長崎県佐世保市の高1女子生徒(15)殺害事件はニュースを聞くたびにむねがしめつけられる。
殺した女性とは反省などしていないという。
当然、殺された女生徒の声はもう聞けない。
娘を殺された両親の気持ちは一体どんなものだろう。生きるエネルギーを失ったのではなかろうか?
殺した娘の親は、死んでしまいたいほどだと思う。
なぜ、殺さなければならなかったのかと、我々は思う。しかし、残念ながら明確な原因などわかるはずもない。
すなわち、殺した女性とは、病人だからである。
もう、いい加減にしろと言いたい。
病人である
ことを事前に説明していたというではないか。
「小動物の解剖をしている。このまま行けば人を殺しかねない」
少女を診察した精神科医が長崎県の
しかし、この警告を放置した長崎県の組織は無視した。
他人を傷つける恐れがある緊急時は、指定医の診察結果に基づき、知事が緊急措置入院を決定できることになっている。
この時点で入院治療を始めていれば、悲劇は避けられた。
また、両親はなぜこんな少女の一人暮らしを続けさせたのかと個人の責任は問われるべきかと思うが、この種の犯罪を社会でくいとめる必要があると思うので、あえて、ここでは両親の問題を議論しない。
経緯を簡単に書くと、
県関係者によると、女子生徒を診察した精神科医が6月10日、相談窓口がある佐世保こども・女性・障害者支援センターに電話で連絡。
精神状態の不安定さを懸念し「小学生の時に薬物混入事件を起こし、中学生になって父を殴打した。小動物の解剖をしている。このまま行けば人を殺しかねない」と相談。
対策を求めたが、女子生徒の氏名は明かさなかった。
「女子生徒の氏名は明かさなかった」という言葉で、佐世保こども・女性・障害者支援センターの責任を回避しているが、ここが問題なのだ。
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