内に生きる流れを感じ考えるとき、父方からの流れを最近よく思い出す。
(http://blog.goo.ne.jp/nmachika/e/0ad0fc47079b0b42da961b2d1c740d86)
父は団塊世代の最後の世代。マルクス思想に傾倒していた。「富が分配され人々が平等に暮らす」世界を実現していくために彼の全精力を注ぎ込んでいた。私と兄は「宗教は阿片」という考えの下、宗教色を排した家庭に育てられた。
天皇制、被差別、戦時中アジア諸国で何が起こったのか、自由主義史観の流れ、教科書書き換え問題、男女平等そういったことを考えながら大きくなった。
大学へ進み民俗学などに興味をもっていた私は各地の祭や地域の神社などを訪ねることが好きだった。一度そういう話をしているとき父が「思い悩むと一人でよく神社を訪ねる」というようなことを言ったのに驚いたのを覚えている。
アラスカに暮らし始め夫の母国語であるスペイン語のクラスをとっているとき、家系図を作って来いという宿題が出た。父にコンタクトをとる。そのとき初めて、父方は代々神官であったと知った。草薙の剣を神体として安置するとされる神社の副宮司だったと。父が生まれる前に戦死した祖父も曽祖父も。亡くなった祖母が兄に会う度に「神官になりなさい」と言っていたのを思い出す。
父が神社の寄り合いに出かけるようになったと母から聞いたのは去年のことだ。白装束に身を包み儀礼に立ち会う父の後姿が写った新聞の切抜きを母が送ってくれた。神官には世襲枠というものがあるのだとも知った。9年会っていない私の知っている父とかけ離れたイメージ。まるで2人の父がいるようだ。
私の歩いてきた道、私が生まれる前からの流れ、それらがどう交わっていくのか、感覚を澄まし進んでいきたい。感謝しつつ。
(http://blog.goo.ne.jp/nmachika/e/0ad0fc47079b0b42da961b2d1c740d86)
父は団塊世代の最後の世代。マルクス思想に傾倒していた。「富が分配され人々が平等に暮らす」世界を実現していくために彼の全精力を注ぎ込んでいた。私と兄は「宗教は阿片」という考えの下、宗教色を排した家庭に育てられた。
天皇制、被差別、戦時中アジア諸国で何が起こったのか、自由主義史観の流れ、教科書書き換え問題、男女平等そういったことを考えながら大きくなった。
大学へ進み民俗学などに興味をもっていた私は各地の祭や地域の神社などを訪ねることが好きだった。一度そういう話をしているとき父が「思い悩むと一人でよく神社を訪ねる」というようなことを言ったのに驚いたのを覚えている。
アラスカに暮らし始め夫の母国語であるスペイン語のクラスをとっているとき、家系図を作って来いという宿題が出た。父にコンタクトをとる。そのとき初めて、父方は代々神官であったと知った。草薙の剣を神体として安置するとされる神社の副宮司だったと。父が生まれる前に戦死した祖父も曽祖父も。亡くなった祖母が兄に会う度に「神官になりなさい」と言っていたのを思い出す。
父が神社の寄り合いに出かけるようになったと母から聞いたのは去年のことだ。白装束に身を包み儀礼に立ち会う父の後姿が写った新聞の切抜きを母が送ってくれた。神官には世襲枠というものがあるのだとも知った。9年会っていない私の知っている父とかけ離れたイメージ。まるで2人の父がいるようだ。
私の歩いてきた道、私が生まれる前からの流れ、それらがどう交わっていくのか、感覚を澄まし進んでいきたい。感謝しつつ。
今までのことをここで整理することで私自身が作られていっていると感じてます。どんな出来事に焦点をあて、取捨選択していくのかで出来上がっていく「私」も違ってくるのでしょうね。
人の数だけの違った流れがあり。自身の流れを生かしていけるような一歩を踏み出していけたら、と感じてます。
次に会って話をする時を楽しみにしてます、あ、明後日だね。いつもありがとう!
1人だけ分断されているのでなく、流れのなかに生きているのだなあ、と最近よく感じます。流れのなかで私自身が泳いでいくスペースというのがあり、そのスペースはたくさんの選択であふれていて。
自身と両親との関係は、まさしく子供と自身の関係に表れますね。私と両親の間で終わらせたいこと、次には伝えていきたくないこと、私にもあります。tintinさんのように自覚し、壊れるor壊すことで決着つけていきたいです。選択していけるのだと思ってます。育ててもらった両親に感謝しつつ。
シェアしてくださって優しい言葉をかけてくださってありがとう。tintinさんの言葉に癒されてます。
ほかに感じたことがあるんだけれど、うまく文章にできそうになくて・・・、今度会ったとき話すね。
両親を否定してきて、夫婦生活・子どもを育てる中で私自身も否定され、一度壊れて、両親のことも私自身も素直に受け入れられるようになりました。
ふたたび「流れの中で生きるわたし」を意識してみること、マチカさんが思いを共有して下さり、よいきっかけを与えてくれました。ありがとう。