ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

動作性より言語性が低いお子さんに…家庭での取り組み♪

2008-05-21 18:55:44 | 国語
発達検査で動作性より言語性の方が60も低いという
ADHDとかん黙のある
5歳のお子さんについて、
家庭での取り組みについてご相談をいただきました。
お返事が遅くなってしまってすいません。

言葉で聞かれたことに、言葉で答えるということ、
また、言われた事柄をイメージするというようなことが、
特に苦手(苦手意識ももってしまっている)なのだそうです。

実は子どもさんに会ってみないと、
その子に合った取り組みはわかりにくいのですが、
推測できる範囲でお答えします。

言葉の発達をうながすのに、
最適の遊びは、ドールハウスを使ったお人形遊びです。
小さな空間で、日常の言葉を再現できるし、
会話の練習ができるからです。
しかし、
ADHDのある子は、落ち着いてお人形遊びをしないかもしれません。

もし運動することが好きなら、
「あ~ぶくたった」などの伝承遊びは、
繰り返しの中で、
言葉で聞かれたことに答える練習ができます。

かん黙があったということなので、
緊張しやすく不安が強くて話ができないようなら、
パペットなどのお人形同士の会話を見せて、
本人は見るだけでも会話の学習になります。

話しかける時、抑揚やリズムをつけ、
記憶しやすく、しゃべりやすいようにしてあげることも大事です。

ADHDゆえに、耳から入る情報に集中しにくいようでしたら、
糸でんわのように、他の作業ができない遊びの中で
会話を楽しむのもいいです。

お笑いのワンフレーズ、
アニメのワンフレーズなどを覚えて、
いっしょに繰り返し、
しゃべることへの抵抗をすくなくさせると、
言葉が増えたりします。

もし、広汎性発達障害もあるようなら、
そちらを優先した療育の方が効果が出ると思います。

10の合成を、アルゴカードで覚えたというお話から、
知能面ではあまり問題のないお子さんなのかもしれません。

言葉のキャッチボールをするときに、
やわらかいボールや風船をゆっくり投げあいながらすると、
言葉に対しての緊張が取れて、
しゃべりやすいかもしれません。

 
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すごろくをしたら時計が読めるようになる方法♪(○時と○時30分)

2008-05-21 17:19:58 | 時計の学習
100円ショップの紙の時計と
手作りのすごろくで、時計を学ぶ方法を紹介します。

写真はしまじろうくんの雑誌を切り抜いて作った
すごろくですが、
イラストでも、写真でも、雑誌の切り抜きでも作れます。

大き目の円を描いて円形ケーキの切り目を入れる要領で、
20分割します。
分けたスペースに、

「スタート」 「ゴール」
7時「目が覚める」
7時30分「朝ごはんを食べる」

8時「お風呂に入る」

など日常の活動を書き込みます。イラストをつけて…。

ポイントは  ○時  と  ○時30分 の
繰り返しにすることです。

スタートに人形を置いて、
さいころを振ります。
さいころの目だけ進んで、
止まったところの時間に時計の針を動かします。
最初のうち手伝ってあげると、
子どもはすぐに覚えてしまいます。

 
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子どもを褒められない、愛せない…と感じる時

2008-05-20 15:15:26 | 番外
実は、最近嫌がらせコメントが再発し、
軽く読んで気にもとめてなかったんですが…


でました~訴える????発言。
どうぞどうぞ訴えて。
ちょっと、批判的な意見が出ると、訴えるとか誰だかわかってるとか、一人で大騒ぎするってみなから言われてたけど、ほんまやわ。
あきれるな、ほんまに・・・
必要以上に、人からほめられたい、認められたいって思ってるんやな。
かわいそうに・・・
生い立ちが不幸な人って、そんな心理が働くって知ってる?
そんなに必死にいい人演じんでもええんちゃうか?


というよくわからないコメントをいただいて…

まあ、最初は笑い話でスルーしていたんですが、
そういえば私は、幼い頃から親から褒められることが多くて、
あんまり褒められたいという要求がないなぁ~

なんて考えていたら、

ふと、
わが子にも、生徒にも、
私が子どもに対して、何の抵抗もなく心の底から褒めることができるのは、
それはきっと親から十分過ぎるくらい
褒められて育ったからなんだな…
と改めて気づきました。
(嫌がらせコメントもたまには役立ちますね。)

といって、これが私にとってあまりいい思い出じゃないのは、
母と妹の相性が悪く、
私は褒められ、妹はけなされ、
私はかわいがられ、妹は叱られ…という毎日が、
子ども時代を通してエンドレスに続いていたからなんです。

そんなことを考えるうちに、

親から十分に認めてもらえず、
否定されながら育った方が、
子どもを褒める…というたったそれだけのことに感じる
抵抗やとまどい…
そんな自分を責めてしまう思いについて…
どんなに苦しいんだろう…?
とも考えました。

