私の知り合いのおじいさん、と言っても年は74歳。
この方とは5年前に知り合った。
私どものパソコン教室に来られてからのお付き合い。
日本における点字ブロックの権威でもある。
このおじいさんにパソコンを指導したところ、理解力が早く、自分の会社のホームページを作りたいと言われた。
私は、点字ブロックの権威として、世の中の点字ブロックに関する百科事典的なページを作りましょう、と投げかけた。
ペンネームも古今亭東西という名前にした。
エッセー風に自分の経験を書くようになっていった。
「佐藤さん、僕も作家になったような気がするね」、
と眉をひそめて笑っていた。
毎月、1~2度、私どもの教室にやって来て、お茶を飲みながら昔話に花が咲いた。
また、このおじいさんは積極的なおじいさん、
デジカメの話をしたり、点字ブロックの話をしたり。
昨年の夏のこと、
「どうしたんですか?しばらく、来られなかったですね」、
と言うと、
「息子の会社が600万円の不渡りを受けてしまって、その金策でまいりましたよ」、と。
「建設会社は手形での支払いでないと、受注できないんで仕方ないんです」、
と相当なショックを受けていた。
ところが、昨日のこと、その古今亭東西さんがやってきた。
「こんな格好で、失礼します。私は無一文になりました。ネクタイもあてる気分ではないんです」
事情を聞くと、先月の木村建設の倒産の瞬間、木村建設発行の手形が紙くずになってしまった、と言う。
そのため、1000万円の穴が開く。
その手形で支払った相手先に迷惑はかけられないのと、息子の会社をつぶすわけにはいかないのとで自分の土地、屋敷を抵当に銀行から融資を受け、ようやく危機を切り抜けたということだった。
私は姉歯の耐震強度偽装から始まった一連の事件を他人事のように見ていた。
しかし、すぐ身近に犠牲者がいたことに愕然とした。
会社が倒産するということは、それに関連した会社も同様相当な影響があることをまざまざと見てしまった。
建築業界はバブルがはじけて、散々な目に遭い、ようやく、その困難を切り抜けた途端、こんな問題に遭遇するとは!!
この方とは5年前に知り合った。
私どものパソコン教室に来られてからのお付き合い。
日本における点字ブロックの権威でもある。
このおじいさんにパソコンを指導したところ、理解力が早く、自分の会社のホームページを作りたいと言われた。
私は、点字ブロックの権威として、世の中の点字ブロックに関する百科事典的なページを作りましょう、と投げかけた。
ペンネームも古今亭東西という名前にした。
エッセー風に自分の経験を書くようになっていった。
「佐藤さん、僕も作家になったような気がするね」、
と眉をひそめて笑っていた。
毎月、1~2度、私どもの教室にやって来て、お茶を飲みながら昔話に花が咲いた。
また、このおじいさんは積極的なおじいさん、
デジカメの話をしたり、点字ブロックの話をしたり。
昨年の夏のこと、
「どうしたんですか?しばらく、来られなかったですね」、
と言うと、
「息子の会社が600万円の不渡りを受けてしまって、その金策でまいりましたよ」、と。
「建設会社は手形での支払いでないと、受注できないんで仕方ないんです」、
と相当なショックを受けていた。
ところが、昨日のこと、その古今亭東西さんがやってきた。
「こんな格好で、失礼します。私は無一文になりました。ネクタイもあてる気分ではないんです」
事情を聞くと、先月の木村建設の倒産の瞬間、木村建設発行の手形が紙くずになってしまった、と言う。
そのため、1000万円の穴が開く。
その手形で支払った相手先に迷惑はかけられないのと、息子の会社をつぶすわけにはいかないのとで自分の土地、屋敷を抵当に銀行から融資を受け、ようやく危機を切り抜けたということだった。
私は姉歯の耐震強度偽装から始まった一連の事件を他人事のように見ていた。
しかし、すぐ身近に犠牲者がいたことに愕然とした。
会社が倒産するということは、それに関連した会社も同様相当な影響があることをまざまざと見てしまった。
建築業界はバブルがはじけて、散々な目に遭い、ようやく、その困難を切り抜けた途端、こんな問題に遭遇するとは!!
素敵なブログですね♪私は1歳児の母で、酒の肴が多いですが、料理や、子育て、とぼけた夫との会話など、好きに書かせていただいております。これからも是非よろしくお願いいたします。
一市民として、勝手なことを書いて不評を買うこともあります。
でも、負けずに今日も書きます。
応援お願いします。
偽装発覚で関連の
プロジェクトがペンデング
仕事を無くし退職しました。
他にも沢山の犠牲者
いると思います。
悲しいですね。
いまだに無職生活です。
50歳近くだと就職も
まま成りません。