お友だちから誘ってもらって、少し(?)若い方々と
『ゆたカフェ』で学んできました。
東京国際大学の佐治木ゼミで学んだ方々が、立ち上げられた会です。
今回(4月22日)は【現代社会の危機と”豊かさ”の行方】「貧困・福祉・教育の現場からみる”豊かさ”の行方」と題して
行政の現場で働いている方のお話でした。
カフェ・・・なのでケーキも。
おいしいチーズケーキでした。
生活保護制度の概要について伺いました。
先進30カ国中、4番目に相対的貧困率が
高いそうです。(赤字の部分、直しました)
一見、豊かに感じるこの国ですが、現状は厳しいのです。
生活保護法は生活に困窮する方々の保護を行い、最低限度の生活を保障し、
その自立を助長する制度です。
アスポートで教育支援をされていたお話。
家庭訪問と学習教室があり、
埼玉県内では45カ所以上で学習教室が開催されています。
「わからないこと」が「分からない」と言えることで、
子どもたちは学習する力を得、進学するチャンスを得ることができるそうです。
お二人のお話は、誠実に懸命にお仕事をされている様子がよく分かり、
とても貴重な体験を伺うことができました。
参加者全員から質疑と感想。
教師経験者からは、公教育の現場で子どもたちに分かるように対応することが必要。
生活保護は特別なものと思っていたけれど、もしかしたら自分が明日から受給することになるかもしれない制度であること。
小田原市役所での悲しい生活保護担当者の行動があったが、専門職が少なかったり、連携ができていなかったのでは。
福祉と生活保護、縦割り行政で連携できていない自治体があるかもしれない。
佐治木先生のまとめの言葉
生産しない人間、弱者に対しての思いはどのようだろうか。
弱さの強さがある。それぞれの人の存在を認めることが大切なのではないか。
制度だけで解決することは難しい。
ざっとこんな様子でした。
ずいぶん日にちが経ってから書いたので記憶が曖昧。(^_^;)
若い世代の方々の中に、ぽつんと数人の人生経験を積んだ人たち(?、物は言い様でしょう)が混ざった「ゆたカフェ」。
こういうの楽しいです。
誘ってくれたMさん、ありがとう!
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