銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

信貴山で写経をやってみました

2017年01月05日 | のほほん同志Aの日常

はぁ~、しんど。

新年のごあいさつが遅れましたが、
年末から正月にかけては、西へ東へ、地元へ遠方へ、休む間もなく動き回っていました。


とくに一年の締めくくりにふさわしく印象深いのが、
12月30,31日に訪ねた奈良の信貴山です。

友人が“じゃらん”で予約してくれて、宿坊で山籠もり。


(

(こちらはお楽しみの精進料理の夕食)


さて、夜を徹して語り合うこともなくすとんと寝てしまい、あっという間に大晦日の朝。

最近とみに早寝早起きになった私は
午前5時から行われるという護摩炊きに当然参加するつもりが、
中途半端に寝坊したため、急きょ裏山のバードウォッチングに切り替え、
ぎりぎりまで寝ていた友人を起こして朝食を食べてから、写経に挑んだのでした。


奥の立派なお部屋に案内されるも、どうやら参加者は私と友人の2名だけ。

偉そうなお坊さんと対面で台に向かい、まるで面接です。
お坊さん、おもむろにこう訊かれました。

「写経をなさったことは?」

…あ、初めてです。

「般若心経はよまれますかな?」

…いえ、よまれません。

「では、書道は?」

小学校のときに習字を少々…。

「…お経はお供えしたあと護摩炊きで燃すのですが、今朝の護摩炊きはこられましたか?」

…すみません、行ってないです。


これほどテンション下がる客も珍しいのでしょう、

お坊さん、「今日は大晦日で忙しいもので…」と立ち上がり、足早に部屋を去っていかれました。


そうして向かい合った般若心経。
いざ始めてみると、いともたやすく「無心」となり、楽しいものです。

よほど集中していたのか、ただ単に雑なのか、あっという間に終了。
(一気に書き上げ、隣の友人を見ると、まだ半分にも達していませんでした)


先のお坊さんのところに持っていったら、まず友人のを見て、「あぁ、きれいに書いておられる。」

つづいて私のを見て、「これは…芸術的ですな。」

ほめられました。

ともあれ。
私の万感の思いと願いを込めた般若心経の文字。

新年最初の護摩炊きで、天高くへと昇っていったはずです。





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