かんぽ保険金不払い問題

民間生命保険会社の保険金不払い問題が、国内最大の５３００万契約件数を誇るかんぽ生命でも起きていることが明らかになった。

かんぽ生命の説明によると、０５年２月以後に発覚した民間生保などのケースと酷似している。
加入者が死亡保険金などを請求した際、
診断書などの内容を確認すれば、疾病入院特約など、他の保険金を支払えた可能性があった。
だが、同社はこれを見落とし、保険金を支払っていなかった。

同社関係者は,
「請求がない限り、保険金を支払わなくてもいいという『請求主義』に浸り、十分な精査ができていなかった」
と打ち明ける。

また、保険料滞納で契約が失効した場合に払い戻す
「失効返戻金」など、請求内容を精査しなくとも支払う必要がありながら、
支払っていないケースも、最大６０万件に達するという。
失効返戻金については、昨年７～９月に９１１件をサンプル調査したところ、５２％が住所不明などで連絡が取れなくなっていた。

どうも、保険会社は、詐欺集団に陥っている。
人の不幸や不安に付け込んで、保険契約を結び、保険料を回収し、いざ病気・事故・死亡などが起きた際、請求しなければ保険金は下りない。

これは変ではないか？
保険料を回収している保険のおばちゃんがいるではないか！
このおばちゃんたちには、回収するだけではなく、事情を聞いてお客になり替わり保険金請求をするように教育すべし。

保険のおばちゃんこそが、保険の良心であるべきだ。