先月からちょこちょことトレイルに行っていますが、5/27はいよいよ大峰山脈の中央?funrundeさんが開催している「大峰早駈」のコースを改変して走ってきました。
走るのを決めたのは数日前。
吉野からのピストンでは山上ヶ岳までが精一杯なので、スタートゴールが同じ周回コースで日帰りが可能な距離、かつ近畿最高峰の八経ヶ岳を含むとなるとこのコースしかありません。
いやぁー、めちゃくちゃしんどかったです。
4月末の北摂トレイル50kmやGWの吉野-山上ヶ岳往復トレイル40kmの1.5倍きつかったですね。
まぁある程度予想はしていました。
事前にネットで調べてみると、めちゃくちゃ速い人で6時間台、そこそこで8時間、数人グループで休みながらで13時間という情報から、道迷いや写真休憩を含めると、だいたい10時間はかかるかなと。
ちなみに山と高原地図でのコースタイムは1240分。
これから計算すると約1/2の時間で移動できるはずなので620分で10時間20分です。
どちらにしても10時間程度はかかるだろうと予想しました。
早朝4時起床し5時前に出発。自宅から1時間40分で洞川温泉よりやや南の観音峯登山口駐車場に到着。先客は4台程度でした。駐車料金は無料、トイレありですが自販機はありません。
装備はあまり舐めてもいけないし、かといって重装備だとしんどいので、
山と高原地図、簡易方位磁針、熊鈴、ウインドブレーカー、ヘッドライト、エマージェンシーシート、テーピング
水分1500ml、空のフラスク3つ(山上の沢で補給するため)
おにぎり2つ、菓子パン1つ、スポーツようかん3つ、その他数品
測ったらだいたい3.5kgぐらいでした。
駐車場を出発 6時44分
しばらくロードを行くと
みたらい遊歩道に入ります 6時51分
朝の洞川温泉街は山上ヶ岳に入るお参りの人で賑わっていました。
ひたすらロードを走ります。
母公堂はかつての女人結界 7時20分
お参りの人にコースを尋ねられ驚かれる①
浄清大橋でおじさん3人グループにコースを尋ねられ驚かれる② 7時30分
いよいよ女人結界門 7時31分
行者お助け水はまだ水があるので助けてもらわず 8時3分
前回は吉野から3時間半かかった洞辻茶屋まで高度をあげます 8時13分
朝から「ようお参り」 8時37分
行者さんと山上ヶ岳 8時39分
スタートから2時間弱かかってしまいました。
ここからは未知のゾーン 8時50分
いきなり先がわからず立ち止まって地図とコンパスで確認
すばらしい景色を走るともう小笹小屋 9時1分
情報通りここにはせせらぎがあり、水の補給(500ml+250ml)ができました。
この辺りで撮った瑞々しい風景の写真が何故か保存されていないので残念。
ピンクの花がちらほら 9時29分
なんの花でしょうか?よくわかりません。
ここらでダブルストックのトレイルランナー(Aさん)に追い付きます。
その人は観音峰から山に入るさらにきつい方からきて周回コースを行くようです。
抜きつ抜かれつで大普賢岳 9時53分
Aさんは休憩するらしいので先行します。
めちゃ険しい下りを降りてきて振り向いた大普賢岳 10時
鎖場出現 10時17分
この先にもっとえげつない鎖場が出てきますが、びびって写真撮影不可能。
ちょいと振り向くと今まで越えてきた山が並んでいて最高!! 10時26分
高所に足がすくんでいるうちにAさんに追い付かれ、そうとうきつい坂、岩をよじ登り七曜岳 10時39分
ちょっとしんどくなってきました。写真を撮ってくれたAさんはまたまた休憩するとの事。
まだまだ険しい道のりを超え、少し寄り道の行者還岳 11時8分
展望がないので無理に行く必要はないかもしれません。ゆっくりおにぎりを食べながら下っていると同じく行者還岳へ登るAさんとすれ違い。
ここからもまだ険しいところもあったりして 11時18分
ここから笹の斜面を西に進路変更していきます。
やっとトンネル西口からのルートとの奥駈道出合い 12時13分
おじさん2人にルートを聞かれて驚かれる③
走れると聞いていたのにそれほど簡単でもないルート 12時24分
この辺りはトンネル西口の駐車場から1時間弱で上がってくることができるらしく、結構ハイカーが増えます。
目指すは弥山、ですが地図ではあまり気付かなかった上りが続きます 13時
珍しく若い女性が一人で登っていました。余裕があればご一緒しても…
声をかけず(笑)黙々とに上っていると弥山の山小屋到着 13時8分
