ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

発達障害のある子のための高校受験♪ 化学反応式の教え方

2008-03-31 22:43:55 | 発達障害児に教える基本
勉強がどうしてもわからない…
全然ついていけない…
という子も
ひとつひとつの単元を理解しながら学んでいくと
1問1問できる問題が増えてきます。

理科の「化学反応式」の計算の仕方は
ぜひともマスターしたいもののひとつです。

写真はブロックを使って
マグネシウム+酸素=酸化マグネシウム
となる様子を説明しているところです。

こうした目で見る教材を用意すると
2+1=2になるという
発達障害の子には理解しにくい概念もわかるようになりますね
 
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楽しみながら文字を書く訓練ができるおもちゃ

2008-03-28 21:26:58 | 不器用
思うように手首がコントロールできないから
字を書くのがキライ勉強がキライ!
となる子がいます。

字の練習の前に
遊びの中で手首の動きをコントロールする訓練を積むと
文字を書くのを嫌がらなくなり
上手に字を書くようになります。

写真は
マグネットのペンで迷路をたどると
小さな玉が移動します。
マグネットのペンは本体につながっているので
なくなりません。
玉は外には出ない仕組みになっています。

おもちゃまで買うのは…という方には
こんな遊びはいかがでしょう?

透明の下敷きにホワイトボード用のペンでめいろを描きます。
細い磁石 クリップで これに良く似た遊びが出来ます。
下敷きをはさんで 磁石にクリップをくっつけ
下敷き上をクリップを落とさないように
移動します。

ちょっと難しいけど面白いですよ。
 
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「ちりとてちん」もうすぐ最終回ですね♪

2008-03-25 10:13:49 | ADHD
毎回…ってわけでもないのですが
主人公からはじまって
ADHDぽい人やらADDぽい人やらの
オンパレードのこの朝の連ドラ…
「ちりとてちん」

テレビがちょっと苦手な私も
気になって見てました。
私は…と言うと
前にも書きましたが
主人公わかさの母親に とぼけ具合や悪気なくおせっかいなところや
その他もろもろ…
かなり似てます。
で年中 ドラマみたいな(ドラマですが)
どたばたが続いているあたり
私の周辺や身内の日常生活を外から見ているような
感覚に襲われました。

それにしてもドラマの主人公にしてもマンガの主人公にしても
ADHDやADDっぽい性格の持ち主が
多いですね。
これってやっぱり右脳の活発なクリエイティブなタイプに
ADHDやADDの脳の癖を持っている人が多いからなのでしょうか…?

つまり 主人公って作者の分身でもあるから
そんな性格になっていくんでしょうか…ね??

子どもの頃
私は大の本好きでしたが
一番の理由はこうした主人公たちの生き方に共感したり
自分は自分でいいんだ~と慰められたりしたからだと
思います。
子どもの頃読んだ本で
特に印象に残っている言葉に
「この子は、ブタがまばたきする間に何か思いつく子ですから…。」
という主人公の子どもに向けられたメイドさんの
ため息まじりの一言があります。

ブタがまばたきする間に思いつく…??

これってあまりに自分の子ども時代の脳の状態をぴったり言い当てている状態だったもんで 
当時はすごい衝撃で…
いまだに 何度も浮かんでくるフレーズです。

赤毛のアンにしてもリンドグレーンの描く子どもたちにしても
児童文学に登場する子たちの多くは
ADHDやADD傾向が強くて
ちょっとはみだしてしまう子どもたちですね。
そうした子らの
その他大勢とは違う特徴を
障害として排除するのではなくて
その良い部分が開花する術は
ドラマや児童文学の世界の中に隠れているのかもしれません。

 
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かけざんの九九を幼児に楽しく覚える方法

2008-03-24 21:20:42 | 計算
前回の記事に登場した☆ちゃんが作ってきてくれた
「かけざんのチップ」
100円グッズのマグネットシートを丸く切って
1~9の数にちなんだ
イラストを描いてくれています。

写真は
5のチップ。

かけざんを唱えるときに
チップを置きながら唱えると
楽しいだけでなく
かけざんの意味の理解につながります。

 
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☆ちゃんの算数セット

2008-03-22 13:13:06 | 学習障害児の親子レッスンから
算数にLDのある☆ちゃんとお母さんが 
算数を学習するセットを作ってきてくれました。

100円ショップのマグネットシート
ホワイトボード用のマジックとシート
透明ファイル
トレイ
などで とてもきれいに作ってありました。

写真右の女の子のイラストは
1+1から10+10までの計算を
頭の中にしっかりイメージさせていける教具です。
硬質のファイルの上から ホワイトボード用の赤マジックで
女の子の手や足の指に色をつけて学びます。
(ホワイトボード用の消す道具で簡単に消えます。)