親子レッスンでは、そうした苦しい子ども時代を過された
という親御さんも見えますが、
たいてい自分が苦しかったから子どもには…と
一般的な親御さん以上に愛情をかけて子育てされている場合が
ほとんどです。

でも、工作教室で出会ったお母さんの中には、
知らず知らずに、子どもを否定したり、拒絶したり、
子どもの能力に、絶望し続けたりする方もいました。

それにもかかわらず、他のお母さん以上に、子どもを愛さなきゃ、
いい親にならなきゃ、
と感じていることが、
こちらには伝わってくるのです。

こんな時、どうすればいいんでしょう?
自分の思いとどう向き合えば良いのでしょう?

子どもを褒められない、愛せない…と感じる時は、
目の前のわが子を褒めなきゃ愛さなきゃ…
とあせるのではなくて、

まず、自分の記憶の中にある否定された幼い子を、
大切にかわいがってあげることから始めたら
いかがでしょうか?

自分の中に、見捨てられた子がいるのなら、
その子のために泣いてあげなきゃならないだろうし、
否定された子がいるのなら、
自分で自分を褒めてあげなくてはならないでしょう…

その子をほったらかして、
目の前の育児に没頭しようとしても、
自分の中の子どもが、
幼いわが子に嫉妬するかもしれません。

子育てを通して、自分に優しくする方法を、
学んでいくことが大切ではないでしょうか?

 
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アスペルガー症候群の子どもに軽犯罪とは何かを教える難しさ

2008-05-20 07:45:09 | アスペルガー症候群
先日、もうすぐ3歳になるアスペルガー症候群の疑いのある☆くんが、
親子レッスンに見えました。
☆くんのお母さんは、
もうすぐ入園する幼稚園に、事前に「アスペルガー症候群」
について伝えようかどうか悩んでいる様子でした。

☆くんは、大人の指示に従えず、
物を投げたり、脱走したりする癖があります。
ですから、園に知らせないままでいると、
先々トラブルが起こるであろうことは、
☆君のお母さんも重々承知なのです。

しかし、連日ニュースをにぎあわせている「アスペルガー」という言葉に
ショックを受けて、
それを告げると、周囲からいじめや差別を受けるのでは
ないかと躊躇しているのです。


しかし周囲に、軽度発達障害について知らせないで過すこともまた、
☆くんが、ふつうにできないという理由で
叱られ過ぎたり、
子供たちからのいじめを受けた時、
うまく守ってあげられなくなるかもしれません。

そうしたことから来る2次障害で、
☆くんが反社会的な感情をいだくようになるのではないか?
とお母さんは恐れてもいるのです。

テレビも、新聞も、正確に良心的に報道してほしい。
アスペルガー症候群という少数派に生まれた子たちもまた、
未来のある大切な子どもたちであることに
気づいてほしい。
と感じます。

しかし、一方で、
社会性の未熟さと想像力の弱さをあわせ持つ
このタイプの子に、
「軽犯罪とは何か」を教えることの難しさに
私自身が悩み続けている現実もあります

私は、アスペルガー症候群の子が、
定型発達の子より犯罪傾向が強いとは感じません。
しかし、
軽犯罪…迷惑防止法で引っかかるレベルの
他人に不快を与えるかどうかグレーゾーンにある犯罪に関しては、
アスペルガー症候群の子に、
善悪を理解させることがむずかしい~!!
と感じています。

例えば、「ストーカー行為」とか、
ネット上なら「コメント欄のあらし」とか…。
あくまでも、あらし…で詐欺目的ではありません!!

ストーカーをされた人が、
警察に訴えたとして、
ストーカーした側が、被害的な思いを抱いて
訴えた人を恨み続ける…

ということは、ありがちなことだと思います。
こうしたことが起こる背景には、
まず、
ストーカーという行為の犯罪性を理解できないこと。
訴えられた時点で、自分の行為の結果…という部分が
切り離されてしまい、相手からの攻撃と感じてしまう。
他人と自分の境界がはっきりしていないため、
自分にとって相手が特別なら、
相手は当然、自分を特別だと思うべきだ、という考え方をしてしまう…。
そのあたりの間違いを指摘されると、
あいての言葉の一部だけに反応して、
言い返すことに快感を感じてしまう。

といったことが、あげられると思います。
社会性が未熟だったり、想像力が弱いと、
とかくこうした間違った感覚を抱きがちです…。

しかし、だからって、アスペルガー症候群の方すべてが、
そんな考えを抱き、
そうした行為に走るわけではないんです。

そこのあたりが、ごちゃごちゃにされ、
まじめに懸命に生きているアスペルガー症候群の方が
差別を受けている現状は、
どうにかしなくてはならないはずです。

難しい問題…悩みますね。

 
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☆×10や☆×100が理解できません。

2008-05-19 08:48:21 | 計算
☆ちゃんは算数にLDがあるため、
新しい概念の理解に長い時間がかかります。

ゲームなどを通して、
ようやく九九の意味を理解したのですが、
×10や×100など
かける数が大きくなると、何のことだかわっぱりわからなく
なったというお話でした。

