ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

動作性より言語性が低いお子さんに…家庭での取り組み♪

2008-05-21 18:55:44 | 国語
発達検査で動作性より言語性の方が60も低いという
ADHDとかん黙のある
5歳のお子さんについて、
家庭での取り組みについてご相談をいただきました。
お返事が遅くなってしまってすいません。

言葉で聞かれたことに、言葉で答えるということ、
また、言われた事柄をイメージするというようなことが、
特に苦手(苦手意識ももってしまっている)なのだそうです。

実は子どもさんに会ってみないと、
その子に合った取り組みはわかりにくいのですが、
推測できる範囲でお答えします。

言葉の発達をうながすのに、
最適の遊びは、ドールハウスを使ったお人形遊びです。
小さな空間で、日常の言葉を再現できるし、
会話の練習ができるからです。
しかし、
ADHDのある子は、落ち着いてお人形遊びをしないかもしれません。

もし運動することが好きなら、
「あ~ぶくたった」などの伝承遊びは、
繰り返しの中で、
言葉で聞かれたことに答える練習ができます。

かん黙があったということなので、
緊張しやすく不安が強くて話ができないようなら、
パペットなどのお人形同士の会話を見せて、
本人は見るだけでも会話の学習になります。

話しかける時、抑揚やリズムをつけ、
記憶しやすく、しゃべりやすいようにしてあげることも大事です。

ADHDゆえに、耳から入る情報に集中しにくいようでしたら、
糸でんわのように、他の作業ができない遊びの中で
会話を楽しむのもいいです。

お笑いのワンフレーズ、
アニメのワンフレーズなどを覚えて、
いっしょに繰り返し、
しゃべることへの抵抗をすくなくさせると、
言葉が増えたりします。

もし、広汎性発達障害もあるようなら、
そちらを優先した療育の方が効果が出ると思います。

10の合成を、アルゴカードで覚えたというお話から、
知能面ではあまり問題のないお子さんなのかもしれません。

言葉のキャッチボールをするときに、
やわらかいボールや風船をゆっくり投げあいながらすると、
言葉に対しての緊張が取れて、
しゃべりやすいかもしれません。

 
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すごろくをしたら時計が読めるようになる方法♪(○時と○時30分)

2008-05-21 17:19:58 | 時計の学習
100円ショップの紙の時計と
手作りのすごろくで、時計を学ぶ方法を紹介します。

写真はしまじろうくんの雑誌を切り抜いて作った
すごろくですが、
イラストでも、写真でも、雑誌の切り抜きでも作れます。

大き目の円を描いて円形ケーキの切り目を入れる要領で、
20分割します。
分けたスペースに、

「スタート」 「ゴール」
7時「目が覚める」
7時30分「朝ごはんを食べる」

8時「お風呂に入る」

など日常の活動を書き込みます。イラストをつけて…。

ポイントは  ○時  と  ○時30分 の
繰り返しにすることです。

スタートに人形を置いて、
さいころを振ります。
さいころの目だけ進んで、
止まったところの時間に時計の針を動かします。
最初のうち手伝ってあげると、
子どもはすぐに覚えてしまいます。

 
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