あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

やはり今年の天気は変だった。

2007年09月08日 13時32分18秒 | Weblog
 9月に入り、朝夕と太陽の光が透き通るようになりました。

亜熱帯の沖縄でも四季があります。移り住んだ時期は年中夏で、シャツは半袖、

上着は夏服でした。3年目に入ると冬は合服に変わり、5年目には入るとストーブ

を使うようになりました。

 3月になると県内のあちこちで海開きが始まり、一変して夏が到来したもので

す。糸滿ハーリーが終わると梅雨明けで、本格的な真夏日が訪れます。

真夏日になると午後2時ごろから入道雲が湧き起こり、シャワーのようなスコール

が駆け抜けていきます。雨の降ったところと振ってないところがはっきりしていて

驚いたものです。沖縄ではこういう振り方を「かたぶり」といいます。

ここ10年余り、スコールの記憶がありません。明らかに地球に異変が起こってい

ます。沖縄を北限とする魚やサンゴが和歌山方面で生息していたり、山陰や北陸の

海でも観測されていると聞きました。昨日の新聞では40%ものサンゴが白化現象

を起こしている地域があると報じられていました。

10年、20年単位でみると天候や自然の異変に気づきます。


 台風9号が本土を直撃しました。沖縄を直撃する台風が少なくなります。

沖縄には秋雨前線の影響は然程ありませんから、これから秋晴れの湿気も少ない旅

行に絶好の日和が続きます。

沖縄は朝と夜の気温差がないのが特徴です。従って、服装は下着で調整程度でOK

です。10月にもなると晴天と雨天・曇天で気温差が出ますから、カーディガンの一

枚くらい余分にもってくれば大丈夫でしょう。


 マンゴの旬は終わりました。

パイナップルもそろそろ旬は終わりです。

シークワサーが出始めます。平年なら10月下旬ごろが出荷の始まりです。

年が明けるとシークワサーは色づき始め、シークワサー独特の酸味がなくなり、

甘くなります。

シークワサーと良く似た柑橘類で「カワブチ」「オゥトゥ」「クガニ」という種類

があります。「同じものだ」と多くの人は云いますが、子供のころからやんばる

(山原)で育った人達ははっきりと区別しますし、選り分けることもできます。

 今、出回っているのは「カワブチ」ときいています。加えて、台湾産のものも入

ってきています。同じお土産ならこれが「本物よ」というものを買いたいですね。

好き嫌いや味や形などの優劣はあるでしょうが、シークワサーをお求めならやはり

シークワサーですよね。同じ仲間だからといって、「カワブチ」や「オゥトゥ」

「クガニ」は必要ありません。それはそれとして納得して求めたいものです。

 久しぶりの投稿で、またまた長くなりました。きょうはこの辺りでーーー。