のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

甦った鮮やかな色彩♪(白内障手術を終えて)

2014-08-03 18:23:05 | 日記

 7月30日は、前回(16日)の左目に続いて、右目の手術の日。

 私が手術を受ける『行岡病院』では、手術当日に入院、手術後は一泊して、翌朝眼帯をとった後検査を受け、問題が無ければ無事退院、という運びに

なっている。

 私の手術は2時過ぎ開始ということで、12時半には入院するように、前日病院から連絡を受けていた。

 

 私が時間どおり入院手続きを済ませると、看護師さんが、一泊する大部屋に私を案内してくださった。

 部屋番号を見ると、なんと前と同じ、《357号室》だった。(ただし、ベッドは違っていたけれど)

 

 2回目の手術なので、1回目より緊張していなかったはずなのに、なぜか私の血圧は、手術前の点滴の時から180にも上がっていた。

 それが手術後には200以上に上がっていて、看護師さんを心配させてしまった。

 手術そのものは無事に済んだけれど、血圧上昇と関係してか、その夜は2~3時間しか眠れなかった。

 

 翌朝、他の方に迷惑を掛けてはいけないと、ずいぶん長いことベッドで我慢していたけれど、6時前ついに我慢できなくなって、抜き足差し足、廊下へ出

た。

 (もちろん、目には大きな眼帯をつけたまま、手にはカメラを持って。 と言っても、特に写真に写すような場所が無いことは、解っていたけれど‥。)

 それでも廊下の窓から、病院の外の、何ということもない風景を2枚撮った。

 左は、病院の前のちっちゃな公園。(前夜、公園では、盆踊りが行われたみたい。)

               

 

 

 翌朝9時前、私は眼帯を外してもらうために、2階の眼科の診察室へと降りて行った。

 1回目の反省を生かして、9時よりだいぶ前に降りたつもりだったが、診察室前のベンチには、私と同じように眼帯をつけた数人の人が、すでに坐ってお

られた。

 9時になると、看護師さんが、早く来た患者さんから順番に、手慣れた動きで眼帯を外し、目薬をさしていかれる。

 私は心静かに順番を待った。

 と言っても実際は、心臓がかなり高鳴っていたけれど。

 

 そしてついに、私の番がやってきた。

 看護師さんの手がサッと眼帯をはがされたとき、私は、私の前に広がった世界に、思わず喜びの声を上げそうになった。

 それほどに、私の前には、(左目の手術のときには得られなかった)鮮明な景色が広がったのだ。

 検査の結果が上々だったのは、言うまでもない。

 私は幸せに満たされて退院することができた。

 

 


 

 

 

 その後私の眼前の景色は、鮮やかな色彩を取り戻した。 

 周りの風景もテレビの画面も(私自身が撮った写真ですら)、「こんなに鮮やかだったの!?」と驚くほどだった。

 そんな驚きの気持ちを特に強く感じさせてくれた最近のテレビ番組・『世界で一番美しい瞬間(とき)』の中から、≪ドイツ・ローテンブルグ≫の美しい街

並みの写真を何枚か、載せさせていただきます。

                   

 

       

                                            (上)500年前の木組みに現代のインテリアを施した家