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銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

宝塚にしては珍しい?現代劇「カンパニー」

2018年02月12日 | ムムムッのMは紙一重

 

本日観てきました。月組公演「カンパニー」。

原作は伊吹有喜さん著の小説「カンパニー」(新潮社刊)。

とっても素敵で面白い。

私が今まで見た宝塚作品は「るろうに剣心」、「こうもり」、「エリザベート」

「ME AND MY GIRL」、、、だけ!(少なっ)

いずれも海外や時代劇の作品で、現代日本(SNSやフラッシュモブなども普通に使われる)を

舞台にした今作品は何だか新鮮でした。

時代も舞台となる土地も現代もしくは現実、

ひょっとしたら今どこかでこんなストーリーが生まれているんじゃないか、

そんなリアルなドキュメンタリーを観ているような、、、。

タカラジェンヌさんが衣装でジャージやOL姿になるのも、見ものです(笑)。

 

 

妻を亡くして以来、坦々と仕事をこなす日々を送る面白みのない、

でも何より誠実な会社員・青柳誠二(珠城りょう)。

彼が勤める会社有明製薬とヘルシー・フーズが合併。

新会社「有明フーズ&ファーマシー」の設立が決まり、

新たな展開が始まります。

アイドルグループによるイメージソング・CM。

そしてイメージキャラクターである世界的プリンシパル・高野悠(美弥るりか)と

有明社長令嬢・有明紗良(早乙女わかば)を主演とする

記念公演・バレエ「白鳥の湖」が次々と決定。

が、そんな中ある事件が起こり、総務一筋だった青柳は責任をとらされる形で

失敗の許されない「白鳥の湖」のプロデューサーへ着任します。

バレエのことなど右も左もわからない、そんな彼は一癖も二癖もあるバレエダンサー達や

アイドル達を相手に四苦八苦。

ですが、公演準備を進める中で彼ら・彼女らが抱える覚悟や事情を知っていくことで

青柳の止まっていた時間が動き出します。

 

バレエの公演を成功させるために青柳が東奔西走することになるのですが、

登場人物の一人一人がとても生き生きしていました。

仕事よりも教え子の幸せ、持つべき自由を優先した結果、崖っぷちに立たされる女コーチ。

生まれながらに持つ環境と絶大な権力ゆえに、バレリーナとしての力を観てはもらえない社長令嬢。

完璧さを追求し、心身ともに酷使を続けた結果、踊れる時間を短くしたプリンシパル。

そして、才能はあるはずなのに本番で実力を発揮できないダンサー兼フリーターのヒロイン。

多くの登場人物がエピソードを持ち、物語を鮮やかに映し出します。

冒頭の青柳は器が空っぽの状態で、けれどだからこそここまで個性が溢れすぎる人々を

受け入れることができたのではないかと感じるほどでした。

ぱっと見、タイトルだけではストーリーがわからないのですが、わからないまま見た方が

絶対に楽しめる作品です。

 

 

 

始まったばかりの月組「カンパニー」。

物語そのものに引きこまれる現代劇の舞台、面白かったー

みなさんもぜひ、観劇ください!

 

→月組「カンパニー」のチケットはこちらへ。 

 


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冬の北海道は絵になりすぎて…

2018年02月11日 | のほほん同志Aの日常

2月6日から8日にかけて、北海道の阿寒・サロマ湖・紋別を訪ねてきました。

冬の北海道は絵になりすぎて…言葉になりません。

写真ドヘタの私が撮っても、このハイレベル!



阿寒・タンチョウの里にて、奇跡の一枚。




屈斜路湖。凍った湖面に雪が降り積もり、そのうえにさす雲の影。



風向きを示すダケカンバ。



能取岬より。柵の向こうはオホーツク海の流氷。



柵まで行くと、この光景。



最終日は流氷砕氷船ガリンコ号クルーズ。

(この写真に、ドヘタの片鱗があらわれています…。)


何度でも言いますが、冬の北海道は絵になりすぎて、言葉が出てきません。

(ほかで文字打ちしすぎて、もう限界…。)

というわけで、以上、冬の道東ツアー、報告でした。

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さて、今月のオススメ旅をご紹介します!
◆日帰り旅行
2/28 魚清楼の焼もろこ
◆宿泊旅行
3/28~29 奥能登ランプの宿

ぜひ、ご一緒ください。
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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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宝塚歌劇 月組公演『カンパニー』

2018年02月10日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

宝塚歌劇 月組公演『カンパニー』が始まりました。

ポスターとまた違った雰囲気のパンフレット。

さて、初日公演はいかがでしたか?

