ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

ひらがなや漢字を覚えるための記事を整理しました♪

2008-04-05 22:44:59 | 漢字
はじめてこのブログに来た方のために過去記事を時々アップさせていただきます。

ひらがなや漢字の学習を支援する記事を整理しました。


筆圧を鍛えて ひらがなを書く準備をする記事
ひらがなを覚えるためのドーナツ屋さんごっこ

書くための準備→☆書くための準備2→☆

いったん癖になった書き順が直らない子→☆
いったん癖になった書き順が直らない子2→

漢字を読むための記事

漢字の読みを教える方法→

漢字の読みを教える方法(音読の準備)→☆

漢字の書きをはじめて教える→

漢字の書きを始めて教える2→☆

難しい漢字を教える→

 
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ひらがなや漢字を覚えるための記事を整理しました。

2007-12-15 20:28:59 | 漢字
ひらがなや漢字の学習を支援する記事を整理しました。


筆圧を鍛えて ひらがなを書く準備をする記事
ひらがなを覚えるためのドーナツ屋さんごっこ

書くための準備→☆書くための準備2→☆

いったん癖になった書き順が直らない子→

漢字を読むための記事

漢字の読みを教える方法→

漢字の読みを教える方法(音読の準備)→☆

漢字の書きをはじめて教える→

漢字の書きを始めて教える2→☆

難しい漢字を教える→

難しい漢字を覚える方法

2007-10-01 21:43:04 | 漢字
漢字が複雑になるにつれて
何度練習しても 覚えられない!!
という子が でてきます。

「よく 見てごらん。」と うながしても
漢字の上を
視線を ふらふら泳がせるだけ…
覚える気配なし…という子
困ってしまいますね

そんな時は 書き順にしたがって
大まかに3つに分け
カラーマジックで 
書き直してあげると 
覚えやすくなります。

カラーマジックの色と
書く順序を 毎回 統一すると
どこに注意を向けて覚えたらいいかわからない…という
問題は解決します。

写真の漢字カードには
せんたくばさみが挟んであります。
こうした小物をプラスするだけで
子どもの記憶力は
格段 アップします。
こうした小道具を使った 漢字の教え方を紹介しますね。

漢字をよく見せて
読み方を教えます。
それから
「この中に 知っている字が 隠れていないかな?」
とたずねます。
「カタカナの り!土曜日の土!」など 答えることでしょう。

次に「どこが 覚えにくいと思う?」とたずねます。
子どもが覚えにくい…といった場所を
他の紙に書き出し よく見せてあげます。

書き順を教えた後で
(よこよこたてたて♪
リの字を書いて
十を書いたら 最後はイーチ♪)

「10秒の間にどこまで覚えられるかな?」
とたずねます。
10秒後 テストしてみて
覚えられたら せんたくばさみの位置を変えます。
覚えていなかったら
再チャレンジ。

覚えたか 覚えていないかが ひと目でわかる小物を用意すると
やる気や集中力が持続しやすくなります。

(同時に その漢字を使った熟語のカードを
作ってはさんでいきます。)

少しずつ そうした作業を 子どもが自分でしながら
覚えられるように 教えていきます。

複雑な漢字を見ると
途方に暮れてしまう子には
自分で取りかかれる手がかりを与えてあげるのが
大切なんですね。
それにしても手のかかる…

先日 ダウン症でありながら 大学に進み作家となった女性の
話を聞きました。

何を覚えるのにも 人の何十倍もかかるので
ご両親は ひたすら忍耐強く
どんなに時間がかかっても
覚えるまで繰り返し教え続けたそうです
私も 生徒に対し あきらめるのだけはやめよう!
と決意を新たにしました。

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発達障害のある子の はじめての漢字(2)