そこで、
×10を体験してもらうため、
卵の空きパックの10個のへこみに、
3個づつ人形を入れていってもらいました。

その後、人形をパックから取り出し、
3列に並べて、
3×10について体験してもらいました。
また、「この3×10の人形の乗った卵パックを
10個作ったら
3×100だよ~。」
と説明しました。

一度、こうした体験をすると、
量の感覚が、とてもつかみやすくなります♪

 
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アスペの子が人を恨まないとは、冗談じゃない…というコメントをいただきました。

2008-05-18 06:59:16 | アスペルガー症候群
アスペルガー症候群と犯罪について書いた記事に対し、

アスペルガーの子は 人を恨まない…?
冗談じゃないですよ。
何を根拠に言ってるんでしょうか?
ただでさえ変わり者という事でいじめに遭ったりしやすいんですよ、アスペルガーの人は。
そんなつらい目にあわされ続けるんだから、人や社会を恨んでる人は多いと思いますよ。
少なくともアスペルガーの診断を受けている私はそうですが。。
それに実際過去のいじめとかに恨みや憎しみの念を抱いて生きている当事者の方をネット上ではよく拝見します。

というコメントをいただきました。

コメントありがとうございます。
長い間、自分では理解できない攻撃を受けた挙句、そのような気持ちを抱く人はいるはずです。
それは、定型発達の子であっても、
そうした状況で育てればおなじなのではないでしょうか?
だから虐待を受けて育った方の中に、反社会的な行動に出る方もい多いのだと思います。
私の、人を恨まない…という言葉の根拠は、アスペルガー症候群の子どもたちに接しての印象や、アスペルガー症候群についての書籍にたくさん目を通して書いたものからきています。といって、アスペの子ども…ということです。
あるひとつの視点なので、同じ私が書いてもまた別の視点から書くと、「恨まない」とは言いがたい部分もあります。
ただ、私が直接、接していると、人に対する激しい言葉の攻撃を続けている方も、「憎しみ」という感情とちょっと違う…という気がしています。
私の身近にいるアスペルガーの子も、いったん攻撃し始めるととどまるところを知らない部分があります。
しかし、その攻撃の様子は、定型発達の子の、感情のもつれからくるものと違い、自閉症の子の自虐行為に似ています。こだわりにも近いものです。
私は、広汎性発達障害ではなく、それについてよく知らない方が、安易にアスペルガー症候群と犯罪気質を結び付けることに問題を感じています。
もしかして、社会がそうしたものに無知であるため、子ども時代から苦労を強いられているために、本来あまり強くない傾向が目だって現れているかもしれないからです。
ただ、私は、自分が当事者ではなく、本当の意味で、アスペルガー症候群の方の心を知っているわけではありません。
ですから、鳥神さんのように、正直にさまざまな思いを当事者の声で発言してくださると、とてもありがたいのです。どうか、いろいろ教えてください。


というお返事をした後で、こうした問題を、
コメント欄という小さなスペースだけで話し合うのもどうかと
思ったので、記事にさせていただきました。

先日、NHKの教育番組で、
アスペルガー症候群の女性とそのお母さんが、
その女性の子どもの頃からの育ちを振り返りながら、
当事者の思いを語っていました。

その女性の子ども時代、
親御さんも周囲の方も、
アスペルガー症候群という言葉すら知らない状態でした。
そのため、幼稚園や学校でなかなか友達のできない女の子の性質は、
親の育て方が悪いためと誤解されていました。
お母さんはひたすら、
「ふつうになって…ふつうになってちょうだい!」
とその子に求めていたそうです。
お母さんの言葉に、戸惑いながら、
必死でふつうであろうとした女の子は、
無理にふざけたり、目立つことをして、
ひどいイジメを受けるようになっていったそうです。

成長した後で、
アスペルガー症候群と言う言葉を知り、

「ずっと、私が、悪いのだと思っていた…。
ずっとずっと ふつうになりたかった…。」

そう繰り返しながら、涙を流すシーンがテレビに映っていました。

その女性は、アスペルガー症候群だから…
いじめられたから…
社会や親に恨みを抱いているわけではありません。

しかし、中には社会やいじめた人を恨んでいる人もいるでしょう。それは、当然のことだと思います。

私は鳥を飼っているのですが…
鳥のように複雑な感情を持っていない生き物でも、
いじめられ続けたら、いつも噛み付いたり、激しく攻撃する性質になるのを
知っています。
人であれば、なおさらだと思います。

