なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、花祭り、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

小笠原・父島旅行 「おがさわら丸」乗船

2019-04-09 23:59:22 | 旅行

 離島の旅が好きな人にとって、行きにくい島は訪問を憧れるであろう。そんな島として、これまで鹿児島県トカラ列島(口之島、平島を除く)、東京都青ヶ島を訪ねたが、東京都小笠原諸島はまだである。小笠原には空港が無いので、毎日運航ではないフェリーで東京・竹芝桟橋から父島まで24時間かかる。母島ヘは父島から2時間かかる。今年、思いきって行くことにした。
 思いたったのが先月中旬で、GWの合間の出勤日(自分の勤務先は土日+1日だけ)に休みを申請したら、承認貰えた。「これで行けるぞ」と「おがさわら丸」の予約をしようとしたら満席で、さらにキャンセル待ちも空きが出るのは厳しいとのことであった。GWの一斉発売日の後であった。「行きにくいところだからまだ予約できるだろう」という考えが甘かった。営業所前で泊まり込みでチケットを求める人もいたそうである。世界自然遺産に認定されてから凄い人気らしいし、今年のGWは10連休だからね。とりあえずキャンセル待ちを申し込んだ。でも、絶対無理だろうし、もし取れたとしても今度は宿の確保が大変なので、GWに行くことはすぐ諦めた。別の日に行くことにした。ただ、父島、母島両方行くには行けるけど窮屈なので、まずは父島を訪ねることにした。4月まではザトウクジラが見られるというし、暖かくなってくると観光客が増えそうだから、4月のうちに行くことにした。この前、九州に行ってきたばかりなのにね(苦笑) 「おがさわら丸」はこの時期6日おきの出航なので、出航の曜日がずれてくる。帰りが日曜日でキリが良い、今日出航からにした。先に船と宿の予約をしてから、休みの日の変更を申し出た。「船が取れなかったんですよ」と上司に言ったら、笑われたけど(汗) そして、行くのを楽しみにした。
 東京に新幹線で朝行くとなると,、一番列車のひかり号に乗ることと決め付けてしまっていて指定席を予約したけど、午前11時竹芝桟橋出航なのだから後の列車でも良かったなあ。むしろ、早く東京に着くと在来線の酷い通勤ラッシュに出くわしてしまう。品川駅で山手線より京浜東北線のホームの方が車内に余裕が出てくるまで待ちやすかった。なかなかぎゅうぎゅう詰めが解消されず、8時50分になってようやく大きな荷物を持っていても乗車できるスペースができた。浜松町駅で下車し、竹芝桟橋へ。以前八丈島へ向かうフェリーに乗った時に竹芝桟橋を利用したけど、こんなに遠かったかなあ?今回は釣りをするので竿、クーラーボックス他の荷物があるし、歳をとったからかも。


 手荷物持ち込みは1人2点までで、それ以上は有料預かりだという。荷物はリュック、竿ケース、クーラーボックスの3点なので、手荷物預かり所でどれか預けなければいけないか確認したところ、預けなくていいとのこと。乗船率高い時は預ける様言われるかもしれないし、他の客に迷惑かけるから預けた方がいいだろう。行きは雑魚寝の二等和室を予約した。早く乗船手続すると隣との間隔が狭く席をあてがわれるという情報だったので、締め切り30分前に手続きした。乗船券引換書を往路復路両面印刷していったのだが、それぞれ片面印刷する様言われた。「引換」という言葉の意味をちゃんと理解していなかった(汗) 復路分の乗船券引換書のコピーを往路乗船券と一緒に貰った。席等級が上から乗船できるのだが、手続きした時点で全ての客が乗船できた。小笠原の自然、生態系に影響を与えない様、靴底消毒マットを踏んでから乗船した。


 自分の席にまず荷物を置きに行ったら、結局両隣1席空けての席だった。釣りの荷物は荷物置場に。コンセントはスペース隅に1つしかなく、用意周到な人が延長コードを繋げていた。僕の席はコンセントから離れていた。


 お酒とおつまみとコンデジを持って船の一番上へ。何人もいて、お酒を飲んでる人もいた。


 高層ビルが立ち並ぶ辺りがのんびりした島々への玄関口になっていることが凄い。


 定刻通りに出航し、早速飲んだ。


 すぐにレインボーブリッジ下を通過。


 羽田空港。


 三浦半島、房総半島を抜け、段々と洋上へ。


 ここで船内の紹介。「ショップ ドルフィン」ではお酒、菓子つまみや冷凍食品まで売っている。電子レンジがある。他にも本や小笠原の土産物などが売られている。


 自販機コーナー。ここにも電子レンジがあって、レンジで調理する食べ物が自販機にあった。


 無料の貴重品預かりボックス。指紋認証式である。スマホの指紋認証が反応悪いこと多いから、開かなくなるのが怖くて使わなかった。


 有料で冷蔵の預かりボックスがある。結構使われていたなあ。


 小さなお子さんは長時間の乗船が苦痛だろうし、子どもが遊べる部屋がある。


 なんと、ペットも一旦別れることなく一緒に乗れる。ペット連れOKの宿があるのかなあ?


 一等席の区画の廊下。一等以上はその席を予約した人でないと各区画の廊下も入ってはいけない。


 レストラン「Chichi-jima」へ。メニューが充実している。


 別に食事をする訳ではなく、また飲んだ(笑)


 さらに展望ラウンジでも。洒落たカクテルも売っている。



 伊豆大島沖を通過。


 右が三宅島で、左が御蔵島。この辺りは揺れた。竹芝桟橋の各船運航予定案内板で、御蔵島は条件付になってからなあ。


 やがて携帯の電波が入らなくなった。ゲーム機を持っていったので、ゲームをしたりして時間を潰した。寝転ぶと、身体が引っ張られる感じがした。船の時速が40キロ以上だから、高速船に近い。八丈島が近付いてくると、再び携帯の電波が入る様になった。八丈島が見える頃には結構暗くなっていた。まだ誰も使っていないシャワーを浴びた。


 夕食はレストランでステーキをワインと共に。


 残ったワインを持って船の一番上へ。星が綺麗だった。でも、風が強くて長居しなかった。
 自分の席に戻り、就寝した。














 

 

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