銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

お電話が入っています、ミカンの方へ

2024年01月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

「お電話が入っています」

「どなたから?」

「なんか、能登でミカンくれた方にとおっしゃっています」

ああ、それでスグにがってんしました。

「もしもし」

電話先のお客様は少々、お耳が遠いようで、

一方通行で、

「大丈夫でしたか?能登演劇、皆さんも」

続けて

「あの時、ミカンくださった方も」

ああ、ミカンのことも覚えてくださっていたんですね。

 

銀のステッキには北陸支部があります。

なんて。

ずっと、こっち(関西)でヘルプしてくれていたスタッフ。

毎度のDM発送作業で、ずっとアルバイトに来てもらっていました。

(DN作業だけではないんですけどね)

ご家族の事情で数年前に石川県に移住されました。

それからも、北陸行きのツアーでは、何度もお世話になってきました。

 

先のお客様は、昨年の秋、

当社の定番ツアーでもある「能登演劇堂の旅」に初めてご参加くださって、

そして、わざわざこの度お見舞いの電話をくださったのです。

スタッフの名は忘れたものの、

金沢駅でミカンを配って、能登へと見送ってくれたことを、

ちゃんと覚えてくださっていたようです。

 

「遅くなりましたが、お見舞い申し上げます」

遅くなったことの詫びはもちろん不要で、

”今じゃないと思っての今”は、お客様の心のハカリだったんでしょう。

 

現地スタッフの無事を伝えると、心底安堵の声で

「ああ、良かった」

そしてふたたび

「ずっと気になっていて、でも遅くなってすみません」

 

遅いとか、早いとかないんですよね。

改めて、思ったんです。

気持ちがそこにあれば、ちゃんと伝わる。

 

能登演劇堂は、休館中です。

奇しくも、この惨事が起こる前に、

今年ふたたび演者として舞台に立つと宣言された仲代達矢さん。

御歳91歳。

選んだ演目は、『肝っ玉おっ母と子供たち』

反戦がテーマです。

 

ーー終わりを決めるのは自分

精神を切り替え、頑張りたいとふたたび思ったーー

 

願わくば、今秋の公演が予定通りに行われますように。

その時私たちは、いつものように皆さんを現地にお連れするだけです。

◾️銀のステッキではツアー時に募金箱を設置しております。

 ご協力をよろしくお願いします。

 

◼️北陸へ行こう!氷見の寒ブリと五箇山雪景色【再設定!】

2024年 2/27(火)〜2/28(水)

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■公式ホームページ:http://www.gin-st.co
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