アスペルガー症候群の幼い子に接していると、
独特の純粋さ、けがれのなさ…のようなものを感じる時が
あります。そうしたお子さんを育てている
親御さんも、よくそう言われます。

自分の理解できない部分の多い世界で生きている
必死さのようなものも伝わってきます。

確かに今、アスペルガー症候群の子の起す犯罪が注目されてはいますが、
よく検討もせずに、
アスペ=犯罪という結び付けをしてよいものかどうか、
強く疑問に感じています。

 
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小学生の子に大工仕事を教えてもらった話♪ 1

2008-05-17 09:41:52 | 番外
以前、近所の小学校でする子ども会主催の「たこ作り教室」のお手伝いに
行っていたことがあります。
そこで、おとなしすぎる小学生と活発過ぎる小学生が、(つまり似たタイプ…)
小競り合いを始めました。
私は、けんかを妨害するように、
二人の間に自分の「たこ」を広げて、「たこ」にイラストを描き始めました。
その前の年は「火の鳥」を描いたんですが、
その年は「だんじり」

すると、それまでけんかをしていた活発な方の子が、
さらに私の近くに席を移して、
だんじりの絵をなめるように見ていました。
そして、自分も「たこ」にだんじりの絵を描き始め、
だんじりについて熱心に語りだしました。
私が、一番興味を惹かれたのは、
その子が、自分で、大工道具を使って、だんじりを作った…という話でした。

実は、私は、何年来、大工仕事にあこがれていて、
今は廃材や紙で工作しているけれど、いつかは木材で
子供用のままごとセットなど作ってみたいと考えていました。
それで、その子に、材料の入手先や道具について、
あれこれ質問しました。
すると、その子は、それは熱心に、

自分の作っただんじりを見に来るように…
それは、子どもが乗ったって大丈夫な作りなんだ…
今日にでも、ホームセンターと木材屋に連れて行ってあげるから、
「たこ作り教室」の後の予定は空いているか?

とたずねます。

うーん、それは魅力的な誘いではあるけれど、
お母さんに聞いてみなくてはならないよ。
勝手によその子をホームセンターに連れて行くわけには…(連れて行ってもらうわけには…)

といったんは、ていねいにお断りしたんですが、
帰りはしっかり我が家まで付いて来て熱心にすすめてくれます。
そこで、親御さんに連絡して、
(「うちの子でお役に立てるんでしたら、どーぞどーぞ」とのこと)
さっそく二人で買い物に出かけました。

「ちょっとお金がかかるかもしれないよ~
ドリルはまず必要だからね。
それと、サイズのちがう釘もいるし~。
それとさ~いらなくなったとき、リサイクル料金400円かかるかもしれないけど、大丈夫~?」としゃべり続けて、
男の子は、私の財布の中身をすごく気にしてくれてました。
そして、
ただで木材を分けてくれる材木やさんに寄ったり、
途中で家を建築中の大工さんに声をかけて、
木の廃材を分けてもらったり、
ホームセンターの特価品コーナでお買い得の板を集めて
くれたんですよ。

私の場合、買い物だけで、疲れちゃったんですが…
「だめだめ、思い立ったときに、ある程度仕事を進めとかなきゃ…。」
と注意され、
さっそく「だんじり作り開始!!」

それが、のこぎりやドリルの音が思った以上に大きくて、

騒音だ~
ご近所迷惑だ~

と気が気じゃなかった私は、
なんとかそれらしい形までこぎつけたときは、
涙が出そうでした。

その子は、小学生とは思えない仕事っぷりなんですが、
勉強はすごく苦手なんだそうです。
そこで、大工仕事を教えてもらったお礼に、
製図に役立ちそうな算数を教えてあげるよ~と言ったんですが、
断られました。

それで、帰りに本人が持っていないというサンダーを
あげることにしました。
というのも、大工仕事を教わってみて、
「こんな都会の真ん中で、そんな作業できるわけない!」
という現実をしっかり勉強させてもらったからなんです。
それと、大工仕事の、大体の流れと、購入場所も
しっかり学習できました。(かかった費用のもとは取れました。)

「サンダーはかなり音が出るけど、大丈夫?」
「いつも使っている電動のこぎりも、電動ドリルも
同じくらいの音だから大丈夫だよ。
でも、ほんとのほんとに、サンダーもらって良いの???」
とその子は喜び勇んで帰って行きました。

その後、小学校の柵のそばで、数人の子と群れて遊んでいるその子を
見かけました。手を振ったら、「おっ!」と挨拶。
「だれ~?」と友達に聞かれると、
「ともだち~」と答えていました。

ともだち…ですか?


 
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どうして親子関係がうまくいかないんでしょう?

