銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

思い出たくさんバス旅行

2015年01月18日 | T字路をまっすぐ行ってみたら
3年ほど前、私の初めての一人添乗を快く「よろしく」と言って下さったお客様がいらっしゃいました。
ある体操教室のグループさんで何十年も続いている、年に一度の貸切バス旅行。
下見をして、行き先の説明を頭に入れて、笑顔を忘れずに…
ガチガチの私を優しくフォローして下さったおかげで、
私の添乗デビューは、スムーズに終えることが出来たのでした。

貸切バス旅行の準備から企画、日程調整など、グループ全体を見守る幹事役を
ながらく歴任されていました。
でも、私たちも歳をとってきたからと、ここ2年ほどは、ご旅行もお休みされています。

その方に、新年のご挨拶でお電話をさせていただきました。

お電話する前は、最近ツアーへの参加もしんどいからと、遠のいているとお聞きし、
ご友人の方からは、体調があまり良くないようで…とお聞きし、
昨年には、旅案内も心苦しいから、送らないでと連絡が入り、

ちょっと、お電話もしにくいなと思っていました。

しかし、ご友人の方が、「お電話してみたら」とあっさりおっしゃり、
電話してみよう、となったわけです。

いかがお過ごしですか。
今年は、お正月から雪が降る、寒波も来るとお天気が気になりますね。
と、、、

そしたら、

あら、あなたもお元気そうね。
あの時は、ありがとう。
旅案内、楽しく読ませてもらっているけど、参加できないから心苦しいわ。
(私の添乗報告だけでも呼んで下さい。見守ってていただきたいのです)
銀ステさんで行った、ディズニーランドのことも良く覚えているわよ。
その時の添乗員さんは、○○さんだったわ。
…などなど

お話は尽きません。
その中で、印象に残ったお話がありました。

今も体操教室に行くと毎回、過去のバス旅行のお話が出るのよ。
あれは、良かった。あの時は、どこに行ったんだっけ。
おいしかったよね、、、などなど。
でも、その体操教室も、もうそろそろ引退したいと思っているの。
メンバーは、引退を受け入れてくれないけどね。

また、旅に行きたいと言われるし、
でも、よく考えると、私たちももう平均年齢が80歳を超えてきて、
足元もおぼつかないし、遠出はできないし、
遅く出発、早めに帰宅が一番。

お話しをする中で…

それでも『最後のバス旅行』を企画して、
私は、それで、引退するわ、となりました‼️

企画するには、エネルギーがいります。
プランを立てたり、
手配先に連絡したり、
行き先に無理なところはないか検討したり、
それをすべて、お手伝いさせていただき、
幹事様の負担を減らしたい。
そして、
ご本人様も楽しんでいただきたい。
そして、
できたら、
来年もやっぱり行こうと思っていただきたい。

「今も、あの時のバス旅行のお話が出るの」

その言葉が、私の今している仕事の醍醐味だと実感しました。

また再び貸切バス旅行にご一緒できる日を
心待ちしています。
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銀のステッキ旅行
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■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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