ここでは4グループ12人ほどが休憩していました。
期待していた山小屋の売店を見つけられず、水分補給出来ず。
ここで一気にしんどくなります。
脱水なのか低血糖なのか。
以前に京都半周トレイルの京見峠の自販機が無かった時と同じで、期待していた補給が無かった時に起こる精神的なダメージは体にも影響を及ぼすようです。
ただしまだ菓子パンがあったのでこれをかじりながら八経ヶ岳を目指します。
ちなみにがんちゃんはこんな状態でも座っての休憩はしません。
結構しんどくて八経ヶ岳へのピストンはどうするか少し考えましたが、やはり近畿最高峰なので外せません。菓子パンを片手に本当にゆっくりと頂上を目指しました 13時20分
意外にあっさり登頂 13時29分
百名山です。
頂上には2人おられルートを聞かれて驚かれる④
そして南に虹がかかっているよと教えてもらいました。
ここからもう一度弥山に上り返し 13時32分
よく見ると弥山の小屋と向こう側に越えてきた山上ヶ岳や大普賢岳などが見えます。
めちゃ遠くから来ました。
再び弥山の山小屋に行き、水があと300mlぐらいでやばいなぁと思っていると、Aさんが山小屋の中から現れました。
閉まっていると思っていたら開いていたようです。
Aさんは弥山に今着いたところでこれから八経ヶ岳に行くとのこと。
コーラとポカリを購入 13時54分
1本300円は仕方ないですね。
コーラはほぼ一気飲みし、ゲップを盛大にしてから再出発。
弥山から見た近畿最高峰の八経ヶ岳 13時57分
水の心配は少なくなりましたが、最後の水場である狼平を目指します。
こんな階段になっていて走りやすいのですが、そろそろ四頭筋がボロボロ 14時15分
狼平小屋 14時20分
良い感じのところでしたが、所々に朽ちてさびた缶などのゴミがありました。
綺麗な水をフラスクに補給し、顔を洗って再出発 14時22分
明星ヶ岳登山道との合流 14時34分
こんなに気持ちよく開けたところも何か所か 14時59分
でもすでに腿も足も痛くてゆっくりしか走れず。
その後も腿が上がっていないのかつまずきまくり、結構ガレたところが多いので足裏が痛くてゆっくりとしか走れず。
とか苦労しながら栃尾辻 15時16分
写真が逆なのではなく、小屋がひっくり返っていてビックリ!
ここから下山まで地図では1時間50分なので1時間ぐらいかと思って走ります。
何度か石を踏んだ時に舟状骨やら足底筋膜やらが痛くなり、それが徐々に強くなってきました。もう終わりですが早く下山したいと思うばかり。
ようやく里に出てきた感のある鉄塔に到着 16時7分
そしてついに下山 16時20分
ここからはロードだと思い込み、ゆっくりジョグでも6分ペースやん、と思って走っていると、
みたらい渓谷 16時36分
水がめちゃ綺麗!岩がめちゃでかい!!
しかし、まさかのみたらい遊歩道はいきなり階段 16時42分
なんと遊歩道が階段から始まるというとんでも無いコースが残っていました
高度感と急造感のはんぱない橋をいくつもわたります 16時46分
もうふらふらなので落ちはしないと思ったけどかなり怖かったです。
その後は階段を歩いて上り、トレイルはなんとかジョグで進み
「勝手に大峰早駈改コース」1周ゴール 17時4分
このブログも大変長くなりましたが、今回の勝手にトレイルはなんと10時間20分もかかりました。
おもろいことに予想と1分も違いません(笑)
でもあわよくば9時間半ぐらいかなと思っていたので、やはり思ったよりも険しいコースだったなという印象です。
道迷いは無かったけど、少し悩んだ所や、写真撮影、行者還岳往復(10分)、八経ヶ岳往復(35分)など除けば1時間は短縮できるかもしれません。
しんどかったのはやはり大普賢岳からの鎖場などで、結構緊張を強いられたのと、ここで足裏がかなり痛くなってしまいました。もしかしたらもっと厚底の防御力の高いシューズの方が良いかもしれません。(今さっきAmazonで購入)
4月末の勝手に北摂トレイル51km、GWの勝手に吉野から山上ヶ岳トレイル42km、そして今回の勝手に大峰早駆46km、1か月に3本の中距離トレイルはさすがに疲れました。
怪我も遭難も無く感謝です。
山の神様ありがとうございました
以上「勝手に大峰早駆」でした。
また勝手にトレイル行こう。
あ、今週末はフェアリートレイルのスーパーロングコースでした(笑)
走るのを決めたのは数日前。