2008-05-16 09:07:11 | 番外
「子どもさんの勉強がうまく進まない」
という理由でご相談に見える方にお会いすると
LD(学習障害)がある場合を除いて、
ほとんどの場合
子どもの能力に問題があるのではなく、
親子関係のゆがみが原因のひとつにあるようです。

前にトラブル解決の記事でお話したように
親と子の持っている優越機関、劣等機関の相性が悪くて、
せっかく持って生まれた子どもの良いものを
育てるばかりか 日夜つぶしにかかっている親御さんも多いです。

例えば「思考」が優越機能の子は、理屈っぽいです。
ああ言えば、こう言い、素直に納得せず、
感情が劣等機関であるため、冷淡な一面があります。
そんな時、「感情」が、優越機能である親は、
最初から言い分も聞かずに、
「また、この子は、ごちゃごちゃ言って~!理屈っぽいんだから~!
としかって押さえつけてしまうときがあります。
「感覚」が優越機能である親は、
直感が劣等なため、こうしたタイプの子の冷淡さを
犯罪と結びつけて、悪い想像を押し付けたりします。

しかし、こうした子の理屈っぽさを、
論理的な思考を発達させられる子として尊重し、
「感情」面の遅れについて、ゆっくり愛情をかけて育てていくなら、
頭の良いすばらしい子にちがいないのです。

親とのトラブルに消耗して、
意固地になり、
学校での成績が振るわない子もいます。
しかしそうした子には、感情面での負担をかけすぎないようにすれば、
きちんと学びだす場合がほとんどです。
理屈っぽ過ぎる子が、先生からきちんと学べないようなら、
自由な読書の時間をたくさんとってあげて、
成績を気にしないことも大切です。
いずれきちんと頭角を現すはずです。

自分に無いものを、
攻撃してはいけない

ということを、親が知っていると、親子関係は
うまくいきはじめます。

自分は得意でも、相手にはもっとも苦手な分野かもしれないので、
ゆっくり発達するのを
(評価することで)邪魔してはいけない

というのも大事です。

優越機関と言えば、こんなエピソードがあります。

うちの子がまだ幼かった頃、
近所に外向的な直感が優越機能だと思われる子がいました。
その子が小3の時、
いきなり我が家の玄関先に現れて、

最近とても良いことを思いついたこと♪
それは、友だち数名と「秘密基地」を作ることで…
大人には内緒なんだけど、特別私には話してあげている!!
その秘密基地には、捕まえた昆虫や、かめやへびなんかも飼う予定

をあつ~く、あつ~く語っていました。
一通り語り終えた後で、本題に入り、

「それで、おばちゃん家のベランダを秘密基地にしようと
思うんだけど…。」

「えっ??私んちのベランダを…??
私んちのベランダでへびとか何とか飼うのー??」

「ちがうよ。昆虫とか、かめとか、へび!!」(ちゃんと聞いてなかったんか~とばかりに憤慨しています)

あんまりびっくりして、言葉につまってたんですが、
なんとか丁重におことわりしました。
その後、その子が、中学生になったとき、
「おばちゃん、友達とフリマ開きたいんだけど、
いっしょに手伝って欲しいんだけど…。」と言ってきたときには、
ちゃんとお受けしましたよ。
そして、わが子ともども、
楽しい思い出ができました♪

その子ならではの個性…びっくりさせられることもあるけど、
とっても素敵なものを生み出してくれるんですね♪




 
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もう、理解できない~!!勉強中にめそめそします~

2008-05-15 08:21:16 | 社会性
4歳の妹さんといっしょに親子レッスンに通ってきてくれている
小学3年生の☆くん。
利発で想像力豊かな子ですが、
しっかりものの妹さんが、数学的な才能をあらわしだしたとたん、
めそめそして勉強にならない日が増えてきました。

この頃、学校の勉強がおもしろくない…と
こぼすことが多いそうで、
どう対処したものか親御さんも困惑している様子でした。

☆くんは、とても感受性が豊かな子なので、
他の子と競争するよりも、
自分が何か出来るようになるよりも、
「自分が、今、どう感じているか!!」が大切なようです。
知能の高いお子さんなので、
勉強は注意を向ければすぐできるのですが、
学校での学習についても、
自分ができることできないことの話題には一切触れず(関心がなく)
勉強を楽しく感じるか、おもしろく感じるか、
の感想に終始しています。

親子レッスンの最中も、
スラスラ難しい問題を解いていたかと思うと、
横で妹さんが、上手におもちゃを扱いだしたのにお母さんの関心が移ったとたん、
涙がポロポロ出て、
勉強を続けることができなくなりました。
そこで、☆くんのお母さんがなだめたり、
ちょっとあきれた様子でたしなめたりするのですが、
一度めそめそしだすと止まりません。
かと思うと1分もしない間に、ふざけて笑っています。

