のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

親バカ写真!?(ハイビスカスとゴーヤ)

2014-08-15 17:09:31 | 日記

 昨日の朝、ベランダのハイビスカスが「3つも」咲いた。

 前にも書いたけれど、このハイビスカスの鉢は数年前に買ったもの。

 数年間植え替えもしてやらず、水だけ(たまに液肥を)やってきた。

 それでもハイビスカスは年々大きくなって、今では、小さな鉢の中で窮屈そう。

 もっと大きな鉢に植え替えてやれば、もっと伸び伸び生長して、花ももっと沢山つけるだろうに‥。

 (さすがに今年は花数が減っている。)

 

 そんなハイビスカスが、昨日「3つも」花を開いたのた。

 私は感激した。

 今夏中に3つも花を咲かせるなんてことは、まあないだろうな…。

 私は急いでカメラを取ってきて、早速写真を撮ったのでありました。

 ハイビスカスは今までに何度もこのブログに載せてきたし、改めて載せるほどのものではないことは重々解ってはいるのですが、「親バカ」の為せる業

だと思って、どうかお許しくださいマセ。

             

 

 

 (けれど、下まで降りて行って写真を撮るなんてことになると、これはもう、親バカと言うか、暇人の為せる業以外の何物でもありませんナ‥笑)

                 

 

 

 ハイビスカスを撮ったら、序でにゴーヤも撮りたくなってしまった…私。

 もうアレコレ言わずに、今日撮った写真を2枚、下に載せます。

                   

 


2つの≪NHKスペシャル≫から受けた、強い“ショック”と“怒り” (2)

2014-08-15 14:49:12 | 日記

 私に衝撃を与えた、“2つ目”の「NHKスペシャル」は、アメリカのビキニ環礁での水爆実験をとり上げたものだった。

                    

 

 

 終戦後9年目の1954年、アメリカは、ビキニ環礁で、広島原爆の1000倍もの破壊力をもつ、水爆の実験を行った。

       

 

 

 当時、ビキニ環礁付近で操業していた日本の漁船『第五福竜丸』は、その水爆実験による“死の灰”を浴び、乗組員全員が被爆した。

 そして、第五福竜丸の機関長・久保山愛吉氏は、原爆症のため、ついに帰らぬ人となった。

                   

 

 ヒロシマ・ナガサキの悲劇を経験した日本人を、三たび襲った核の脅威、そしてそれによる犠牲。

 

 (ここまでは、周知の事実と言ってもいいだろう。)

 

 今回「NHKスペシャル」が取り上げたのは、当時この海域には、「第五福竜丸」以外にも、多くの日本の漁船が操業していたという事実だ。

                     

 

                        それらの漁船で働いていた人たち(若者が多い)

                     

 

 そして、それらの漁船も、当然ながら、第五福竜丸と同じように被爆していたのだ。

 それなのに、その事実を、アメリカはもちろん日本政府も、ひた隠しにしてきたのだ。

         

 

 

 しかし今年2月、情報公開請求によって、アメリカで公開された【極秘文書】によって、当時アメリカによって漁民たちの被爆の実態が調査されていたこと

が明らかになったのだ。

 そして、日本にも、その調査結果が残されていたことも。

    

        

 

                        

 

 

 何という欺瞞・隠ぺいだろう!

 私は激しい怒りを感じると同時に、先ほど国会を通過した≪特定秘密保護法≫のことに思いを馳せざるを得なかった。

 ≪特定秘密保護法≫などという法律が無かった当時でさえ、自分たちにとって都合の悪い情報を隠ぺいしてきた政府。

 ならば‥今後、秘密保護法の名の下に、国民にとって必要な情報が、政府によって更に隠ぺいされ、しかもそれが、正当化されるのではないか!?

 そして、その秘密(正しい情報)に迫ろうとすれば、罰せられる!

 ≪特定秘密保護法≫は、民主主義に反し、ひいては国の将来を過つ、本当に危険な法律だ。

 こんな法律が簡単に(ではないかもしれないが)通ってしまう、今の日本。

 憂えているだけではどうしようもないけれど‥。

 

 


 

 

 もう一つ、この番組で私が改めて知ったのは、原発の推進が、この当時のアメリカの日本に対する政策から生まれたということだ。

 「第五福竜丸」の被爆で、日本に起こった反核運動を鎮静化するために、当時のアイゼンハワー大統領が≪原子力の平和利用≫を提唱し、推進した

のだ。

                     

                     

 

 

 そして、日本政府はまんまとアメリカの策略に乗った。 

 (というか、それは、日本政府も望むものだったのだのだろうが‥)

 日本各地で、下の写真のような≪原子力平和利用博覧会≫が開かれ、多く国民が動員され、懐柔されていく。      

                   

 

 その中でアメリカは、自信に満ちて、次のような発言をして憚らなかった。

                   

 

 原子力の平和利用、それはとりもなおさず、≪原子力発電所の建設≫ということだ。

 東北・福島に、いや、日本全体に、未曾有の困難と不幸をもたらしている≪原発≫の大元は、ここから始まったのか‥。

 私は、核大国アメリカの傲慢さと、それに追従した日本政府に、心から激しい憤りを感じる。

 同時に、当時真実を見抜けなかった多数の国民のことを思うと(私もその一人だが)、辛く悲しい。

 私たち国民は、これを教訓に、いつも何が正しいのか、見抜く目を持たねばならないと、つくづく思う。

 原子力の平和利用なんて、あり得ないことなんだから!