7+7でしたら
右手の指全てと右足指2本
左手の指全てと左足指2本
に色をつけます。

そしてまず 「手と手を足して…10!」と言ってから
「足の2と足の2で…4!!…7+7=14」
と計算します。

頭の中にイメージが定着するように
同じ塗り方をした方がいいです。

こうした教具をお家で作って遊ぶうちに
☆ちゃんは くりあがること 両替することが
少しずつわかってきたそうです。
 

 
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自閉症の子に新しい遊びを教えていく方法

2008-03-20 19:44:43 | 自閉症児の親子レッスン
今日は4歳の自閉症の☆ちゃんのレッスン日でした。
前回に会ったときより
とてもしっかりして
会話が成り立つことが多くなっていました。

今日 ☆ちゃんが一番喜んでいたのは
お人形遊びです。
犬のお人形を
トイレに行かせたり お風呂に入れたり
バスに乗せたりして楽しく遊びました。

小さなお座布団を並べて
犬の人形を乗せていくと
☆ちゃんは きちんと1対1に対応させながら
残りのお仕事をしてくれました。
その上 お座布団の数に対して何匹犬が足りないのか
きちんと把握している様子でした。

写真のように
犬の写真合わせて 同じ犬のお人形を選ぶ遊びでは
すばやく正確に人形を写真の後ろに置いていくことができました。

お家では 文字を読んだり書いたりする学習も
スムーズに進んでいるそうです。

☆ちゃんは自閉症とともに知的障害もあるという診断を受けているのですが
ご家庭の療育のおかげか
順調に知能が伸びている印象を受けました。

☆ちゃんは何でも同じことを繰り返すことが
大好きです。
例えば お人形遊びをしているときも
☆ちゃんは「おしっこ おしっこ」と言いながら
何度も何度も
お人形をトイレに行かせていました。
そこで
私も 毎回 「おしっこ おしっこ」と言って
お人形をトイレに行かせてから
「幼稚園に行ってきま~す。バスに乗って~」とか
「おふとんかけて寝ましょ!」と言ったりして
遊びの新しい展開に誘いました。

自閉症の子に何か新しいことを教えてあげようと思ったら
まず
その子が 何度もやりたがることを
こちらもして見せて 興味を惹き付けたあとで
するのが良いようです。

☆ちゃんも 新しく学んだことを取り入れながら
楽しく遊ぶことが出来ました。




記述式の国語問題がとことん苦手な子に…♪

2008-03-18 21:54:46 | 国語
小5の☆くんは
選択式の問題(ア~エから選びなさい…など)なら
なんとか解いていくのですが
記述式の問題になると
解けない…と言うより
「絶対 解かない~!」と
苦手も行き過ぎて こだわりにまでなっちゃっています。

今日も
要約しなさい
という☆くんの大嫌いなパターン。

「どこからどこまでを要約するの?」
と聞くと ちゃんと線が引けます。
でもその後が問題。
長い文の文字数を そのまま数えているばかりで
要約になりません

「一番大事な部分に波線を入れてみて!」と言うと
なんとかポイントを絞ることができました。

「その大事な部分を つないで文章に出来る?」
と聞くと
難しい様子です。
まず言葉で スムーズに言えるように練習してから
書いてみるようにすすめました。

結構 良い文が書けています。

最後にお手本の解答と読み比べさせました。
自分でも満足した様子です。

いきなり「書きなさい。」と言っても 書けない子には
まず線を引いたり 口で言ってみたりすることからやらせてみると
できるようになることがあります。

書くことが苦手にならないための
ゲームをまたの機会に紹介しますね。
 
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ADD 傾向があっても それなりに仕事をこなしていく方法 付け足し

2008-03-17 16:29:04 | ADD
妹に頼まれていた看板のイラストが出来上がりました♪
やってしまえばあっという間にできるのに
先延ばししそうになっていた仕事のひとつです。
とにかくやり終えてホッとしています。