2007-09-01 20:50:29 | 漢字
前回の記事のつづきです。

3~4日 「日」「中」「田」「目」

5日目は 「木」と「大きい」を教えます。
木が書けるようになったら 林も森も書けますね。

では「漢字かきじゅん歌」を…

「十」書いて 滑り台スタート。
左にシュー 右にシュー
「木」のできあがり

「一」書いて
大きな大きな滑り台
上からシュー
ちょっと下からシュー
「大きい」できあがり

この「木」と「大きい」の違い
間違える子が多いです。

虹色教室にも 「大きい」が書けていたのに
「木」が書けるようになったら
「大きい」を忘れ
「大きい」を教えなおしたら
また「木」を忘れる子…

いました。

6日目 これまでの復習と「千」「白」「山」「小さい」「林」「森」

髪の毛サラリ
「十」書いて「千」

髪の毛サラリ
お日様書いて お日様の髪は「白」

7日目 「人」「入る」は間違いやすいので 
初めに書く線の長さに注目させます。

「人」はね 高いところから滑り台のやつ。
「入る」はね 小さな棒にテントをかけてるやつ。

8日目 「車」「町」「虫」「雨」

「一」書いて 数字の1も書いて
てくてくてくてく歩いて
お風呂屋さんで曲がって
はね!
真ん中からザー
左にもピチャピチャ
右にもピチャピチャ
「雨」のできあがり

ここまで これたら
あとは学校に任せていても
「一年生の漢字」は ほぼ 大丈夫ですね。
 
8日で終了にしていますが
8日間で終わらせるという意味では
ありません。一回の分量を目安にして
お子さんのペースで
ゆっくりやってくださいね。
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イラストは「数えきれない太陽」から。テーマは「友情」です。

発達障害のある子の はじめての漢字(1)

2007-09-01 07:16:12 | 漢字
ひらがなを学ぶ時に
ものすごく苦労した子に
さあ 今度は漢字を教えなきゃ…
となると
気が重いですね。

ひらがななら
「あ」から「ん」まで
覚えたらおしまいですが
漢字はそういうわけにはいきません。

次から次から
親にとっても 子どもにとっても
まさしく苦行…。

先々 
練習を 嫌がらないように
漢字学習…いいスタートをきらせてあげたいですね。

写真は
私が 知的障害のある子のために
用意した「漢字のワーク」です。

選んだポイントは
みぞがあること。
1ページで練習する漢字が少ないこと。
好きなキャラクターのイラストがついていること。
です。

「みぞの中をなぞる」のは
えんぴつがうまく扱えない子でも
上手にできる
やってみたくなる作業です。

また 1ページに載っている漢字が少なめなワークを選ぶと
取りかかる前に うんざりせず
少ない練習で 「達成感」が味わえます。

発達障害の子が
勉強嫌いになる原因として
「達成感」を味わう機会が少ないことが
あげられると思います。

さまざまなハンディーのせいで
何をやっても
「自分の限界を超えたていることを
無理やりさせられている」

という体験ばかりが
たまっていって
「自力で できた!気持ちがいい!」
という経験には ほとんど遭遇せず…

それで
勉強好きになれたら
不思議なくらいです。

「達成感」というのは
本当に大切です!!

私は写真の「漢字ワーク」くらい簡単なものでも
いきなりは練習に入らせません。

まず 私の準備する「自作のプリント」で
達成感と自信をしっかり身につけた後で
市販のものに移ります。

「自作プリント」とオーバーなことを言いましたが
ただ 折り紙を裏向けただけです。

子どもに向かって
「今から すごい字を書いて見せるからね。
漢字よ。いち!」
と言って
「一」の字を書いて見せます

子どもが「漢字って 難しくないや。」と感じたら
大成功です。

やりたがったら お手本の下にひとつだけ
漢字を練習させます。
これで プリント1枚終わり!です。

折り紙が もったいない気もしますが
100円分やり終えるころには
ワークに 移行できてるのですよ。

なぜ 折り紙?かというと
色を選ぶ楽しさで
ちょっと 漢字学習の苦痛がやわらぐんです…

一日目には 「一」「二」「三」「八」「十」
を教えます。
くれぐれも いきなり四や五を教えようとして
最初の一歩を くじかないでくださいね。

1日目の漢字がうまく書けるようになったら
2日目は 「口」を教えます。

口を教える時 書き順をうまく教えられないと
中も田も国も…間違った書き順になります。
そうして 永遠に間違った書き方の字が増殖していきます。

ですから 口だけできるようになったら
おわり!の日も必要です。

絵描き歌の要領で
「1書いて 
お家にもどって 
てくてくてくてく歩いていって
お菓子屋さんで曲がって 
下まで降りたらさよならバイバイ!
お口にチャックしたら 口 書けた!!」

