ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

「プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)」&「宇宙兄弟」43巻

2023-09-23 19:31:25 | 

今日、待ちに待った「宇宙兄弟」43巻が届きました!

でも、まだビニール包装のままです。

というのも、昨日からSF小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)』(Kindle版)を読み始めたら、

面白くて止まらなくなり、先ほど下巻に突入したところです。

『三体』も面白かったけど、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の方がわかりやすくて、サクサク読めるし、時々クスリと笑えるシーンもあったりして、私はどちらかというと、こっちの方が好きだなあ。

ビジョンの壮大さや奇想天外なストーリー展開は圧倒的に『三体』だけど、楽しく読めるという点ではこっちをお勧めしたい。

専門用語も出てくるけど、わかりやすく解説してあるし、飛ばし読みしても大丈夫。

著者のアンディ・ウィアーは、映画「オデッセイ」の原作『火星の人』の作者でもあります(『火星の人』はまだ読んでない)。

『三体』が異星人に対する警戒感や猜疑心を中心に据えているのに対して、『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の方は異星人との友情や信頼、協力といった視点で描かれているのが一番大きな違いかな。

YouTube「ゆる言語ラジオ」のお二人がこのSFにハマっているようなので、なんでかしら、と思ったら、

なるほどねえ。

映画「メッセージ」にちょっと似てるかな。

これ以上書くとネタバレになるし、まだ下巻を読んでないのでこれ以上は何も言えないのですが。

早く下巻を読了して、次に行きたい!

『宇宙兄弟』43巻!!

待っててね~

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タバコの受動喫煙問題で隣家の人と話し合った。

2023-09-21 20:34:39 | 受動喫煙

今日、ひょんなことから隣家の喫煙者と話し合う機会がありました。

といっても、街中で突然声を掛けられて、その場で話し合うことになったので、深く話したわけではないのですが、

「お手紙読みました。ご迷惑をおかけしてるようですみません」

(風邪ひいて寝てるときに副流煙が酷かったので手紙を入れておいた)

という謝罪の言葉から入ってこられたので、こちらとしても、強く出ることはせず、

「ええ、困ってます」

とまず言ってから、できるだけ穏やかに、気管支喘息があること、PM2,5 の測定器でも高い値が出ていること、そもそも私自身はタバコを吸っていないのに、実害のある受動喫煙をさせられ、下手をすると命にかかわること、などを訴えました。

すると、向こうは「すみません」と言いながらも、自分も仕事でストレスを抱えており、医者にかかっている、他にストレスを発散する場もないので、タバコは止められない、でも、空気清浄機のある部屋でだけ吸っているし、本数も減らしているし、電子タバコに替えた等々・・

と弁解し、更に、

タバコを吸っているのはうちだけじゃないし、他からの副流煙かもしれないじゃないですか、

と従来の主張を繰り返していました。

結局のところ、従前通り、立場を主張しあっただけなのですが、

一歩前進かな、という気もしました。

まずは向こうから声をかけてきたこと、そして、

「タバコを止める気はない、そもそも自宅でタバコを吸ってどこが悪い」

という以前のような開き直りの様子はなく(街中だったこともあり)、

隣人同士なので喧嘩はしたくない、という空気も感じられ、

(しかしタバコを止める気はないと宣言もされたわけだけど)

まあ、仕方ないかなあ・・

という気もしないでもない。

(そりゃあ嫌ですよ。だって家の中タバコ臭いんだもの)

さらに酷くなるようなら、また苦情を言いに行こうと思ってます。

一件落着には程遠いけれど、話し合いが不可能ではないとわかり、向こうもできれば喧嘩したくないと思っていることがわかり・・という感じかな。

さあ、これからどうしよう・・

思案のしどころです。

何かいいアイデアがあったら教えてください。

 

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台中の宮原眼科って知ってますか?

2023-09-19 10:18:34 | 旅行

息子の台湾旅行のお土産がちょっと不思議なものでした。

小さな五角形の缶で、中にティーバッグが数袋入ってます。後ろにある視力検査みたいな紙は缶が入っていた紙袋。

よくよく見てみたら、缶の蓋には、

「宮原眼科」と書いてあります。

え、目薬?