吉野からのピストンでは山上ヶ岳までが精一杯なので、スタートゴールが同じ周回コースで日帰りが可能な距離、かつ近畿最高峰の八経ヶ岳を含むとなるとこのコースしかありません。
いやぁー、めちゃくちゃしんどかったです。
4月末の北摂トレイル50kmやGWの吉野-山上ヶ岳往復トレイル40kmの1.5倍きつかったですね。
まぁある程度予想はしていました。
事前にネットで調べてみると、めちゃくちゃ速い人で6時間台、そこそこで8時間、数人グループで休みながらで13時間という情報から、道迷いや写真休憩を含めると、だいたい10時間はかかるかなと。
ちなみに山と高原地図でのコースタイムは1240分。
これから計算すると約1/2の時間で移動できるはずなので620分で10時間20分です。
どちらにしても10時間程度はかかるだろうと予想しました。
早朝4時起床し5時前に出発。自宅から1時間40分で洞川温泉よりやや南の観音峯登山口駐車場に到着。先客は4台程度でした。駐車料金は無料、トイレありですが自販機はありません。
装備はあまり舐めてもいけないし、かといって重装備だとしんどいので、
山と高原地図、簡易方位磁針、熊鈴、ウインドブレーカー、ヘッドライト、エマージェンシーシート、テーピング
水分1500ml、空のフラスク3つ(山上の沢で補給するため)
おにぎり2つ、菓子パン1つ、スポーツようかん3つ、その他数品
測ったらだいたい3.5kgぐらいでした。
駐車場を出発 6時44分
しばらくロードを行くと
みたらい遊歩道に入ります 6時51分
朝の洞川温泉街は山上ヶ岳に入るお参りの人で賑わっていました。
ひたすらロードを走ります。
母公堂はかつての女人結界 7時20分
お参りの人にコースを尋ねられ驚かれる①
浄清大橋でおじさん3人グループにコースを尋ねられ驚かれる② 7時30分
いよいよ女人結界門 7時31分
行者お助け水はまだ水があるので助けてもらわず 8時3分
前回は吉野から3時間半かかった洞辻茶屋まで高度をあげます 8時13分
朝から「ようお参り」 8時37分
行者さんと山上ヶ岳 8時39分
スタートから2時間弱かかってしまいました。
ここからは未知のゾーン 8時50分
いきなり先がわからず立ち止まって地図とコンパスで確認
すばらしい景色を走るともう小笹小屋 9時1分
情報通りここにはせせらぎがあり、水の補給(500ml+250ml)ができました。
この辺りで撮った瑞々しい風景の写真が何故か保存されていないので残念。
ピンクの花がちらほら 9時29分
なんの花でしょうか?よくわかりません。
ここらでダブルストックのトレイルランナー(Aさん)に追い付きます。
その人は観音峰から山に入るさらにきつい方からきて周回コースを行くようです。
抜きつ抜かれつで大普賢岳 9時53分
Aさんは休憩するらしいので先行します。
めちゃ険しい下りを降りてきて振り向いた大普賢岳 10時
鎖場出現 10時17分
この先にもっとえげつない鎖場が出てきますが、びびって写真撮影不可能。
ちょいと振り向くと今まで越えてきた山が並んでいて最高!! 10時26分
高所に足がすくんでいるうちにAさんに追い付かれ、そうとうきつい坂、岩をよじ登り七曜岳 10時39分
ちょっとしんどくなってきました。写真を撮ってくれたAさんはまたまた休憩するとの事。
まだまだ険しい道のりを超え、少し寄り道の行者還岳 11時8分
展望がないので無理に行く必要はないかもしれません。ゆっくりおにぎりを食べながら下っていると同じく行者還岳へ登るAさんとすれ違い。
ここからもまだ険しいところもあったりして 11時18分
ここから笹の斜面を西に進路変更していきます。
やっとトンネル西口からのルートとの奥駈道出合い 12時13分
おじさん2人にルートを聞かれて驚かれる③
走れると聞いていたのにそれほど簡単でもないルート 12時24分
この辺りはトンネル西口の駐車場から1時間弱で上がってくることができるらしく、結構ハイカーが増えます。
目指すは弥山、ですが地図ではあまり気付かなかった上りが続きます 13時
珍しく若い女性が一人で登っていました。余裕があればご一緒しても…
声をかけず(笑)黙々とに上っていると弥山の山小屋到着 13時8分
ここでは4グループ12人ほどが休憩していました。
期待していた山小屋の売店を見つけられず、水分補給出来ず。
ここで一気にしんどくなります。
脱水なのか低血糖なのか。
以前に京都半周トレイルの京見峠の自販機が無かった時と同じで、期待していた補給が無かった時に起こる精神的なダメージは体にも影響を及ぼすようです。
