月は春の始まりだったはずである。
旧暦と新暦を見比べながら暦を見ると楽しい。

 沖縄に住み着いて旧暦の深さを知った。

人気ブログランキングへお役に立ったらプチッとご協力を!