「口」の字
歌いながら うまく書けましたか?
これ 私が子どもたちといっしょに作っている
漢字かきじゅん歌のひとつです。
もし わかりにくかった…という方はコメントくださいね。

曲がるところ 元の位置に戻る部分…
しっかりマスターできるように
子どもの手に そっと手をそえて
しっかり教えます。


学習し終えたら
「こんなに たくさんできたよ。」と
折り紙の束を見せます。

「一日目の数字」と
「口」をきちんとマスターできたら
この2日間に習った漢字を 組み合わせたらできる漢字を教えます。
「土」「中」「田」「日」「目」「川」など…。

そろそろ 「できる!」と自信があるものは
市販ワークもさせてあげてもいいですね


そこまで できたら次は…?
発達障害を持っている子にすると
とても難しい 斜めの線がある字を学びます。
このつづきは 次の記事で書きますね。
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漢字の歌シート

2007-08-28 19:06:18 | 漢字
発達障害を持っている幼児さんに
ぜひ作ってあげて欲しいものが
あります。

「漢字のうたシート」です。

コピー用紙を半分に折って
良く知っている童謡のさわりの部分を
漢字まじり書きます。
写真は「1年生になったら~♪」と
「犬のおまわりさん~♪」

そして このシートを指で押さえていきながら
子どもといっしょに
カラオケ大会をします。

市販品でこのような「歌のシート」がありますが
歌詞が全部 書いてあるので
気が散って
なかなか漢字を覚えてくれません。
できれば 愛情100パーセントで
手抜きが ちょうど「子どものできる分」にピッタリ!な
手作りカードが オススメです。
好きな歌だと
子どもは自然と漢字を覚えてしまいます。
例え その時 読めるようにならなくても
学校に入る前に
「漢字まじりの文を目で追うこと」に
慣れておくのは大事です。
1、2枚 気楽に作ってみてくださいね
シートを指で押さえながら歌うたびに 
シートの裏に花丸をあげたりやシールを貼ってあげると
喜びますよ。

子どもが「歌好き」だと
「音読」がメインの国語の授業での
つまずきが 最低限に抑えられるかもしれません。

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発達障害児に教える 基本の基本(4)

2007-08-10 14:48:57 | 漢字
前回は 「大きめの漢字カード」の作り方の話でした。


まず初めに「ドーマン法」という 
乳幼児の右脳開発法について
ちょっと説明させてくださいね。

「ドーマン法」では
大きめの文字カードを
5枚一組にして
パッパッパッ!!と
ほんの一瞬ずつ
カードを見せていきます。
その際 はっきりとした声で
文字を読んであげます。

これを1日3回するだけで
赤ちゃんは全ての文字を覚えてしまうだけでなく
右脳が活性化されていく
のだそうです。

この方法を そのまんま試してみたいという方は
もちろん構わないのですが…
「さあ、このカードを良く見ててよ~。」
と言うだけで
子どもが集中して見てくれるかは…
大いに疑問あり…です。

ものすごく素直で 
親の言うことをよくきいて
やり始めたことを 
飽きずに続けることのできる
お子さんをお持ちの方は…
こうしたマニュアルの通りに
やってみてくださいね。

そうでない場合…
私がオススメするのは
もう少し遊びを取り入れた方法です。


カードを5枚床に置いて
1枚1枚 読み方を言います。
カードの中には
ひらがなだけ カタカナだけ 
など「簡単だ!」と
感じるものも加えておくのがコツです。

漢字の読み方を教える時に
「これは☆の形に似ているね~。」
とか「漢字の中に カタカナのイが隠れているよ。」
など覚えるヒントとなるものを
ひとこと添えてあげます。

