野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

一般質問2 学校給食を基軸とした農業の活性化 中学校の制服

2024-06-15 12:02:22 | 議会や町の動き

2.学校給食を基軸とした農業の活性化を
(1)学校給食における地場産農作物の利用率の推移
答:令和元年度 15.2%、令和2年度 12.7%、令和3年度 14.1%
  令和4年度 21%、令和5年度 11.7%。
再質問:この数字をどう考えるか。
答:給食センター運用方針で掲げている「地場産物の積極的な活用」という観点からいうと
  利用率の向上を図り、更なる地産地消の推進に努めたい。
再質問:まめで健康21プラン後期計画(R6 年までの)には具体的な数値は書かれていないが、
       次の計画には盛り込めるかどうか検討していただきたいが。
答:具体的な数値目標を持つことは。達成に向けた行動が明確になるので
  検討していく。
(2)令和5年度における利用農作物の種類と量
答:年間40種類 
  町産農作物は17種類。玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、白菜、長ネギ、大根、大豆、ピーマン、
  のらぼう菜、ニンニク、きゅうり、ナス、トマト、ズッキーニ、里芋、サツマイモ、あんず。
  農産物の量は令和5年度は1万3278kg、うち町内産は1551kg
再質問:生産者数は。
答:生産者は5人、それ以外の町産農産物の入荷先はJA埼玉中央鳩山直売所。
再質問:主要な利用野菜の10品目は掴んでいますか
答:玉ねぎ、ジャガイモ、ごぼう、ニンジン、長ネギ、大根、キャベツ、もやし、
  きゅうり、里芋。
  もやし以外は鳩山で作れるもの。
(3)農家と学校給食センターとの連携はどのようか
答:食材提供について連絡・調整を毎回、生産者等と綿密に行っている。
  近年の異常気象で、生産者から納品見合わせが少なくはない。
  給食センターと生産者が直接つながり、相互に理解を深め、案心安全な学校給食を心がけている。
再質問:地産地消コーディネーターという存在を目にするようになりました。
    鳩山の規模であれば、町職員で対応できるのかと思うが、
    生産者側と学校給食側のコミュニケーションがしっかりできていることが地産地消を進めるためのカギ。
    生産状況を把握されているようですが、こんな野菜を作ってほしいなどの依頼等もされているのか。
答:生産状況の把握は、栄養教諭が直接生産者と行っている。要望よりは
  献立目標に沿って生産している野菜を確認することが多い。

(4)ちょっくま開設時に、学校給食に食材を提供したいとの説明があったが、状況はどのようか。
答:鳩豆うどんとあんずジャムの2品のみ。
  出荷者が小規模農家主体で、給食の献立に対応した食材の出荷時期及び生産量の
  確保が難しい。

(5)ちょっくま指定管理者関連会社の農業参入の可能性はどのようか。
答:指定管理者の関連会社「農業生産法人グッドファーム株式会社は熊本県を中心に
  大麦若葉や大豆、エゴマ等の栽培を行っている。
  株式会社グッドスタッフでは、ちょっくま周辺の農地を活用して、黒大豆の生産、
  野菜等の栽培を行う「体験農園」や集客を目的とした「景観形成作物」の栽培など
  農業参入について検討してきたが、実現していない。
  施設管理責任者は現在も鳩山での農業参入に意欲を示されている。
  実現の可能性を高めていきたい。


以前に給食についてのオンライン研修を受けました。
袋井市の給食について「おいしい給食課」の職員さんのお話でした。
袋井市の給食について、詳細はこちらをご覧ください。
塩尻市もしかり、首長さんの強い思いで給食は変わっていくというお話を聞きました。

3.中学校の制服について

(1)女子のスラックス導入、令和5年度からの制服変更に関して、生徒・保護者・教師の反応はどのようか
答:
教育委員会として特に調査はしていないが、学校を通して伺ったところ、
  生徒・保護者・教師の反応はたいへん良好であるとの回答を得ています。
再質問:スラックスが導入されたものの、実際に選択してくれる子がいるのか、もし自分だったら躊躇して
    しまうのではないかと心配していました。初めてスラックスをはいてる中学生に出会った時は、
    本当にうれしくてかった。2022年12月に開催された「人権問題を考える町民の集い」で披露された
    中学生の人権作文「1枚のスラックスから」には感動しました。
    その後もスラックスを選択されている方はおられますか。
答:2~3割の生徒が選択している。

(2)月に1度の「服装自由の日」など検討してみないか
答:
生徒・保護者から、特に要望は出ていないとのことですが、学校の裁量に任せたい。

この4月から日高市の義務教育学校 武蔵台小中学校では7~9年生の服装を自由化しました。
 制服を着ても良いし、ジャージでも良い、私服もOK。県内の公立学校としては初めてのようです。
 制服があって、毎日着るものについて考えなくても良いのは、ある意味、楽です。
 でも月に1度くらい、明日は学校に何を着ていくかと悩んだり、ワクワクすることも素敵なことだと思います。

こども基本法第3条3項に「全てのこどもについて、その年齢及び発達の程度に応じて、
 自己に直接関係する全ての事項に関して意見を表明する機会及び多様な社会的活動に参画する機会が確保されること」とあります。
 しかし、これまでそういう機会を与えてこられなかった経緯の中で、こどもたちが意見を持てない状況を作ってきた現実があります。
 そんな中で、校則や制服などは意見を言って良いのだよ、おかしいと感じても良いのだよと、
 意見を考え表明するための格好の材料になるのではないかと思います。

 大和市議会に請願を提出した小学校5年生の女の子の記事がありました。
 請願は「こども基本法に基づく計画を作り、その過程に子どもが参加できるように」という内容。
 「子どもが意見を持っても無駄だと思わせるような大人の行動や社会の仕組みを変えて欲しい」と
 まとめの言葉がありました。肝に銘じたいです。

 

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