と思ったら、台中にある有名なカフェの名前だそうです。

1927年、日本が台湾統治をしていた時代に実際に眼科医院として建設された建物、

このレトロな建物を、パイナップルケーキで有名な会社が買い取ってカフェに改装したらしい。

で、名前はそのまま「宮原眼科」・・まぎらわしい。

そういえば、台北の青田街に「青田七六」というカフェがあって、訪ねたことがあります。

ここも日本統治時代に建てられた純日本家屋で、とても懐かしい昔の日本が残っていました。

で、そこから、以前日本語教室で出会った台湾人のリンさんのことを思い出しました。

リンさんはお父さんが台湾人、お母さんが日本人です。

お母さんは、東京で台湾人の男性と結婚し、台湾の家族に結婚報告に行った直後、台湾と日本の国交が断絶して日本に帰れなくなり、そのまま30年もの間、台湾で暮らすことを余儀なくされた方です。

そのお母さんから当時の台湾についてお話を伺いました。

日本が台湾から撤退した後、中国本土からやってきた蒋介石率いる国民党が台湾で行った蛮行の数々。著名人の逮捕や虐殺等々・・

そんな歴史があったなんて、私は何も知らずにのほほんと生きてきたんだなあと思いました。

更にそれは、中国本土から国民党を追い出した毛沢東政権と文化大革命の嵐を思い起こさせ、

そして、最近読んだSF小説『三体』へと、まるで連想ゲームみたいに次々といろんなことを連想させてくれました。

台北で出会ったお年寄りたちは、流暢な日本語で話しかけてくれました。

台湾、そして、中国・・

隣の国なのに、私たちは知らないことが多すぎるようです。

台湾、もう一度行きたいなあ・・

 

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火の鳥・エデンの宙

2023-09-17 10:30:57 | 映画

ディズニー+で、手塚治虫の火の鳥のアニメを配信しているというので、観てみました。

「火の鳥・エデンの宙」

手塚治虫の「火の鳥」は若い頃、全部読んだ記憶があります。

面白いのだけど、難解で、当時はまだよくわからない部分もありました。

壮大な物語でいくつもの章に別れています。

黎明編、未来編、復活編、乱世編、望郷編・・等々

中でもこの望郷編は宇宙をテーマにした物語です。

原作は、1976年~78年にかけて「マンガ少年」に連載された漫画です。

「マンガ少年」も懐かしいなあ。

たしか、ますむらひろし、の連載もあったと思う。

ますむらひろしの猫漫画が好きでねえ、ヒデヨシとか・・

「火の鳥」もその頃の作品です。

ちょっとだけ見てみようと思って見始めたのだけど、結局、

全4話、通して見てしまいました。

もう半世紀も前の作品なのに、驚くべきことに、ちっとも古さを感じさせない。

とにかく、面白い!

宇宙をテーマにしたSFとしてもすごくよく出来ています。

手塚治虫って、やっぱり天才だったのね、と思わずにはいられません。

当時私がハマった「ブラックジャック」にしろ「三つ目が通る」にしろ、

とにかくエンターテイメント性が豊かで、奇想天外なストーリー展開で、

わかりやすいけれど、実は奥が深く難解、という複雑性を持っています。

宮崎駿は手塚治虫に憧れてアニメーターになったものの、結局手塚治虫を超えられなかった、

そんな気がします。

宮崎駿だって天才的だけど、手塚治虫は更にその上を行っています。

今回、それを実感した次第です。

11月には劇場版アニメとして、

「火の鳥・エデンの花」

が公開されるそうです。

内容はほぼ同じだけど、エンディングが違うのだとか。

これも見なくちゃ!

「火の鳥・エデンの宙」

アニメ好きの方にお勧めです!

 

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残暑は続くよどこまでも・・

2023-09-14 20:05:42 | 日記

9月半ばになったというのに、この暑さ!

もうぐったりですよね。

早く秋になればいいのに、と思うけど、シニアは気をつけないといけません。

涼しくなったとたん、ガクッと来ることが多いので。

今年の夏は、友人たちがバタバタとコロナに感染し、中には亡くなった方もいるとか(伝聞ですが)。

コロナが5類に移行したからといって、怖い病気じゃなくなったわけでは決してありません。

不思議なことに、一度もワクチン接種していない友人たち(数人)がピンピンしています。

ワクチン、効果ないのか?

私は4回も打ってしまったが。

というわけで、私自身の体調はようやく戻りつつありますが、

カーブス(ジム)に行った日は、疲れて10時間も寝てしまう。

ところで、生物は睡眠状態こそがデフォルトである、という説があるようです。

「生物が脳の獲得から睡眠を進化させたのではなく、むしろ覚醒を進化させた可能性」があるというのです。

「寝ている状態こそ生物の本来の姿、それは常識的な認識を逆転させる非常に興味深い提案です・・」

(「ナゾロジー」より)

それが事実なら、私はついに生物の本来の姿に戻りつつあるのかもしれない。

進化ではなく、退化の方に・・

ともかく、

朝散歩もしていないので、公園の池にもしばらく行ってない。

カイツブリやカワセミたち、どうしているんだろう・・

いずれにしろ、この残暑が収まるまでは、無理をしないようにしようと思っています。

退化の果てに自然淘汰・・

という言葉も脳裏をかすめますが、

できればもう少しだけ生きていたい。

そんな長居はしないから(わからんけど)、

もうちょっとだけ・・

と思う今日この頃です。

 

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