私はまずきっぱりと、
学習中は、自分の気持ちにばかり集中してはいけません!
ということを教えることにしました。

☆くんがめそめそ感情に訴えても、
大人がそれに刺激されて
イライラしたり、怒ったり、嘆いたり、なだめたり
すると、
そうした感情が揺さぶられることを好むこうした子は、
勉強のたんびに、大人がそうした感情を表現するよう
仕向けるようになります。
確かに、何度もそれをされたら、大人側も感情的になってくるのもわかります。

でも勉強中に、
感情をいったん脇においておく
まず目の前の事に集中する
を教えるには、大人が落ち着き払って何にも動じず、
今すべきことを静かに繰り返すのが一番です。
勉強について、「おもしろいか、楽しいか」を話題にし始めたら、
義務や責任について手短に教えます。

そうして、いったん学習と気持ちを切り離す練習を積んでから、
この子がどうしてそのような態度になるのか、根本的な原因解決を
始めるのがいいかと思います。
私が思うに、☆くんのように感受性が豊かな子は、
もっと演劇を見に行ったり、心情を扱った本を読んだりして、
自分の優れた繊細な感受性を洗練させていかなければ
ならないのだと思います。
感動的な映画を見るのもいいですね。
心の底から泣いたり笑ったりして、さまざまなことを
感じ取ることができるのだと思います。

しかし☆くんのお母さんは、
知能面を伸ばす環境を整えることが得意な方なので、
それはきちんと成果をあげているものの、
☆くんにとってもっとも必要な感情の発達を伸ばす教育が
手薄になっている感じはあるのです。
それで、☆くんは人一倍「感じる」けれど、
それを自分の中できちんと位置づけることができない…
コントロール不可!!
の状態に陥っているようなのです。

教室では、競争心が強く知能の高い下のお子さんに圧倒される
一人目のお子さんがよくいらっしゃいますが、
たいていの場合、
下の子が表面的な他人との競争にポイントをしぼったことに興味を抱いているのに対し、
一人目のお子さんは、競争を好まず、質が高く繊細な趣味や好みを持っています。
ですから、外からは差が見えても、実は同じように高い能力を持っている場合がほとんどです。
周囲が安易に評価しなければ、
どちらの子も個性的に輝きだしますよ。


 
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トラブルに巻き込まれたら…??(2) 私の場合 

2008-05-13 15:26:10 | 番外
生活につきものの人間関係のトラブル…
私も、子ども時代のご近所トラブルにはじまって、
家族内のトラブル、子どもの学校上でのトラブル、パートでのトラブル、
そして最近経験したネット上でのトラブル…と
いろんなトラブルに遭遇してきました。
かつては、他人同士がはじめたけんかで、涙を流したこともありました。
あんまりありがたくない
トラブルですが、こうして回数を踏めば、
どんな困難な状態に陥っても、
それなりに落ち着いて、
食事をおいしく味わい、おもしろいものを見れば笑いつつ、
なんとかトラブル解決に向けて、一歩ずつ前進していけるものです。

私がマスターしたトラブル解決のコツを
ちょっと紹介しますね。

ユングによると、人格は、外向型、内向型に大きく2分されて、
その各々が、「思考」 「直感」 「感覚」 「感情」という4つの基本構造から
成り立っているそうです。

それぞれの人には、得意な素早く働く優越機能が1つ、 苦手なとろくて訓練しにくい劣等機能が1つあり、
残りの2つは、開発すれば使えるという機能。

そして私のトラブル解決のコツというのは、
自分の優越機能と劣等機能を正確に把握しておくこと。
トラブルの相手の劣等機能が何か推測しておくこと。
の2つです。
あと、普段から、優越機能ばかり使わず、ちがう機能の発達にも
手をかけてあげることも大事です。

私の場合、内向型で「直感」が優越機能です。(感覚が劣等)
ただ、「感情」が優越!!の親に育てられたり、
これまでいろんなバイト(のトラブル)を経験してきた中で、
「感情」もそこそこ自由に使えます。

今回のネットトラブルの場合、突発的に
「☆○□~!!!」という感情的な猛攻撃を受けてのスタートだったので、
相手が「感情」を劣等機能に持っていることは丸わかりで、

(たいていの人は、どんな形であれ、劣等機能に触れられると、
子どもじみたようになり、ちょっとした批判にも耐えられず、
攻撃されたように感じてしまうそうです。)
可能性として、相手は、感覚が優越機能で、直感が劣等機能だったため、直感型の私の言動に対して、切れて、爆発したとも考えられますが…。

まず、いきなり激怒する人というのは、「感情」を自分が有利になるように
うまく使いこなせない証拠です。だから、ある意味、あまり怖くない…です。

「感情」面で、多少は自由がきく私にすれば、
「感情」を前面に出して戦う限りは、傷一つ負うことなく
このトラブルをおさめることができるだろう…
と感じていました。
向こうはいつも直球ですが、こちらは交わすことも、変化球打つことも
できる状態ですから。
ああ言えば、こう言い、ああでれば、こうし…。謝っちゃうのも、仲良くするのも自由自在です。