ただしまだ菓子パンがあったのでこれをかじりながら八経ヶ岳を目指します。
ちなみにがんちゃんはこんな状態でも座っての休憩はしません。
結構しんどくて八経ヶ岳へのピストンはどうするか少し考えましたが、やはり近畿最高峰なので外せません。菓子パンを片手に本当にゆっくりと頂上を目指しました 13時20分
意外にあっさり登頂 13時29分
百名山です。
頂上には2人おられルートを聞かれて驚かれる④
そして南に虹がかかっているよと教えてもらいました。
ここからもう一度弥山に上り返し 13時32分
よく見ると弥山の小屋と向こう側に越えてきた山上ヶ岳や大普賢岳などが見えます。
めちゃ遠くから来ました。
再び弥山の山小屋に行き、水があと300mlぐらいでやばいなぁと思っていると、Aさんが山小屋の中から現れました。
閉まっていると思っていたら開いていたようです。
Aさんは弥山に今着いたところでこれから八経ヶ岳に行くとのこと。
コーラとポカリを購入 13時54分
1本300円は仕方ないですね。
コーラはほぼ一気飲みし、ゲップを盛大にしてから再出発。
弥山から見た近畿最高峰の八経ヶ岳 13時57分
水の心配は少なくなりましたが、最後の水場である狼平を目指します。
こんな階段になっていて走りやすいのですが、そろそろ四頭筋がボロボロ 14時15分
狼平小屋 14時20分
良い感じのところでしたが、所々に朽ちてさびた缶などのゴミがありました。
綺麗な水をフラスクに補給し、顔を洗って再出発 14時22分
明星ヶ岳登山道との合流 14時34分
こんなに気持ちよく開けたところも何か所か 14時59分
でもすでに腿も足も痛くてゆっくりしか走れず。
その後も腿が上がっていないのかつまずきまくり、結構ガレたところが多いので足裏が痛くてゆっくりとしか走れず。
とか苦労しながら栃尾辻 15時16分
写真が逆なのではなく、小屋がひっくり返っていてビックリ!
ここから下山まで地図では1時間50分なので1時間ぐらいかと思って走ります。
何度か石を踏んだ時に舟状骨やら足底筋膜やらが痛くなり、それが徐々に強くなってきました。もう終わりですが早く下山したいと思うばかり。
ようやく里に出てきた感のある鉄塔に到着 16時7分
そしてついに下山 16時20分
ここからはロードだと思い込み、ゆっくりジョグでも6分ペースやん、と思って走っていると、
みたらい渓谷 16時36分
水がめちゃ綺麗!岩がめちゃでかい!!
しかし、まさかのみたらい遊歩道はいきなり階段 16時42分
なんと遊歩道が階段から始まるというとんでも無いコースが残っていました
高度感と急造感のはんぱない橋をいくつもわたります 16時46分
もうふらふらなので落ちはしないと思ったけどかなり怖かったです。
その後は階段を歩いて上り、トレイルはなんとかジョグで進み
「勝手に大峰早駈改コース」1周ゴール 17時4分
このブログも大変長くなりましたが、今回の勝手にトレイルはなんと10時間20分もかかりました。
おもろいことに予想と1分も違いません(笑)
でもあわよくば9時間半ぐらいかなと思っていたので、やはり思ったよりも険しいコースだったなという印象です。
道迷いは無かったけど、少し悩んだ所や、写真撮影、行者還岳往復(10分)、八経ヶ岳往復(35分)など除けば1時間は短縮できるかもしれません。
しんどかったのはやはり大普賢岳からの鎖場などで、結構緊張を強いられたのと、ここで足裏がかなり痛くなってしまいました。もしかしたらもっと厚底の防御力の高いシューズの方が良いかもしれません。(今さっきAmazonで購入)
4月末の勝手に北摂トレイル51km、GWの勝手に吉野から山上ヶ岳トレイル42km、そして今回の勝手に大峰早駆46km、1か月に3本の中距離トレイルはさすがに疲れました。
怪我も遭難も無く感謝です。
山の神様ありがとうございました
以上「勝手に大峰早駆」でした。
また勝手にトレイル行こう。
あ、今週末はフェアリートレイルのスーパーロングコースでした(笑)
山を走ることはもちろんですが、計画を練ってることや写真を撮りまくってるとこも全部楽しんでますねー!
この楽しみかた、、、初めての屋久島の時のblogを思い出しました!
なかなかのロングコースなので時期もある程度限定されそうですが、またの機会に連れていってくださーい(^o^)
なくしてしまった脇腹の脂肪、探しに行きましょー!!!