少し前に
「ADD 傾向があっても それなりに仕事をこなしていく方法 」
という記事を書いたんですが
あまりに「ちょっとしたコツ」過ぎて
あれだけでは不親切でしたね。
もう少し 停滞しがちな仕事を進めるコツを紹介しますね。

ひとくくりにADDと言っても
とてもたくさんのタイプがあるようです。
タイプごとに 「仕事の進めにくさ」と「うまくいくコツ」微妙に違うように思います。

「片付け下手な右脳人間のための整理本」リー・シルバー 主婦の友社

ではADDという言葉はひとつも出てきませんが
この本でいう
右脳人間=ADD・ADHD傾向ありの人
ではないかと思います。
そうでなかったとしても ADDの人に役立つ本ですよ

この本によると 右脳人間(整理が下手で創造的)
のタイプには…

うわの空型  中毒型  アドレナリン放出型  オール・オア・ナッシング型
地球環境運動型 自己陶酔型 青年よ大志を抱け型 仕事中毒型
ためこみ型 スリル追求型 創造力で勝負型 好奇心旺盛型 小心者(言い訳型)
整理に無関心型 ズボラ型 拡散型思考/注意力散漫型  変わり者型
感情移入型 お祭り人間型 お人よし型 せっかち型 衝動型 気まぐれ型
優柔不断型 マイペース型 発明家型 行きあたりばったり型 とり散らかし型
頭にメモ型 躁鬱型 散らかっていても平気型 能天気型 完璧主義型
ぐずぐず型 あまのじゃく型 自滅型 環境こだわり型 さすらい型 意地っ張り型 移り気型 ひねくれ型 去るもの日々にうとし型 

と読むだけで気が遠くなるほど たくさんあるらしい…。
そしてそれぞれに適した整理の仕方と
仕事の進め方があるのだそう…。
面倒でも自分のタイプを客観的に把握しておくと
問題も解決しやすいです。

ちなみに私は 解説を読み比べた結果
「発明家型」が自分に一番近い感じがしました。

で アドバイスは


散らかっている部屋を「手に負えない絶望的な状態」と思うのではなく
解決すべき問題ととらえよう。私たち右脳型人間は大のパズル好き。
左脳型人間が気づかない 大きな視点やパターンを見つけるのが
得意だ。なにしろ創造力にあふれているのだから。
つまり整理の素質は大いにある。
「どこが片付かないか、それはなぜか」と自分に問いかける。
そして できるだけ多くの解決策を考える。
独創的な方法ほどいい。どれだけきれいに片付けられるか 挑戦してみよう。

と言う物でした。
確かに 捉え方ひとつで
整理も仕事もできてしまう気が…!!

私は こうした方法で大きく仕事の流れをおさえてから
ぐずぐず先延ばしを避けるために
とっかかりの小さな作業に頭を集中してついでにできるところまでする…
という形で仕事を進めています。


 
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自閉傾向のある子と「好き 嫌い」の話

2008-03-14 18:35:55 | 自閉症
「自閉的」といわれる子どもたち  石井 葉 著 すずき出版
の中で
自閉的な子は「好きー嫌い」では
「嫌い」の感情の方が強く
その対象が多い…
とありました。
一般的な発達では 子どもは「嫌い」よりも「好き」が多く
だから毎日が楽しいとも言えるのだそうです。

一般的な発達では 「好きー嫌い」のような二分法の考えを獲得した後で
子どもはあいまいな評価のあることを
学んでいきます。
自分の気持ちがマイナスにならないように
「バツ」よりも「あと少しでマル」などの
肯定的な表現が多くなるそうです。

それに比べて 自閉的な子は「マルーバツ」の区分けが明確過ぎるのだとか…。
バツの気持ちが強すぎると
心が落ち着かず パニックになったりするそうです。

この話を読んだ後で
私は かつてお預かりしていた自閉傾向のある3歳の子どもさんの様子を
思い出しました。
嫌いな食べ物 触ると嫌なもの 嫌な音
嫌いな子 などたくさんありすぎて
お預かりしている間中 始終ヒステリックに泣いて過していました。
何を見ても「イヤイヤ」を繰り返す姿は
ワガママそのもの。
その頃の私は 育てる側(親御さん)の大変さや苦労の方にばかり
気持ちが行きがちでした。

しかし 上の文章を目にしたとき
ハッとしました。
「嫌い」なものに囲まれて 
まだ幼いのに 辛さや苦しさを強く感じて生きているなんて…!
「ワガママ」という見方は
残酷な受け取り方だった…と反省しました

>大人はいつも、そしていつまでも「マルーバツ」だけでなしに、
あいまいな表現で評価を伝えていくことが大切になります<

という言葉を読んで
そんなことを考えても見なかったので 驚きました
つい
わかりやすく伝えなくては…と
「これはダメよ。」「これは良いよ。」とできるだけ単純な表現で
さまざまなことを
教えようとしていたのです。
「まぁまぁいい」「あと少しでマル」
「少しバツ」「バツっぽい」
そんなあいまいで 少し気持ちを明るくしてくれる表現を
たくさん教えてあげたいと思いました。
  
 
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なかなかやる気の出ない子に 乗り気で計算させる方法

2008-03-12 21:59:23 | 計算
計算を嫌がってなかなか上達しない子に
楽しく練習させる方法を紹介します。

計算カード…ワーク(使用済み)を切り抜いて作ったカードです。…
の前に手を出させて 
「すばやく答えないと
ぱちんと叩くよ!」と今にもぱちんと叩きそうに
手を構えておきます。

本当はたたくまねか 空振りなんですが
このドキドキ感がたまらないらしくて
かなり長い時間 計算をしたがります♪

 
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上手に「失敗」と付き合う♪

2008-03-12 09:56:07 | 社会性
ADDやADHDがあると
どんなに注意深く 一生懸命がんばっていても
他人から攻撃されたり バカにされたりする失敗とは
無縁で生きられないと思います。

またアスペルガー症候群だったり 高機能自閉症だったりすると
どれほどまじめに人間関係に悩みながら暮らしていても
うまく周囲になじめない辛さや 他人からうらまれたりにくまれたりする場合を
なくすことはできないと思います。

LDがあれば がんばっていても真剣でも
バカにされたり ののしられたりすることは 
避けられないかもしれません。

どうせ避けられないのだから
自分で自分を攻めたり
攻撃した相手や社会をうらんだり
「どうしてこんな悲しい障害があるのか…?」と
悲観するよりも
「他の大勢とは違うタイプの脳」で生きていくという
強い覚悟を持った(持たせた)方が
良いように思います。

うちの子ら…特に息子は
私に似ているので かなりの右脳優勢なタイプです。
なので ADD的?~な注意欠陥が原因の失敗が
後を絶ちません。
得意なことは とことん得意だし
努力を惜しまないので
見たところ他の子らより
何でもこなせているようにも見えるのですが
他の子はこれはしないだろう~という 
「トンデモ」レベルの失敗を
一度と言わず 数回繰り返してしまったり
「よりにもよって…。」という周囲に迷惑をかけるような日に
遅刻してしまったりするので
気が気じゃありません。

でも得意なことも多いため 原因が脳の癖にあっても
説明しても理解してもらえないため
当然 心がずたずたになるような叱られ方をしているときも
あります。本人のショックも深いです。
本当は どの子よりそうしたミスをしないように気にかけていたり
まじめで慎重な性格だったりするのに
「ADDでない人」には 思いもよらない部分で
いくつも「トラップ」が仕掛けられてるので
自分が自分にだまし討ちされたような感覚で
ミスをしてしまうんです。

息子が自分の失敗に傷ついていると
親としてはとても辛いです。
でも 自分がどういう失敗をする傾向があるのか自覚することは
将来のためにも 絶対 必要だと感じています。
それで 失敗のあとは
ただ失敗しないでおこうと思うだけでは うまくいかないこと。
失敗の原因を突き止める大切さ。
失敗しそうなとき プライドを捨てても周囲に助けを求めること。
失敗しやすい性質なのだから 普段から周囲の子以上に人に親切にすること。
自分の特技であるクリエイティブな部分を大事に大事にすること。
たとえ欠点があっても 得意なことを伸ばしきったら
カバーできる部分も多い。

など話しています。

発達障害があったり 発達障害の子と良く似た弱さを持っている子は
上手に「失敗」すること
「失敗」から しっかり学んでいくこと
が とても大事だと思っています。
 

 
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100マス計算にかかる時間を速くする方法

2008-03-10 17:12:55 | 計算
100マス計算にとても時間がかかる子がいます。
そうした子に、苦行のように
何度も100マス計算の練習をさせたところで、
あまり上達しないようです。