でも、「感情」が劣等の人と言うのは、
対極の「思考」が優越機能。
それで、ネットだと、言葉で好きなだけ表現したり作戦を練れるとあって、
「思考」での戦いに持ちこまれるとややこしい…なぁ…と思ってたら、
案の定、そうなって長引きました。
それでも「思考」も私は そこそこ使えます。
読書好きですし…。
それで、こちらも、向こうの出方に合わせて、
頭を使って対応していきました。


そして、「感情」と「思考」で、トラブルに向き合う中、
自分の一番、優越機能の内向型の「直感」は、
めだたないところで、
でもやはり一番 素早く仕事をこなしてくれていました。

内向型の「直感」というのは、
うまく表現できないけれど、
自分や相手の潜在意識の部分まで降りていって
事件の真相を暴こうとします。

私が意識の上で考えている限り 思いもつかないことを、
この「直感」は、気づかせてくれるのですよ。
それで、トラブルが始まったとたん、この「直感」は、
今回の問題のヒントになりそうな過去の記憶を
次々、掘り出してくれてました。

私の意識が、嫌がらせと取っていたコメントに対しても、
「直感」は、「あの人が、ああ言う形で、コメントするには、あの人にとってそうしなくてはならない意味があるはず…。」
と諭してきました。
結局、「直感」は、「感情」よりも「思考」よりも、
今回の問題を良い形で解決してくれました。

私の「直感」は、
「これほどトラブルになる相手というのは、
けっして敵なんかでなく、
何か大切なものを学びあえる相手なんだ。」
ということを知っていたんですね。

それにしても、この「直感」…
自分の持っている機能とはいえ、
無意識から浮上してくるものなので、
普段の私とは別人格ほど???な考え方の持ち主です。
これからも仲良くしていきたいです~♪

なんだか自分の話で終わってしまいました。
トラブルの解決の仕方は~?
また、今度の機会にお話します。

ちなみに、直感型の人の劣等機能は、感覚なので、
税に関する用紙に必要事項を書き込もうとすると、
他の人なら一日で済む物が、
1週間もかかったりするそうです。
まったくできないか、綿密に正確にやろうとすると、
きりがないくらい時間が費やされるそう…。
(そのまま、私です。どなたか、同じだ!という方はコメントくださいね。)

一部に引用…「ユングのタイプ論」 フォン・フランツ ヒルマン 創元社

 
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トラブルに巻き込まれたら…?? (1) いじめっ子 いじめられっ子 

2008-05-13 08:54:50 | 番外
息子のお友達で、素直で明るく頭も良い とてもかわいらしい男の子が
いました。
子供同士 何かあっても常に被害者の立場だったため、
その子のお母さんは、学校で問題を起す子に
いつも注意を払っていて、
親同士顔をあわせたら、いじめっ子についての非難で盛り上がるのが常でした。

が、あるとき、学校で、
集団で一人の子を蹴っていじめるという事件が
発生しました。
そのとき、イジメに加わっていたひとりに
その素直でかわいい男の子も入っていたのです。

その後、その子のお母さんと話す機会があって、
事件のあらましを伝えられたとき、
私はその話しっぷりにあきれ返ってしまいました。

蹴った相手の子は、父子家庭の子で、
いつも不潔な身なりなのだそうです。
それで、子どもたちが、嫌がって、机を離して置こうとしたのだけれど、
先生がもとに戻すように言ったので、
子どもたちは不潔にしているその子に制裁を加えたのです。
素直でかわいい男の子のお母さんは、
不潔にしている子と机を引っ付けた先生を非難し、
蹴られた子に対して、汚くしているから当然だ…。

といった考えを熱心に展開していました。

このお母さんは、
その事件が起こるまで、いろいろ子どもが経験する問題に対し、
いい子であるために被害にあう…
という立場でしか考えたことも発言したこともなくて、
何かあっても、正確に情報をつかもうとせず、(感覚を無視し)
自分に心地良い悪口に興じていて、
子どもの心に気を配っておらず、(感情を無視し)
単に相手を責めておわっていて、
本人に、自分はどんなことができる可能性があるのか洞察を与えず、(直感を無視し)子どもに自分で責任をとらせてないんです。
そんな風に、出来事のひとつひとつについて、よく考えず(思考を無視し)
野次馬的に子どものトラブルに対応してきたため、

こんな あきれかえるような言い分を展開して、
先生やいじめられた子を責め続けているのです。

子どもの世界では、いじめっ子といじめられっ子が、
ころころ立場を交代しているので、
どちらの場合でも、相手側の立場にも 立ってみる…
できるだけ正確に物事を捉える…
ことが大切ですね。
 
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学級崩壊が起こったとき、まじめな子たちは被害者でいる以外ないのでしょうか?

2008-05-12 09:06:29 | 番外
学校で学級崩壊が起こったとき、
クラスには、
問題を起している生徒と、
いっしょになって騒ぎを大きくしている生徒と、
そんな中でもまじめに学習に取り組もうとしている生徒が存在します。
後者のまじめな生徒の親は、当然、
こうした事態に怒り、困惑し、被害者だと感じたり、
学習進度のことで気を揉んだりすることになります。

私はこうした時、
親が当事者の子ども以上に、
その問題について、自分の意見(クラスの問題児のことや、
先生の対応のことなど)をあれこれ言い過ぎたり、
逆に純粋な子どもの心を傷つけまいと
子どもの耳に入れないところで、親だけで話をし続けたりするのは、
どうかなぁ? と思っています。

子どもは学校で、ただ学習のカリキュラムをこなすだけでなく、
学校生活を通じて、

感覚の機能…現実をよく見て、正確に観察し、把握する力。
感情の機能…他人から攻撃を受けても、自分自身の心を傷つけずに、
上手に対応する…といった力。
直感の機能…可能性を見出す力。洞察力。
思考の機能…物事を論理的に考える力。

の4つを自分の中にしっかり育てていかなければ
なりません。

こうしたものをバランスよく発達させないと、
公式を当てはめる問題や、一度教えてもらった問題は解けるけれど、
最近の新傾向問題(写真右)にあるような
現実の生活で学習したことを応用させて解くような問題になったとたん、
たちまちお手上げになる優等生が多いのです。

また、子どもが大人になって「教師」という職業に就いたとき、
勉強では悩まず来れたのに、
感情のからんだトラブルに巻き込まれたとたん、
自分で自分を無能に感じてしまうようなこともあると思います。
また他の職業であっても、
4つの機能をバランスよく使ってはじめて、
仕事はスムーズに進むものなので、
とりあえず資格を取ることだけを目標にして、
駆け足で来た人々は、当然のように現実の厳しさに痛めつけられているようです。

ですから、
学級崩壊というのは、とても困った現実ではあるけれど、
その出来事を
子どもが自分の目できちんと観察し、(感覚の発達)
いじめられればそれをかわす術を学び、(感情の発達)
いじめはいけないという決意のようなものを自分の心に刻み、
自分がどうすべきか…?
勉強が学校で進んでいないなら、
赤ちゃんのように「かわいそうに」と言われて満足するのでなく、
学校は騒がしいから、今のところ家でまじめに勉強しておこう…
という自分のできることの可能性をさぐり、(直感の発達)
また自分の頭で、こうした事態について、
しっかり言葉に表しながら考えてみる…(思考の発達)
という経験につなげていかなければならないのだと
思うのです。
一番よくないのは、親が神経症的に、
授業妨害による
学習進度の遅れを気にすることだと思います。
「他人のせいで勉強ができない…」という被害者的な子どもの思いを刺激して、
学習を怠ける理由を作ってしまいます。

社会がぶっそうになると、
子どもに無垢で純粋でいることだけを
求めることは危険なように感じます。
よい子がいきなり殺人事件に巻き込まれることも
めずらしくない昨今です。

4つの心の機能を使って、
自分の目の前の難問にどう対応するのか…?

頭の良し悪しとは関係なく、
現代っ子が、自分の中に育てていかねばならない
必須の課題だと思います。

 
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写真は、文部科学省「生きる力」より引用


手先が不器用です…根気よくがんばれません…

2008-05-11 14:42:25 | 不器用
広汎性発達障害で、もうじき3歳になる☆ちゃん。
手先が不器用で、
少し困ると投げ出してしまう…
というお話でした。
ミッフィーちゃんの布絵本で、
ボタンかけや、ファスナーのあげ下げ等に
チャレンジしてもらったところ、
「できない~できない~」と少し触っただけでそっぽを向いてしまいました。
☆ちゃんのお母さんも、
「いつもこんな感じなんです~。」と困った様子でした。

そこで、いかにも手先が不器用そうな
丸いお手々のミッフィーちゃんに登場してもらいました。
「うーんしょ、うーんしょ。」
ミッフィーちゃんが、一生懸命、ファスナーをあげようとする姿を見て、
☆ちゃん興味津々。
私がしてあげる…とばかりに、上手にあげてくれました。

その後、ボタンをとめたりはずしたり、
ホックをとめたりもできました。

☆ちゃんは、このごろ、他の子がいろんなことを上手にしている様子を
見ていることが多いそうです。
でも、その後、私もしてみたい!となるのではなくて、
しりごみしてしまうことが多かったようなのです。

上手にしている見本を見せるだけでなく、
上手にできない見本を見せることも、
やる気につながることがあるんですね。

ありがとう!ミッフィーちゃん♪
 
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