その女の子の言動があまりにも目立つので
問題の原因が全てその子にあるようにも見えるのですが、
お友達によれば、
その子がクラスを騒がしくさせているだけでなく、
クラスの雰囲気がその子の問題行動を
誘発しているようにも見えるそうなのです。
クラス全体が、常にフワフワして落ち着いていません。
授業中は、先生がその子を注意するためにに何度も中断するし、
その子以外にも、出歩いたり、
ロッカーをたたいたりして音を出し続ける子がいるそうです。
その女の子に向かって、話しかけたり、椅子を揺らしたりする子も多く、
集中とはほど遠い授業風景です。
そうした騒がしさを鎮めてほしいと訴える子がいると、
「放っておきなさい。」と言われるようです。
それでは…と子ども同士で解決しようとすると、猛反撃に合ってしまうそう…。
こうした「授業のなりたたなさ」は、
日々、加速してひどくなっていて、
暴言、立ち歩き等は、授業参観でも目に余るものが
あったようです。
教室はこれから立ち直っていくのか?静かに授業を受けられるときはいつか来るのか…お友達は気を揉んでいます。
このお話をお聞きしたとき、
この問題は、ひとりの女の子だけに原因があるものでも、
先生の指導力だけに原因があるものでも
ないように感じました。
さまざまなことが、複雑に関係しあっているので、
誰かに責任を押し付けたり排除したりして 解決しても、
また同じような問題が、
別のクラスで繰り返されるだけのように思えました。
まず、学校でこの女の子のように、暴言を吐いたり素行の悪い子が
いると親の育て方や家庭環境が
原因として疑われます。
しかし この女の子の場合、幼稚園時代は正義のヒーローのような
存在でもあったのですから、
この子の問題行動の原因は、家庭環境というより、
社会性の未熟さや認知のゆがみからきているもの
と考えた方が良いような気がします。
ですから、担任の先生は、そうした視点からその子の行動の意味を問い直す
必要が出てくると思います。
そうして、
その子に、理解できる形で、
指導しなくてはならないと思います。
それから、その子ばかり叱ることで
見えなくなっていた
そうした問題を抱えてないにもかかわらず、
面白半分に騒ぎに参加している子たちに、
しっかり善悪を教えなくては ならないでしょう。
私も工作教室で、暴れまわる子の相手をすることが
何度かあったので、先生の大変さはとてもよくわかります。
ただ、その時、経験したのは、
子どもに振り回されて、
怒りや無力感に囚われるのではなくて、
問題を起す子に根気良く愛情深く接していたら、
問題を起す子の行動そのものは変わらなくても、
それを見守る周囲の子どもたちは、
まじめで優しく大人びた態度を身につけていくということです。
子どもたちは、そうした「問題」からも、
多くの良いものを学ぶことができるのですね。
こんな出来事もありました。子どもは素直で、学習する存在です♪
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問題の原因が全てその子にあるようにも見えるのですが、
お友達によれば、
その子がクラスを騒がしくさせているだけでなく、
クラスの雰囲気がその子の問題行動を
誘発しているようにも見えるそうなのです。
クラス全体が、常にフワフワして落ち着いていません。
授業中は、先生がその子を注意するためにに何度も中断するし、
その子以外にも、出歩いたり、
ロッカーをたたいたりして音を出し続ける子がいるそうです。
その女の子に向かって、話しかけたり、椅子を揺らしたりする子も多く、
集中とはほど遠い授業風景です。
そうした騒がしさを鎮めてほしいと訴える子がいると、
「放っておきなさい。」と言われるようです。
それでは…と子ども同士で解決しようとすると、猛反撃に合ってしまうそう…。
こうした「授業のなりたたなさ」は、
日々、加速してひどくなっていて、
暴言、立ち歩き等は、授業参観でも目に余るものが
あったようです。
教室はこれから立ち直っていくのか?静かに授業を受けられるときはいつか来るのか…お友達は気を揉んでいます。
このお話をお聞きしたとき、
この問題は、ひとりの女の子だけに原因があるものでも、
先生の指導力だけに原因があるものでも
ないように感じました。
さまざまなことが、複雑に関係しあっているので、
誰かに責任を押し付けたり排除したりして 解決しても、
また同じような問題が、
別のクラスで繰り返されるだけのように思えました。
まず、学校でこの女の子のように、暴言を吐いたり素行の悪い子が
いると親の育て方や家庭環境が
原因として疑われます。
しかし この女の子の場合、幼稚園時代は正義のヒーローのような
存在でもあったのですから、
この子の問題行動の原因は、家庭環境というより、
社会性の未熟さや認知のゆがみからきているもの
と考えた方が良いような気がします。
ですから、担任の先生は、そうした視点からその子の行動の意味を問い直す
必要が出てくると思います。
そうして、
その子に、理解できる形で、
指導しなくてはならないと思います。
それから、その子ばかり叱ることで
見えなくなっていた
そうした問題を抱えてないにもかかわらず、
面白半分に騒ぎに参加している子たちに、
しっかり善悪を教えなくては ならないでしょう。
私も工作教室で、暴れまわる子の相手をすることが
何度かあったので、先生の大変さはとてもよくわかります。
ただ、その時、経験したのは、
子どもに振り回されて、
怒りや無力感に囚われるのではなくて、
問題を起す子に根気良く愛情深く接していたら、
問題を起す子の行動そのものは変わらなくても、
それを見守る周囲の子どもたちは、
まじめで優しく大人びた態度を身につけていくということです。
子どもたちは、そうした「問題」からも、
多くの良いものを学ぶことができるのですね。
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