深谷シネマに行ってきました。
あなたの「おいしい」、危なくありませんか・・・という副題がついた『未来の食卓』という映画を観てきました。
南フランスの小さな村の村長さんが学校給食と高齢者の宅配弁当をオーガニックにしたことから村が変わっていくというドキュメンタリー映画です。
改めて食は生きることの礎であり、原点であると思いました。
冒頭にユネスコの会議の場面が出ます。
「あなたの周りに、がんや糖尿病にかかっている人はいませんか」と問いかけられます。
たくさんの人が挙手します。
ヨーロッパでは、生活習慣病の70%は食と環境の影響であると考えられています。
食料不足も話題になっていますが、動物性たんぱく質の摂取を控えることが解決策の1つになるそうです。
食料不足であれば遺伝子組み換え作物で大量生産を・・・と短絡的に考えるのは困りますね。
字幕に出る文言にフムフムと思いながら、映画ですからメモをとるわけにいかず、
たくさんありすぎて・・・頭の中の許容量を超えてしまいました。
アインシュタインが“ミツバチが居なくなれば、4年後に人間は滅びる”なんてのもありました。
みつばちが減っていると聞きますが、何か生態系を脅かすような何かが起きていることの前兆でしょうか。
虫とは共存共栄ですね。
除草剤などの農薬や化学物質まみれの野菜・食材。
そんなものでなく豊かな土から育った野菜、自然のままの野菜をいただくことの大切さを痛感しました。
未来の子どもたちの食卓はどんなになっているでしょうか。