企業買収

昨日、パナソニックが三洋電機を買収した。
背景には色々な理由があるだろう。
三洋電機はここ数年業績が悪く低迷続き。
しかし、事業単位では競争力のあるものもある。
パナソニックはその有望事業を買うのである。

その結果、採算の悪い事業は、縮小か撤退する。
三洋もそれができていれば、身売りすることも無かった。

どうも、企業経営の難しさは事業撤退にあるような気がする。

行け行けドンドンの時はいいが、調子の悪くなったときに、以下にすばやく結論を出すかがもっとも大切なのであろう。

この不景気な時代に、今回のような大型買収は盛んになるという。

しかし、問題は中小企業。
誰からも見向きもされずに、一人店を閉めていく。
実は、これこそ、日本の破滅につながる。
大企業を支えている中小企業が無くなれば、大企業とて生きてはいけない。

そんなことなどみんな知っている。
しかし、わが身の生きることのみ汲々と考えるだけ。
そんな連中には、日本を変えることなどできない。

今ここに、坂本竜馬が生きていたとしたら、はたして、どんなアドバイスをするだろうか？

私は、予測する。
「まっこと、中小企業なくしては、日本はのうなる。今こそ、彼らを助けよう。
中小企業の社長に一人一人会ってみよう。その上で、支援するかどうかを決めよう。やる気と、アイデアこそが、我々を救う道。やってみゆうじゃあないか！」