それよりも、一度、100マス計算をする様子を
よく観察して
時間がかかる理由をはっきりさせた方が、
上達への近道です。

小1の☆ちゃんは、「引き算の100マス計算に時間がかかりすぎている。」
というお話でした。
実際 時間を計って100マス計算を
しているようすを見せてもらうと、
けっして計算自体は遅い方ではなく、
わからない計算式もないことが判明しました。

が、実際には、かなり時間がかかっています。
なぜかと言うと、ミスをした時、
それを消すことに必死になって時間をロスしたり
途中で、集中力が途切れて、
足すのだったか引くのだったかわからなくなって、
こんがらがったりしているのです。

こうした理由で遅い場合は
まずは、もしミスしてしまったときは、
どうすればいいか?

を具体的に教えて、
ミスするたびに、あとの全部の仕上げに影響してしまう
癖を修正してあげた方がいいです。
それとミスしやすい計算…☆ちゃんの場合は
6+7や8+5でしたが、
そこだけ口で言う練習をするのも大事です。

学校では、みなに100マス…とするやり方を改めて
100マスにチャレンジする子
50マスにチャレンジする子
と分量を分けた方が、
上達につながるようにも思います。
理解力はあるけれど、
集中力が弱いという子に、
分量の多すぎる課題を与え続けていると、
勉強が嫌になってしまうようにも感じます。

 
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ADD 傾向があっても それなりに仕事をこなしていく方法

2008-03-09 13:47:19 | ADD
ADDタイプって 頭の中では
あれもしたい!これもしたい!こうありたい!
とつねに思考が渦巻いているけれど
実際それを行動に移したり
考えたことを最後までやりぬける人ってあまりいないように
思います。

理由は
「何か苦手~。」と感じると
かたまって動けなくなってしまうこと。
ついでに できていた仕事までためますね~
仕事でも家事でも
「何から手を付けたらよいかわからない…!」という状況になると
たちまちプチパニックを起して
頭も活動もフリーズしてしまうこと。

私も以前は 調子が良いときと
悪いときの開きが大きくて
結局 自分の実力の数パーセントしか発揮できない状態!!で…
かといって怠けていたわけでもなくて 
今の何倍も バタバタして しんどい暮らしを送っていました。

でも ADDタイプの脳の癖をちょっと利用するだけで
いろいろ自分がやりたいことを完成させながら
家事や用事をそれなりに切り盛りしていけるようになりました。

その方法と言うのは
ADDタイプの「始めるときにおっくう…フリーズしてできない!」
(毎日かなり時間をロスしています。)
を無くすために
やるべきこと やりたいことの
ばかばかしいくらいの「はじめの一歩」を
メモしておくのです。
他にも あっという間にできる用事を数個書いておきます。
それが どんな風に役立つかと言うと…

例えば 
私は 今 
妹から「ショップ用の看板のイラスト」を
頼まれているんですが…
先日まで体調を崩していたこともあり
家事がたまり気味なんです
そこにきて 東京の出版社の方からブログ本の出版に向けてのお話を
いただいたので 案をまとめたりもしなくてはいけないし~
おまけに子どもが受験なので
突発的な用事も多い。
虹色教室は おかげさまでいつも予約でいっぱいで忙しい~
それに ブログの更新は休みたくないし…

こんだけ あれこれ重なると
以前の自分なら 絶対パニックを起して
とんでもないミスをおかすか
生産性がどんどん落ちていって
使い物にならない人になっていた
と思うんですよ。

でも 今だと それなりにサクサクとこなしています。
コツはさっきも書いたように
とっかかりの小さな作業をメモする…だけです。
☆絵の具セットを出してくる
☆靴下片付け
☆書きたい案を いくつか書き出す。
などです。
「メモの用事を済ませるだけでもOK!
としながら ついでにやれるところまでする…。」
それが終わったら また1から同じことの繰り返し…。

これは はじめは頭がフリーズしちゃうけれど
やりはじめたら あれこれついでの仕事もこなそうとする
ADDタイプに合った方法なんですよ

ADDタイプの人で 「何から手を付けたら良いの~!」というパニックが長引いて部屋が乱雑になっちゃった…という方も
コップをキッチンへ
洗濯機のスイッチを押す
服をたたんでしまう
みたいな具体的なすぐできる作業を書いて
そのひとつのために動きはじめて 
自分のできる分だけ ついでにする…をくりかえしていたら
いつの間にか 片付いてくるはずですよ。

 
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