連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)の17日の死刑執行で、鳩山邦夫法相が執行を命じた死刑確定者の人数は計13人に達した。
昨年12月以降、2カ月間隔での執行は「かなりのハイペース」(法務省幹部)。
判決確定から執行までの期間も大幅に短縮された。
世論の高まりなどを受けた厳罰化傾向で死刑判決が相次ぎ、比例して死刑確定者が増えていることが背景にありそうだ。
これまで判決確定から死刑執行までの期間は長期化傾向で、法務省によると、2006年までの10年間は平均7年11カ月だった。しかし、宮崎死刑囚はこの期間が2年4カ月、前回4月に執行された3人も4年以内と、鳩山法相就任後は大幅に短縮された.
*****私の意見*****
上記は日経新聞の論説の一部である。
そこには、「世論の高まりなどを受けた厳罰化傾向で・・・」と書いてある。
これ本当か?
世論が早く死刑執行しろと言っているのか?
確かに、殺された人の家族は裁判で極刑を求めているが、死刑執行を早くしろなどと言っているケースなどほとんど聞いたこともない。
もう二度と、刑務所から出してはいけないといっている程度ではないか?
鳩山法相は、何を思っているか、ベルとコンベアー式に死刑執行に判を押している。
しかし、世の中の死刑反対論がある中で、ベルトコンベアー方式はいかがなものか?
宮崎の死刑で多くの人は、「ああ、そんな事件もあったなぁ!」と当時を振り返るだけで、終わってしまう。
この犯罪をもっと、将来の研究や犯罪人の心境の変化等で、今の社会をよくするために、活用できないものだろうかと、いつも思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます