銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

キューバにいったい

2015年12月08日 | 見かけだおしNのつぶやき

村上春樹さんの旅行記が出ました。

その名も、

「ラオスにいったい何があるというんですか?」

その宣伝コピーにはこうありました。

 

ー旅先で何もかもがうまくいったら、それは旅行じゃないー

 

ああ、いいんだ、こんなことはっきり言っても。

羨ましい、、、??

 

では旅行社が提供する旅は、旅ではないの?

 

よくトラブルからトラベルとなった!?という説が語られます。

個人的にも、無計画な旅を愛してきました。

でも、それを提供するかぎりは、

それを仕事にするかぎりは、

対価に応えなければなりません。

トラベルにトラブルはご法度です。

 

でも、旅って、、、

文化も、言葉も、ましてや信じるものが異なる。

知らないことを知る、が旅の醍醐味。

ガイドブックや、テレビで見た美しいものだけが全てとはなりません。

え?こんなこともあり?

その連続が旅の魅力ではないでしょうか。

つまり、他人の言葉を借りると

先の村上春樹さんの紀行本のキャッチにつながるのです。

 

ー旅先で何もかもがうまくいったら、それは旅行じゃないー

 

と、ごちゃごちゃ、独り言の所以は、、、

ある朝の添乗員からの報告。

 

「悪天候で、今朝になって、ホテルの水道が止まり、

やむなくホテルを変わることになりました」

「バスも雨漏りで、ドライバーさんは頭にタオル巻いて

ずぶ濡れで笑って運転してました」

 

社会主義の国キューバでのお話。

 

現地時刻は、夕方。

なかなかの状況下で、大仕事をした感の添乗員の疲労の声。

でも、こちらは、早朝。

目覚めに聞いた、そのトラブル続きの報告に、つい言葉がもれました。

 

「あ、今、あなた旅してんだね」

 

・・・。

 

少し間があったものの、

クスリと、苦笑い?

いえ、多分、本当に笑ったと思います。

遠い国で戸惑い、奮闘するスタッフの声が変わりました。

いつもの彼女に。

「ええ旅してます、それも結構な!」

 

間もなく帰国の途につく頃です。

 

ご参加いただいたみなさんにとって、

対価に値する旅になっていることを願います。

 

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