漢字を覚えるのが苦手な子というのは
漢字が「ごくかんたんなパーツ」から 
成り立っていることに 気付きにくい子なんです。

「どんな複雑そうな漢字も
カタカナや1年生で習う漢字が
合体!!してるんだよ。」
と教えると
「へ~、あっ、模倣の も は 木とお日様の日と
大きい が合体してる!」
と自分の発見を
うれしそうに話してくれます。

教え終わったら
漢字を親が読んで
子どもが取ります。
「カルタ取り」の要領です。

やさしい ひらがなカードから
読んであげると
だんだん子どもが
乗ってくるはずです。

運動するのが好きな子とは
カードの周りをぐるぐる 
走って回るルールを加えます。
???なルールなんですが
走っている時
子どもはチラリと漢字を見るだけで
覚えちゃったりします。
動いている方が
右脳が活発になって
すばやく暗記ができるんでしょうか?
ちょっと不思議な感じがします。

漢字が得意になるには

まずは 好きになること
それから 自分に自信を持つこと…です。

読んだのを取るだけなんて
簡単過ぎないかなぁ?

などと余計な心配はいりません。
子どもにとって楽にできて
「もっとやってみよう!」という気になる
勉強は 必ず 子どもを成長させます

すっかり読めるようになったら
子どもが「チャレンジしたい」
と言う漢字から
一瞬だけ見せて
漢字を書かせます。
わからない時は
何度 見せても構いませんし
たくさんヒントをあげるのもいいです。

でも
「見せっぱなしで 書かせない」ことが 
「右脳のイメージする力」を鍛える基本です。

「漢字ドリル」見ながら
だらだら写す…
というような勉強は 
あんまりプラスになりません。

右脳の力が伸びるのは
簡単だ!楽しい!できる!
という気持ちの中で
わくわく学習をしている時のようです。

写真は健常の幼稚園児が漢字を学んでいるところです。
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発達障害児に教える 基本の基本(3)

2007-08-09 16:12:41 | 漢字
LDがあって
漢字を覚えるのに
アップアップしている子にとって
「宿題の漢字練習」は大変ですね。

でも 漢字だけでも 
得意になって
漢字テストでいい点を取れるようになると
子どもの
自信いっぱいの笑顔を見ることができますよ。
他の学習への取り組み方も変わってきます。

特にアスペっ子にとって
「推測する」という作業のいらない
漢字の学習は
周囲の手助けさえあれば
何とか「もの」にすることができる
可能性 大です!!から

親子で漢字と遊ぶ習慣作りに
がんばって
チャレンジしてみてくださいね。


では 漢字の覚え方です。

発達障害のある子は
学校で配られる「漢字ドリル」のままだと
文字が小さすぎて
なかなか覚えられません。

それに 「ノートに書きながら覚える」
という方法では
手と目と頭を同時に使うのが苦手な子らは
やってもやっても
覚えません。

そこで ちょっと手間なんですが
大きな紙に書き直してあげます。

「漢字ドリル」にある

  ☆会議に参加する。

という漢字を覚える場合
 
「会議」と 「参加」は 別の紙に書きます。
紙はA4のコピー用紙を半分に折って使うのが
オススメです。

   (マジックで書くと 裏に写るので
    色鉛筆かクレヨンで
    大きな見やすい字で書きます。)

こうした「大きな紙に漢字を書いたカード」は
幼児の右脳開発にも
良く使われます。
「ドーマン法」とか「フラッシュカード」という
言葉を聞いたことがありませんか?

先ほど 説明した
漢字のカードが
そのまんま 
「こうした右脳を活性化するための教材」として
使えます。

この手作り漢字カードを使って
右脳を活性化する遊びをいろいろすると
右脳の能力が高くなるだけでなく
漢字を読んだり 書いたり
長期間 記憶しておいたりするようになります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。次回は このカードを使った遊び方と学び方について書きますね。

イラストは「数えきれない太陽」から。「闇の母」
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