もともと炭鉱の村として栄えていた九切里(クジョンリ)。
しかし炭鉱業が衰退し、九切里駅~アウラジ駅間(7.2km)の鉄道が廃線に。
そこで新しく観光産業として作られたのが汽車ペンションとレールバイクです。
レールバイクもKORAIL(韓国鉄道公社)が運営していて、乗車はネット予約が優先。
これが住民登録番号必須なので、外国人旅行客には辛い。。。
五日市と重なる週末や紅葉時期は混みそうなので、お気をつけ下さい。
運営時間(九切里駅発)は・・・
●冬季(11月~2月):9時、11時、13時、15時
●夏季(3~10月):9時、11時、13時、15時、17時
夏休み時には夜間運行もあるみたいですが真っ暗なのでは?!
ワタシたちは汽車ペンションに宿泊して9時発に乗りました(・∀・)v

九切里駅内にあるカフェレストラン「キリギリスの夢」。
汽車ペンション同様、使わなくなった電車を利用して、キリギリス型になっています。

「旌善農特産物広報館」。これも原型は電車です。
前日に寄り、「オガジャ」(五加子の実)の果実酒を買いました。

九切里駅~アウラジ駅間を走る「風景列車」。
もちろん普通の電車としての役割もありますが、
アウラジ駅へ着いたレールバイクを九切里まで引っ張って帰る役割もあります。
レールバイクに乗った人は無料で乗車できるみたいなので、
アウラジや九切里に自家用車を置いてきた人たちには便利。
ワタシたちは貴重品以外を風景列車に乗せてもらい、
軽装でレールバイクをこぐことができました。
さてさて肝心のレールバイク単体の写真がないのですが(苦笑)、
四輪の車体で2人乗り用(18000w)と4人乗り用(26000w)とあります。
どちらもむき出しで屋根もないので、雨の日はカッパが必要かも。
2人乗りは並んで座った状態で漕ぎ(@アヒルボート漕ぐような姿勢)、
4人乗りは前二人が腰かけ、後ろ2人が自転車に普通に乗る感じ。
まず係員さんからの指示を受けますが、シートベルトをつけブレーキを教わるぐらい。
誰でも、小さいお子さん連れでも楽しめると思います~。
さて出発し、第1トンネルを抜けると下り坂になります。
ここ結構スピードが出るところで、線路脇にカメラマンが待機しています。
撮られた写真はアウラジ駅に到着したときにちゃっかり商売されていて1枚5000w。
超オールバックで残しておくのも恥ずかしかったので、キムチさんが引き取ってくれました(笑)。

そして視界が開け松川(ソンチョン)を跨ぎます。水がキレイやった~♪

第2トンネルを抜け、しばらく左手に松川を見るカタチに。
途中プラットホーム跡みたいな場所があったけど、今は「休憩所」みたい。
もちろん止まって休むと後ろがつかえるからダメですが、
たぶん繁盛期には露店が出て飲み物・お菓子ぐらいは買えるんじゃないかと。
この休憩所は2ヶ所ありました。

5分ほど先に出た集団に追いつきました。
やっぱり優雅に楽しみたいので、スピードを調節してまた距離を開けて・・・

ちょうど中間地点。

背景音楽は
キム・ドンニュル氏の『出発』でお願いします(´▽`*)

いくつか踏み切りを渡るのですが、必ず係員さんが安全管理してくださいます。
(@とは言っても、そんなに通る車は多くないです^^;;;)
さわやかな挨拶もしてくださるし、終始サービスは◎でした。
(つづく・・・)
●
当日の行動はコチラ●
「韓半島横断の旅(その6)」