国営諫早湾干拓事業について佐賀地裁は27日、潮受け堤防の排水門を5年間開門することを国に命じ、
「環境への影響を十分に調査すべきだ」と指摘した。
「ギロチン」と呼ばれた潮受け堤防の閉め切りから11年余。
かつて豊富な資源を誇った海で生計をたてる漁業者たちや、環境問題に関心を寄せる人たちは
「これで有明海が生き返れば」と“宝の海”の再生に光を見いだした。
午前10時2分、3階の1号法廷で神山隆一裁判長が判決理由などを述べた。
開門しない国の姿勢を
「もはや立証妨害としか言えない」
と断じた時には、
「おー」という声が上がり、涙ぐむ女性も。
「速やかに中・長期の開門を行い、施策に生かしてほしい」
と締めくくると、漁業者らは大きくうなずいた。
*****私の意見*****
あれだけ反対した、あの「ギロチン」と呼ばれた潮受け堤防を一部の自民党議員と、官僚どもはこの判決をどう受け止めるであろうか?
ごり押しした連中は何を根拠に推し進めたのであろうか?
一昨年、自殺したあの松岡農相もその一人。
自然を壊し、一部の人の利害を考えて、ごり押ししたのだ。
こういった連中の責任を問うべきだ。
当時の推進者は、出てきて堂々と今の自分の思いを主張すべきだ。
海が汚れるとあれほど言ったのに、そんな言葉に耳を貸さずに推し進めた自民党こそ謝罪をすべきだ。
そんな地球環境を壊しておきながら、環境サミットなどと言う自民党、ことさら、福田首相の面を見ているだけで不快を感じる。
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