銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

校正モードの夜

2012年09月03日 | のほほん同志Aの日常

毎月の旅便り。

事務所のPCに黙々と向き合う
文字の打ち込み(企画や手配)がやっとこさ終わって、
作業はいよいよ大詰め、最終段階へ。

そう、各自、自宅に持ち帰っての校正です。

これ、大の苦手です。

この年にしては視力は異常に良いのですが(両目とも1.5)
何せ、私の目はふしあななのです。

「おぬしの顔についている、その二つの黒いのは何じゃ?」

あまりの「ふしあな」ぶりに、よく家族からは
こうからかわれていたほど。


でも、一応見えてるわけですから
なにがしかの誤字脱字は見つけられるでしょう。

というわけで、校正やるぞ!の対峙モードに。
でもその前に、まずは新聞読みながらもそもそと夕食。

…と、気になる表現。

平均寿命が短くなった、という記事のなかで

「健康で長生きすることは、すべての人の願い。
 寿命がのびることは一人ひとりにとってすばらしいことだ。」

おぉ、すごい断言。
でも、これってダウトでは?

私の周囲には破滅型が多いのか
「長生きしたくない…」と遠い目をしながら
スッパスッパ煙草を吸う人けっこういるんですが。


つづいて引っかかったのが書評欄のこの表現。

「カメラを持つと、誰もが楽しい気分になる」

これは自信をもってダウト!

誓って言いますが、私はカメラをもって楽しくなるなんてことありません。

カメラを持つと、むしろ憂鬱です。
重いし、いい景色を見たら「撮らねば」との強迫観念にかられるし、
撮ったあとの整理もなかなか面倒だし。

だから、この夏のプラハにも、持っていきませんでした。
そのことはちょっと後悔したけれど。

それにしても、「誰も」とか、「すべての人が」とか、
こんなに軽々しくひとっくくりにしないでよね!

と世界のすみっこのすみっこで、
主流とは無縁にひっそり生きてる私なんかは憤るわけです。


大新聞ともあろうものが(いや、だからか…)、
校正係はいったい何をしているんだ!?

「おぬしの目はふしあなか?!」

とここで、はたと気づきました。


肝心の自分の校正、
まだちっともできておりません…。



****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長月便りはラフに作っちゃい... | トップ | ドラえもん、100年後に会... »
最新の画像もっと見る