調査員の「目」

 日常の何気ない雑感とつれづれ日記。

BARNEYS NEW YORK(バーニーズニューヨーク)でクレリックシャツを買ってみる

2015-02-21 | オシャレ系
 先日、セブン&アイ・ホールディングスは米高級衣料品店チェーン「バーニーズ・ニューヨーク」を日本で運営するバーニーズジャパン(東京・渋谷)の株式を住友商事から買い取り、100%完全子会社化するというニュースがあった。
 
 「バーニーズ・ニューヨーク」って私には全く縁のないお店だったが、試しに新宿店と横浜店に行ってみた。海外のインポート物が多く、スーツなんかも安くても10万円~と「高級衣料品店」と言われる通りのお店だった。新宿店より横浜店の方が広く(場所柄当然だろうが)静かだし、ゆっくり優越感を感じながら買い物をしたい人には良いと思う。印象論に過ぎないがセレクトショップの店員より品ある丁寧な対応が心地よく大人な感じがする。エグゼクティブなビジネスユースにはピッタリだろう。
 海外インポート物は高価格帯がほとんどだが、中には手ごろな価格帯のものもあり、私のような一般庶民を死んでも絶対に寄せ付けないような厳しいカースト制度を敷いたお店ではないようだ(笑)。

 それにしても、社員の方のみならず、このお店が好きなファンの方にとっても「セブン&アイ・ホールディングス」の100%子会社になってしまうのは何か複雑な感情を持つのではないだろうか。
 百貨店の「SEIBU」や「SOGO」なども傘下に入れているとは言え、元々はコンビニの「セブンイレブン」・スーパーの「イトーヨーカドー」がのし上がってきた持ち株会社だ。

 すでに49.99%の株主である時点で何も驚かないかもしれないが、それでも住友商事が株主であることが一つのプライドみたいなところもあったろうに「結局、コンビニ・スーパーグループの100%子会社かよ」みたいな卑屈な思いが浮かんでもやむを得ないだろう。

 とは言うものの、高級アパレル小売りとは毛並みが違うが、いつの間にかセブン&アイホールディングスは連結で5兆6千億(経常利益3390億)もの売り上げを誇る超巨大総合小売りグループになっていた・・・。
 
 まあ、100%子会社化されてもバーニーズのお店でセブンイレブンのおでんが並べられる、ヨーカドーでバーニーズのスーツが並べられる、というようなぶっ飛んだ意味ではなく(それはそれで妄想としては面白いけど・・・笑)、セブン&アイの純投資戦略の一環と捉えれば複雑な感情も杞憂に過ぎないとも言えなくはない。ここら辺の消化のロジックは自分で考えていくのだろう。

 経営上層部の人は株主への説明や株主からの指示などこれまでとは違った対応を余儀なくされるだろうから大変そうだな・・・。

 余計な話が長くなった。せっかく行ってみたので話のネタに何か買おうと思って、今まで買ったことのないクレリックシャツなどに手を出してみた(笑)。

 会社に着て行くシャツがConbrioのブルーのブロードシャツばっかりだったので、少し冒険してみようと思った次第。クレリックシャツは社会人になって初めて(笑)。



BARNEYS NEW YORKの印字。 


 襟は白。体の部分はサックスブルー。


 イタリアErbaという会社の生地らしい。


 生地はイタリアだけど、縫製ほか造りは日本製なので丁寧で安心感がある。これが中国製だったら買わなかっただろう。


 斜めに白糸が織られていて、控えめな光沢感と高級感を感じさせる。


 ネイビーのソリッドタイと合わせるのがオーソドックスか。こんなイメージ。


 ワインレッドのソリッドタイと合わせるとこんな感じになる。

 いずれも悪くないように思う。

 裄丈が85と長く、私は82のため、補正をお願いした(1800円)。締めて本体17,800円(税込19,224円)。

 今後、お店でおでんや100円カフェを売らないか定期的に行って観察してみよう(笑)。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