今回の舞台に立つジェンヌさんから

『現代劇で、分かりやすく、面白い』

と聞いていたのでどんな公演か楽しみです。

 

【ご案内】ご利用の皆様へ

チケットのお引渡し方法が変わりました。

譜面台を利用して、スタッフが皆さまを迎えます。

当社のシンボルマーク『銀ステ爺さん』を目印にして下さい。

チケットカウンター前の場所は、以前と変わりませんが、

当日の混雑具合により、

チケットカウンターの右側か左側かに立ちますのでご確認下さい。

よろしくお願いします。

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出発しました、NZへ!

2018年02月08日 | 見かけだおしNのつぶやき

夕方になっていそいそ、トイレにこもるスタッフ。

ええ、ビロウな話ではありません。

 

「銀ステ海外添乗マニュアル」の最後にあるのが、

出発前に必ず・・・トイレ掃除をしよう!

まあ、ちょっとした願掛けのようなもので、今日まで続いています。

しかも、このマニュアル、なぜかトイレにかかげられているんですよね。

 

翌日からNZの添乗に出るスタッフ。

細々と多くの仕事を抱えながら、トイレにこもって、、、

ピカピカに磨きあげていました。

きっと、スッキリ、心平常で、長旅に出ることでしょう。

 

久しぶりの海外添乗とあってか珍しくナーバスになっていたように、、、

夜遅くにメールが届きました。

「私が好きな国ってこと思い出して、行ってきます」

トイレ掃除効果だな。かな?

 

本日夕方、成田空港より

「今から出国します!」と、間髪入れずに

「岩津ねぎのツアー頼みますね」

なかなか、弾んだ声で報告が入りました。

最後の頼みごとがローカルすぎですが、これも彼女らしい。

 

毎度、旅立つスタッフに投げる言葉は同じ。

「楽しんでおいでね」

 

そういえば南半球ニュージーランドは、彼女の好きな夏真っ盛り。

明日から、寒さ忘れる夏日和の写真が随時届くことでしょう。

(ぜひ、銀ステ・フェイスブックをご覧ください)

 

で、その彼女の残していった企画ツアー、信州の美ヶ原の旅。

私が添乗です。うう。

あれだけ私、寒いのが苦手と言っておいたのに。

「この寒波で、現地に無事たどり着けるの?」

お客様のグイグイ質問攻めに答えながら、

「この際、雪にはしゃぎましょう!」

でも。

そういえば私も夏が好きだったと、今さら思い出していました。

 

こんな小さな事務所で、北と南、冬と夏。

季節が目まぐるしく移ろうなんて。

少し日焼けしたスタッフとの再会が楽しみです。

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ある劇団のはなし

2018年02月07日 | Hの生きる喜び、それは

この時期、営業さんのお電話や訪問が多く、
一生懸命聞き込むこともあれば、
ごめんなさいとお帰りいただくこともしばしば

その分かれ目は、その時の自分に余裕があるかどうかという
シンプルなことが多く、つまりタイミングにしか過ぎないということで
つくづくこのお仕事は「運」によるところが大きいと
自分も時々営業をする身として感じています

今日訪ねてこられたある劇団の営業さん

これからの舞台のラインナップを持参し、
団体チケット販売の売り込みに来られました

普段なら、「じゃあ、資料だけいただいときますね!(さよなら)」と
あっさりお帰りいただくことも多いのに、
なぜか今日は「ふむふむ」と真剣に聞き込んでしまいました

宝塚大劇場のチケットを取り扱っているので、
他の舞台の事情が気になったからかもしれません

営業さんが持ってこられた、今後の舞台のチラシ多数

じーっと眺めていて、ある違和感に気付きました

キャスト(役者)の名前が掲載されていない

たとえば、宝塚歌劇なら、トップスター ○○、
たとえば映画なら、主役を演じるのは○○、、

という風に、かならず役者さんの名前がきます

これは特に宝塚歌劇において感じることですが、
作品そのもの、というよりもファンの方は「人(演じ手)」に
ついてくることが多い、と思っていました

その違和感を指摘すると、営業さん

「誰が演じるのではなく、私たちがつくりたいものは作品そのものです
だから極端なはなし、同じ舞台でも主役を演じる人は同じ人とは限りません
最高の舞台を届けるということが私たちの使命なんです」」

へえ。。。

チケットの発売前に、キャストの発表はなく、
毎週、その都度キャストが発表されるのだそう

「中の世界(キャストの世界)とても厳しいんです
自分の代わりはいくらでもいるから、、」

重要なのは、キャストの「個性」ではなく、
あくまでも「全体」を輝かせるためのパーツ

かといって、「個」をおろそかにした瞬間、まわりにいる自分の代わりが
あっという間に自分と入れかわることもある

厳しい世界だと思いました

強引に、銀のステッキに例えるとするならば
最高の作品(=旅行ツアー)を作るためのパーツ(=人=スタッフ)
というところでしょうか
でも、銀のステッキはむしろ「逆」?のような気がしています

その営業の方は、本当に舞台が好きそうでした
誇りを持って営業に来られていました、だから私も聞き込みました
やっぱり、人の魅力って大事です

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