「子どもさんの勉強がうまく進まない」
という理由でご相談に見える方にお会いすると
LD(学習障害)がある場合を除いて、
ほとんどの場合
子どもの能力に問題があるのではなく、
親子関係のゆがみが原因のひとつにあるようです。
前にトラブル解決の記事でお話したように
親と子の持っている優越機関、劣等機関の相性が悪くて、
せっかく持って生まれた子どもの良いものを
育てるばかりか 日夜つぶしにかかっている親御さんも多いです。
例えば「思考」が優越機能の子は、理屈っぽいです。
ああ言えば、こう言い、素直に納得せず、
感情が劣等機関であるため、冷淡な一面があります。
そんな時、「感情」が、優越機能である親は、
最初から言い分も聞かずに、
「また、この子は、ごちゃごちゃ言って~!理屈っぽいんだから~!」
としかって押さえつけてしまうときがあります。
「感覚」が優越機能である親は、
直感が劣等なため、こうしたタイプの子の冷淡さを
犯罪と結びつけて、悪い想像を押し付けたりします。
しかし、こうした子の理屈っぽさを、
論理的な思考を発達させられる子として尊重し、
「感情」面の遅れについて、ゆっくり愛情をかけて育てていくなら、
頭の良いすばらしい子にちがいないのです。
親とのトラブルに消耗して、
意固地になり、
学校での成績が振るわない子もいます。
しかしそうした子には、感情面での負担をかけすぎないようにすれば、
きちんと学びだす場合がほとんどです。
理屈っぽ過ぎる子が、先生からきちんと学べないようなら、
自由な読書の時間をたくさんとってあげて、
成績を気にしないことも大切です。
いずれきちんと頭角を現すはずです。
自分に無いものを、
攻撃してはいけない
ということを、親が知っていると、親子関係は
うまくいきはじめます。
自分は得意でも、相手にはもっとも苦手な分野かもしれないので、
ゆっくり発達するのを
(評価することで)邪魔してはいけない
というのも大事です。
優越機関と言えば、こんなエピソードがあります。
うちの子がまだ幼かった頃、
近所に外向的な直感が優越機能だと思われる子がいました。
その子が小3の時、
いきなり我が家の玄関先に現れて、
最近とても良いことを思いついたこと♪
それは、友だち数名と「秘密基地」を作ることで…
大人には内緒なんだけど、特別私には話してあげている!!。
その秘密基地には、捕まえた昆虫や、かめやへびなんかも飼う予定
をあつ~く、あつ~く語っていました。
一通り語り終えた後で、本題に入り、
「それで、おばちゃん家のベランダを秘密基地にしようと
思うんだけど…。」
「えっ??私んちのベランダを…??
私んちのベランダでへびとか何とか飼うのー??」
「ちがうよ。昆虫とか、かめとか、へび!!」(ちゃんと聞いてなかったんか~とばかりに憤慨しています)
あんまりびっくりして、言葉につまってたんですが、
なんとか丁重におことわりしました。
その後、その子が、中学生になったとき、
「おばちゃん、友達とフリマ開きたいんだけど、
いっしょに手伝って欲しいんだけど…。」と言ってきたときには、
ちゃんとお受けしましたよ。
そして、わが子ともども、
楽しい思い出ができました♪
その子ならではの個性…びっくりさせられることもあるけど、
とっても素敵なものを生み出してくれるんですね♪
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という理由でご相談に見える方にお会いすると
LD(学習障害)がある場合を除いて、
ほとんどの場合
子どもの能力に問題があるのではなく、
親子関係のゆがみが原因のひとつにあるようです。
前にトラブル解決の記事でお話したように
親と子の持っている優越機関、劣等機関の相性が悪くて、
せっかく持って生まれた子どもの良いものを
育てるばかりか 日夜つぶしにかかっている親御さんも多いです。
例えば「思考」が優越機能の子は、理屈っぽいです。
ああ言えば、こう言い、素直に納得せず、
感情が劣等機関であるため、冷淡な一面があります。
そんな時、「感情」が、優越機能である親は、
最初から言い分も聞かずに、
「また、この子は、ごちゃごちゃ言って~!理屈っぽいんだから~!」
としかって押さえつけてしまうときがあります。
「感覚」が優越機能である親は、
直感が劣等なため、こうしたタイプの子の冷淡さを
犯罪と結びつけて、悪い想像を押し付けたりします。
しかし、こうした子の理屈っぽさを、
論理的な思考を発達させられる子として尊重し、
「感情」面の遅れについて、ゆっくり愛情をかけて育てていくなら、
頭の良いすばらしい子にちがいないのです。
親とのトラブルに消耗して、
意固地になり、
学校での成績が振るわない子もいます。
しかしそうした子には、感情面での負担をかけすぎないようにすれば、
きちんと学びだす場合がほとんどです。
理屈っぽ過ぎる子が、先生からきちんと学べないようなら、
自由な読書の時間をたくさんとってあげて、
成績を気にしないことも大切です。
いずれきちんと頭角を現すはずです。
自分に無いものを、
攻撃してはいけない
ということを、親が知っていると、親子関係は
うまくいきはじめます。
自分は得意でも、相手にはもっとも苦手な分野かもしれないので、
ゆっくり発達するのを
(評価することで)邪魔してはいけない
というのも大事です。
優越機関と言えば、こんなエピソードがあります。
うちの子がまだ幼かった頃、
近所に外向的な直感が優越機能だと思われる子がいました。
その子が小3の時、
いきなり我が家の玄関先に現れて、
最近とても良いことを思いついたこと♪
それは、友だち数名と「秘密基地」を作ることで…
大人には内緒なんだけど、特別私には話してあげている!!。
その秘密基地には、捕まえた昆虫や、かめやへびなんかも飼う予定
をあつ~く、あつ~く語っていました。
一通り語り終えた後で、本題に入り、
「それで、おばちゃん家のベランダを秘密基地にしようと
思うんだけど…。」
「えっ??私んちのベランダを…??
私んちのベランダでへびとか何とか飼うのー??」
「ちがうよ。昆虫とか、かめとか、へび!!」(ちゃんと聞いてなかったんか~とばかりに憤慨しています)
あんまりびっくりして、言葉につまってたんですが、
なんとか丁重におことわりしました。
その後、その子が、中学生になったとき、
「おばちゃん、友達とフリマ開きたいんだけど、
いっしょに手伝って欲しいんだけど…。」と言ってきたときには、
ちゃんとお受けしましたよ。
そして、わが子ともども、
楽しい思い出ができました♪
その子ならではの個性…びっくりさせられることもあるけど、
とっても素敵なものを生み出してくれるんですね♪
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>子どもの能力に問題があるのではなく、
親子関係にゆがみがあるケースがほとんどです。
だと思いますよ。
だって子供が勉強をがんばる理由って、
進学目標より親に褒められたいという意識が強いので
その親との関係が悪いというのは、
見せる相手がいなくなり、
つまり目標がなくなる事のような気もします。
それと日本のお母さんって
褒めるよりまず叱る傾向が強いんですよね。
例えば算数の苦手な子が
勉強して50点取る事が出来た。
なのに「どうして50点しか取れないの?」と
叱ってしまうのであれば、
目標を失ってしまいます。
子供にとって親に褒められるというのは、
唯一で、最大の目標なんだと思ってます。
その目標からいつも駄目だしされるようであれば、
勉強をあきらめたり、道を外れても
当然といえば当然ですよね。
その母親だって元は
「親に褒められたかった子供」だったのに、
親になったら忘れてしまうものでしょうか。
氷解するかも。